2期がなんだかスッキリしなかったところから盛り返してすごく良かった。葉月がゲームの話の回から弄られるような形の笑いを担当させられてたことにかなり嫌な気持ちになっていたのだけど、そういう嫌な気持ちになる要素も少なかったし、なによりここまで曲とそのライブシーンがどれもすごく良いとそれだけですべてを有りにさせる。
創作者が視聴者の心に傷をつけることに全力を傾けたらどうなるのかっていうことの見本みたいな内容だったのだけど、作ったほうが視聴者の心を操作しようという意図だったのか、それとも創作者として作らずにいられなかったのか、そのあたりの事情を知りたいなという気持ちになりました。
劇場版から追加されたシーンがほぼほぼ説明的なセリフ、記号化された社会問題描写、過剰なメロドラマで、劇場版であまり好きじゃないと感じた部分ばかりが補強されて観ていてめんどくさい気持ちに…。
導入の説明的な部分だけ引っかかってスムーズに観られなかったけれど、他のメディアで長く展開されていてその説明が必要だったようだからそこは仕方がないかな。
塗り方やキャラクター・デザインが他では観たことがないような強い個性があって良かったし、その画でイケおじ達がわちゃついてるのたのしかった。
貴族たちが平民やダンピールを蔑みながら身内を助ける場面でだけnoblesse obligeという言葉を持ち出しているのはかなりグロテスクな世界だし、そういう歪みが表れた言動が端々に見えるのだけど、それがTRUMPの安寧を保つ使命を負う者の責務故ということが感じられるような終盤だったのでまずまず納得は出来たかも。