こういういろんな要素が掛け算になってすごい良かったって作品を見ると個別の項目について評価をつけたりどこかが良かったとか書き留めておいたりするの野暮だなって気持ちになる。書いておかないと忘れちゃって思い出せなくなるから書いておくけど…。
上坂すみれ氏の怪演が特にめちゃくちゃ良かったな…。ストーリーの最後だけそれなりに歳を取ってしまってから観るとあまり感情移入が出来なかったけど、青春群像劇として若い人が観たらまた違う感想になりそう。
ただ、音楽についてだけはメッセージ性の強い曲たちを笑いのネタとして消費していて、その点はすごく感じが悪かったと思います。
こういう内容のものをアニメとして放送するなら必要な配慮があるのではないかと思うのだけど、そういうものが欠けていたというかそもそも配慮しようという意思がないように見えたのでそういう風に思うのは自分だけなのかも知れない…。