あいが銀子に負けるとこの、合い駒しようと思って駒台に手を伸ばした、けど合わせる駒が無い……投了……って演出にググッときた。ベタだけど良い演出だなぁと思った。
まとまらないので気になった&面白かったことを
・キマリ家。父と母の関係が面白いし、テンポよくコミカルに描かれていた
・南極チャレンジのプロジェクトの人とシラセちゃんがバーーカ!でシンクロしてるのがとても面白い、それくらいの捻くれた根性とメンタルが必要ということか
・日向が今回も本当にバランサーというか、優しいというか、精神的に大人というか。部屋でのやり取りでもシラセちゃんを見てスッと話題を隊長の話から次の日の話に移したり、夜のテントでのキマリへの制止やらなんやらもそう。この子が崩れた時がこの4人の一番の危機だろうなぁ
・何より今回一番グッときたのは岩の上に立つ隊長へのキマリの「何が見えますか」。おそらく思うがままの発言だったんだろうけど。それに対して黙って手を引き上げる隊長。その後のテンポの良い会話、相変わらず完璧なタイミングで入る挿入歌、見える景色、本当に良いシーンだった……。
・最後に気になるのはキマリの友達。何を思っているのか……?
1話に対してやけにエピソードてんこ盛りな気もするけど、話の繋がりは分かりやすいし心情の変化も分かりやすく、将棋シーンも含めてかなり楽しく見られている。あとあいの父親の声が水木一郎さんなのに中々に損な役回りな父親でそこがやけに面白かった。
本当に何度でも見たくなる作品。何度見ても飽きない。なでしこはホントに見ていて笑顔になるキャラ。鍋のとこもそうだけど寝言のくだりで腹抱えて笑った。段々心開いてくる志摩リンもいい。野クルの2人もバイト先を決めて密かに前進していておおって感じだし斎藤さんも毎話毎話いい味出してくる。いやーーぁ10000000点。ごっそさん。
我儘と意思の強さは紙一重、また今回も日向が名言を作ってきた……。ストーリーを前進させつつも、1話の中では明確に起承転結が出来ていたりテンポのメリハリも効いていてとても見応えがある。挿入歌のタイミングも良かった。
あと、この3話は早見さんのキャラ初登場回ではあったのだが、花澤さん、井口さんの怪演技、名演技が目立ったなぁと。
「嘘つかずに生きてる感じ」という言葉が刺さった。井口のキャラはとても良いキャラをしていてハマり役だった。南極にこだわりがある子とただ青春したい子でモチベーションに差があったり今後の行動に差が出そうな気がする、そこも楽しみ。あとEDが好き。