こうして見ると吉良ってけっこうマヌケなところがあるのによく長年捕まらなかったよな。まあスタンド能力とか、吉良を守っている存在があるからなんだろうけど。
大きな区切りとなるエピソードなのはわかるけど、正直そんなたいそう話とは感じなかったな。場面によってはやけにのんきに動きを止めてお話をしているように見える場面があって緊迫感が伝わってこなかったし、じーさんの奥さんの仇なのはわかるけど、いまいちどれほどの絶望と憎しみを抱えて生きてきたのかも伝わってこないというか。このへんはやはり尺の制限があるアニメより、ちゃんと原作を読んだ方がいいのかね。それと白鯨戦後ずいぶんのんびりしてたけど、スバルにとってはまた道半ばでしかないはずなわけで、そんなに余裕かましてていいのかという気が。
エスティシャンのねーちゃんがエロかった。康一くんはカッコいいなあ。でも本当に由花子みたいな女がいいのか。正直どう考えても性格はろくでもないと思うのだが。
エフィドルグはわりとストレートな王道の侵略型異星人だったわけか。姫の生首(?)はまだどういうものかわからないけど、なんにせよ不穏なものを感じさせておっかないなあ。
原作からしてこんなもんっちゃこんなもんなんだけど、ショートカットしまくりだからその積み重ねのせいでひときわ展開の変化が急激に感じられるな。さて平穏な日常生活が終わってここからどう進むのか。
過去の死に戻りで得た情報・経験を総合しての今回の交渉成立というのはわかるが、前回まであれだけ絶望し切っていたのに、いざ決意するとちゃんと活路が見えてくるあたりがご都合的というか主人公補正だよなあ。鯨の登場シーンは携帯の着メロが軽すぎてあっていないかと思いかけたけど、逆にその軽さが鯨の恐ろしさを強調していて良かった。
金への欲に満ちた回だった。仗助もなんだかんだで不良ね……と思わないでもないけど、あの金額で、あれだけされて、それでも三等分で済ませられるあたり立派という気がしないでもないか。
あのシーンの描写を見るにやはり例のルートもやるのかね。前回、前々回の流れを組み込みつつも共通ルートとして納めててお見事なんだけど、最終的にどうまとめるのだろう。
レムさんマジ天使だった。しかしある意味この上なく残酷でもあった。素直に絶望してあきらめさせてやりゃあいいのに、まだ「がんばれ」というとは。で、ゼロから始めるとして、状況は変わらないわけで。ここからどうするの?
挫折しているときに「やればできる」なんて言われるのはけっこうきっつい気が。「できないのはお前がやろうとしないから」「おまえの努力不足が原因」と責められているようなものだからなあ。結局ゴーグルに水が入ってきやすい原因は何だったのだろう。