太正三十年(1941年)
帝都・東京は、平和な日々を取り戻していた ―――
『帝国華撃団・花組』は隊長神山誠十郎が欧州へ赴任し、
天宮さくらが隊長代理に就任していた。
日々奮闘している花組の元に神山が一時帰国するが、その傍には見知らぬ少女がいた。
少女の名はクラーラ。
大きな事故に遭い壊滅した莫斯科(モスクワ)華撃団の唯一の生存者だという。
神山から託され、花組へと転属になったクラーラを迎え入れるさくら達。
そんな中、『莫斯科華撃団』を名乗る一団が突如帝都に現れる―――
莫斯科から来たクラーラとは何者なのか?
そして、壊滅したはずの莫斯科華撃団の来日の目的とは?
帝国華撃団・花組の新たな戦いの幕が開く!
<評価:A>
視聴2023.6.15
初めてサクラ大戦を観たので現時点で旧作との比較は出来ないが、激しいアクションはCG、感情の揺れ動くシーンやここぞというシーンで手描きで魅せるという使い分けが素晴らしい。CGキャラの表情も豊かで違和感がない
キャストの声の演技も素晴らしく続編が待たれる。
悪いところはぱっと思いつかないけど飛びぬけてよいところも浮かばない。
スチームパンクとファンタジー要素は個人的に好きなのですけどあまりそういう要素の印象は残らなかったな……。
田中公平さんの楽曲が好きなので、OPの激帝国華撃団のアレンジだったりとか、エンディングテーマだとか、最終回の歌とか好き。
EDは買っちゃった。
あとキャラデザは久保帯人キャラは好物なのでツボでもあった。
ただゲームをやってないからわかんないんだけど、ゲームをやってたらより楽しめるのかもしれない。
自分は初代しかやってなかったのでちょっとポカーンとするところも。
もうちょっとキャラごとの掘り下げがほしかったので12話だと厳しかったかなぁ。
3Dがあんまり得意じゃないからそういう意味ではマイナス評価気味になっている気がする。
サクラ大戦を一切知らないが王道というか、まあ、そうなるよねという感じで難しくはない。ロボット系は話が重くなりがちなイメージがあるが、そんなことはない。
ただ世界観かキャラクターかもしくは声優さんかに思い入れがないと奇をてらうこともなく、ただの作業と化して割としんどい。面白くないわけではない。
個人的にはOPのハモリとかパート分けとかが一番興味を持ったし、今までを知らなくてもいつの間にか口ずさみたくなる良い曲だと思う。
キャラ原案久保帯人感。
サクラ大戦ってこういう話だったのかー。
もっとばりばり歌えば良いのに。
真新しさはなかったかなー。
【★★☆☆☆】
新サクラ大戦全体に言えることだが、旧作で世界観のベースにあった東京という土地の史実伝説混ぜこぜの霊的な背景(平将門の首塚とか)がすっぽり抜け落ちていて、単なるパワー合戦になってしまっているし、物語のリアリティを損なっている。それに比べたらセルルック3DCGがしょぼいとか小さな問題だと思う。観てれば慣れるし。
サクラ大戦のアニメを全話見たのは今作が初めてですが、人気のあるシリーズにしては盛り上がりに欠ける気がします。
ベタな展開ばかりで終始「まぁこうなるよね」という印象ばかりでした。
唯一、最終話での主人公機と新機体との合体はベタでも入れて良かったと思える展開でした。
結局黒マントは必要だったのか…? 原作前作も未プレイで前提知識なしに見たのでちょいちょい襲ってくるコウマが何なのかよくわってないが、おおよそ敵の正体と経緯は理解した。師匠かっこいいのとクラーラちゃん頑張ったと思います。
ベタベタでした
今回のTVシリーズに対する批評ではないが
一連の作品群について分析する資料たりえる情報と思われるので
言及しておこうと思う。
創設期の帝国華撃団が、大部分(神崎すみれを除き)
登場しない理由を知っている視聴者は、
どれほどいるだろうか。
ウィキペディアや(公式が制御しきれない)ファンサイト等を
巡回するなりして、経緯を調べておくことを勧める。
原作者からして、この作品に熱意を失っていることが
わかるはずだ。素材を引き継いだ現在の企画チームは、
その設定を一般人には知られたくないのだと思われる。
(常識的であるはずの)ネタバレ防止について
わざわざ公式サイトにガイドラインを掲載しているほどである。
一般人に知れると都合の悪いことがあるのだ。