やっぱ天ちゃん、コメディは映えるなーw ひびきと街雄は中の人も筋肉系らしいので、作品外の展開もいろいろ面白くなりそう。いちいち食べ物のカロリーが出たりして、絵作りも工夫があって楽しい。
思い返してだんだんムカムカしてきたw こんな未来なのにAI的なコンパニオンもいないどころか旧態依然のタブレット端末くらいしかないとか。宇宙服にもいっさいインテリジェンスがないとかありえんだろう。全体的に未来予想がヌルすぎる。
先行特別版と何が違うのかと思ったけど、最後のシーンが加わっているだけか。この展開は完全に読めていたから、別に伏せる必要なかったのに。でも電車が通過するカットは良かった。
あと、女子のカーストがスカートの長さで区別されてるのが分かりやすく残酷で面白かった。
まったく予備知識なしで観たけど、とても良かった。ほんの1時間の短い作品ながら濃密で、かといって詰め込みすぎな感じがしないのはシナリオの取捨選択が上手いからだと思う。手に汗握るシーンの連続なのに緩急があって疲れない。センコたち怪獣の呼称が、組織や立場によって異なるのがリアルだし、かといって理解しにくくなってないあたりも良い。とにかく話作りが上手いのだ。良いものを観た。いつになるかわからないけど「3」も楽しみ。
なるほど新人紹介にしたのか。凪がマンションポエム繰り出してて笑った。これまでの最終回よりは大人しかったのはちと残念。
ショートアニメなのでけれん味に欠けるのは残念だが、収まりのいい綺麗な最終回。麦わらさんの等身大フィギュアが作品テーマに通じていてとても良いんだけど、ときおり無意味に画面に入ってくるのがツボw
(ネタバレ気にせずに書きます)
「とにかく麻衣に一途な咲太」という前提を崩すことなく、でもその関係を人命と秤にかけたら? というテーマがなかなかヘビー。ストーリー上では3人の命が交互に天秤に乗ってくるんだけど、あちらを立てればこちらが立たずという状況が二転三転して、先の読めない展開は手のひらにじっとり汗をかくくらいにシリアスで実によかった。とはいえ、最初の「事故」の時点で観てる側には「こんな悲劇になったけど……でもおれたちには思春期症候群がある!」と信じられる状況にもなったわけで(なぜなら絶対にハッピーエンドになるはずだから)、あとはこの現在・過去・未来がこんがらがった時空をどう解きほぐして全員を幸せにするかというパズル問題になる。
というわけで、量子力学的に同時に存在しえないもうひとりの咲太を犠牲にするというトリックでハッピーな結末を迎えるわけだが、個人的にはちょっといただけない。最終的にはこの物語の記憶が全関係者に(夢という形で)残ってるあたりも、都合がよすぎてなぁ……。
二度目の事故では大人翔子を飛び込ませて、咲太の心臓だけがループするきれいなタイムパラドックスを作っておしまいにするのがいいと思うんだけどねぇ(←グロい)。もともと大人翔子は思春期症候群が生み出した亡霊みたいなものなので、消えても問題ないはず。まぁ死人が出るストーリーは除外されたんだろうなぁ。実際は子供翔子の最終的なドナーが(人知れず)死んでるんだけど。
と、まとめ方だけはイマイチながら、全編を通してかわいい麻衣先輩を堪能できたので良かったし、ハーレムものなのにシリアスな恋愛作品でもあって、そこんところさえしっかりしていたのでOK!
鈴帆サン……。こんなマスコット、パ・リーグにいなかったっけ?
オリジナルエピソード、いいじゃないですか。この組み合わせはある意味必然。