ケティルの農場主は奴隷に機会を与え、堅実に経営している。が、ヒエラルキーはあるし奉公人達も善人とは限らない。ドラ息子はありがちな世間知らずだが、農場内の自分を取り巻く状況は分かっている様子。
トルフィンもアイスランドで略奪に遭い、父を殺され、復讐のために戦いに身を投じた。ただ、仇のアシェラッドが死んでしまった今、奴隷として雌伏して爪を研いでいるのだろうか。きっとまた、運命の歯車は動き出すはず。
現実を見ずに夢を見る若様と、現実を見て諦観するエイナルの対比がとても印象的で圧倒された。
戦争は悪という彼のフレーズ、シンプルで当たり前のことだけど、今のご時世にとても刺さるなぁ...
息止めて見てたわ……
戦いがなくても抜群に面白い。改めて本作の人間の描き方や心を打つ心象風景の切り取り方の素晴らしさを実感。
まっすぐなエイナル、付き物が落ちたように穏やかなトルフィン、人格者の領主、そしてまだ等身大の自分を受け入れられず苛立ちや焦燥感を抱えるオルマル。みんないい味だしてて興味惹かれる。オルマルは甘ちゃんではあるけれど手近な快楽…酒や女に溺れていないようなのでそれなりに気骨はあるのかな。
そして一面に広がる黄金の小麦畑に日没の黄昏時が満ちて重なる風景の描写には思わず見惚れてしまいました。
トルフィンすっかり抜け殻になっちゃって。
小麦畑が一面に広がる平和な景色も1期のあの地獄と繋がってる世界線かと思うと無常だな。
分かりやすいヘイト役が複数登場
目的を失い精気のないトルフィン
エイナルはレイフの探している奴隷が目の前のトルフィンだとは気付かないか
ケティルは、なぜ、奴隷に理解があるんでしょうか。何か過去にあるのかな。エイナルには、自由の為、頑張って欲しいです。
要約
ケティル奴隷主人としては、かなり良い人
エイナル、洗礼を受ける
エイナル、奉公人たちからの扱いに不満
エイナル、アルネイズに一目惚れ
ケティルの次男オルマル、全然だめだめ
エイナル、トルフィンにかつての戦争の話を教える
開拓はたいへん!
主人はいい人でも奉公人は色んなのがいるな。トルフィンに生きる目的が出来るといいんだが
ケティルのような人に買われたのは希望が持てるという意味では不幸中の幸いか。現場はそんな生易しいものではないけども。トルフィンとエイナル、トルフィン側がもっとツンケンしたままかと思ったがすっかり違ってしまってるな。その胸中は…。
バカ息子にクソ奉公人