#アイカツ10thレポ
記念すべきアイカツ10周年のタイミングで、あの1話から178話まで、そして今日に至るまでの10年間駆け抜けてきたいちごちゃんたちの未来を魅せる傑作。
ここまでのアイカツ!を見てきたなら間違いなく楽しめる。まだ見てないなら今すぐアイカツ!を全話見て映画館でこの映画を見よう。
最後のセリフは今だからこそ刺さる。
妹の友達がギャルでお姉ちゃんで初体験させられて妹の髪飾り伏線張られて水着回でおもらしして妹が熱出して寝込んで看病して兄は家事が下手で伏線回収して……Cで海までぶっこんできた!
密度高すぎるだろ!
完全初見・事前情報なしでの映画館での視聴。3Dアニメなのすら知らなかったが、スポーツの激しいアクションを効果的に描けていた。
原作は結構古いはずだが、本作品は2023年の幕開けに相応しいクオリティだ。
ムキムキのキャラが汗を流してぶつかり合ってテンポよくバスケをする姿、美しい。
誰も名前を知らないところからのスタートだったが、各キャラのバックグラウンドや因縁を劇中で紹介してくれるため、クライマックスでは自分も熱狂に取り込まれた。
影の薄そうなキャラが今作での主人公で、影の部分を描きつつストーリーの流れを熱血一辺倒ではなくドラマとスポーツの交互展開になり、緩急を出していてよかった。
また、赤いキャラが本来の主役なのはわかるが、今作では奇行を繰り返して怪我した後どうなったのか不明なのが気になりポイント。原作や過去作見ろということか?続編で描かれる?
元ロン毛とキツネって言われてた人は最後まで見分けが付かなかった。キツネは結局なぜバスケしてるの?
山王もエースに焦点を絞り、魅力的なライバルとしてばっちり描かれていた。
劇伴音楽は展開を盛り上げている。OPは印象が薄かったが、EDはいい感じ。