花ヤ、マタ。───
唯一といってもいいぐらいの僕が観れてなかった、まんがタイムきららの一角の日常系アニメ。
放送当時は就職やら、なんやらで忙しくて見れてなかった積年の想いがいまさっき叶いました(自分語り)
お姫様になりたかったフツウの女の子「なる」が、異国の少女「ハナ」たちと一緒によさこいの世界へと踏み出していく話。
青春×よさこい×ガールズストーリーがコンセプトらしかったんだけど、そのひとつひとつが作品のなかで輝いていて、眩しすぎてどんどん引き込まれていってしまった。一番ずるいなぁこれと毎回思ったのはエンディングの「花雪」ですよね、あれは卑怯すぎる。ちょっとシリアス系だったり感動の終わり方だったりする時にあのイントロが流れたらもう鳥肌でしたよ。んで最終回もずるい、なんだよチーム“ハナヤマタ”ver.って、最高か。
ちなみに僕はたみお姉ちゃんが好きです。パパLOVEもとい西御門家の期待と自分のやりたい事、親友との新しい世界への一歩との選択に葛藤してたけど、真智ちゃんや昔から仲のよかったなるちゃんの助言でお父さんとしっかり向き合って、笑顔でよさこい踊ってる姿がなまら可愛かったです。ヤヤちゃんは性格がツンデレすぎて好き。
てかハナヤマタってどういう意味だろうと思って調べたけどヒロイン5人の名前の頭文字のアナグラムだったんすね。
運命の果実を、一緒に食べよう───
ユリ熊嵐から来たのでちょっとは覚悟してたけどやっぱり僕には壮大すぎた…
2クール目から段々と過去の話が回想(flashback)で展開されていって、伏線とか諸々引かれてたのが分かると思う。
作品で謂う「電車」が世界線みたいなものなんですかね、桃果が運命を改変してあの二人を救ったように苹果ちゃんが一番大事な言葉であの「兄弟」を助けたシーンはなんともグッときました。
最後の二人の会話は銀河鉄道の夜のリスペクトなのかな、二人がどこへ行くかの答えは存在しないよ。
てかペンギンくんがいい仕事してましたね、シリアスになりすぎてなかったですし。