これまでの設定を活かしながら物語が収束していくのにとにかく興奮した。広島生まれの爾朗には対になる存在が長崎辺りで生まれていると思ったが、ラスボスである里見の元ネタはまた別のようだ。
平和になった後、宇宙から来る侵略者とは何をモチーフにしてるんだろうか。スターウォーズブーム?ガンダムブーム?僕はスペースインベーダーブームから始まるテレビゲームという新メディアだと思ってる。
美夏ちゃんのコスプレ趣味という設定がようやく活かされた!
今回は普通の女子高生の由希奈が訓練によって肉体的にも精神的にも成長したことを描き、剣之助との信頼も築いたことを確認する回。今後、激しい戦闘に巻き込まれていくんだろうな
敵は宇宙人と思ってたら剣之助の顔見知り? そうすると地球人を洗脳でもして味方に取り込んでいる?
そう仮定すると…、今のところ何の見せ場もないのに3番目のメインキャストになっているソフィーはつまり…。
アコみたいに愛が重くて日常生活がまともに送れない感じのキャラは面倒くさそうで好感を得にくいと思うんだけど、日高里菜の演技でカワイさがちゃんと出て面倒見てあげたくなったなあ。
今回の敵、物語的にはラスボスになるんだけど、以前のハッキング野郎と違うんだよね。あくまでゲームの楽しみ方が違うだけで両者の間に善悪は存在しない。ゲームの勝ち負けを競うだけのゲーマーとしての勝負というのが熱い。
まず、作品全体の感想を。ただし角川のアニメは全10話構成なので本作も10話までが評価対象。大傑作。マチのかわいさ、ナツの人らしさ、村の人の面白さ。毎回楽しかった。2期を切望する。
続いて今話の感想。どうせバットエンドにするなら山神様の祟りを前面に出せば不条理な展開も納得できたのに。
ガッカリしたのはよしおの村おこしにかける熱意をマチが聞くシーン。よしおが強引に村おこしするのは、仕事だからでも自分の故郷を守るためでもない。巫女の宿命で村を離れられないマチのために活気のある村にしたい。こんなことを言ってくれればよしおはKYだけどマチへの深い愛情を感じられるし、マチが勇気を出すきっかけにもなったと思う。
2期へつなぎたいという欲が出たのか、キャラの性格改変も成長も切り捨てたラスト回はクマに噛まれたと思って忘れる。
思えばマスターウルティマの超人に対する姿勢は1期の頃から一貫してる。超人に自由意志を認めず、人類に利用されるか生存を認めないかの二択。宇宙怪獣のベトナム派兵やサナエさん一家、潜水艦の動力源にベトナム帰りのサイボーグ兵士。
今話の妖怪等の非人間型超人のエネルギー利用などはかつての大戦のような危険な選民思想が見え隠れする。
帝告のプロバガンダにより世論も敵に回した爾朗は、果たして国を滅ぼす怪獣王になるのか、彼の憧れた正義の味方になれるのか。最終回が楽しみ。
レッチリ。口先だけで頭の悪いお調子者だなあという印象を仗助、億康との戦闘で視聴者に強烈に与えたところでまさかの大逆転。とにかく電気さえ有れば途方もない強さを発揮するスタンドの恐ろしさを見せていた。今の絶望的な状況にジョセフはどんな変化をもたらすか。