控えめに言っても名作じゃね?
設定、人物背景もしっかりと練り込めれていたし、伏線や謎の数々もきっちりしっかりとキレイに回収していたね。
この手の作品で、よく中盤からグダグダの総崩れになることも、決して稀じゃないけど、原作者も大絶賛するだけ良い出来だったと思う。
ミステリーと冒険譚を塩梅良くミックスして、笑いの落とし所も絶妙でとても良かったと思う。
………は?。
妹ちゃんがシンデレラだったのは予想の範疇だから、もう何も言うまい。
だが、今回の「作戦」正体特定のあぶり出しのためとは言え、強引な「水着回」に加えて、余りにも強引過ぎるイベント…しかも、出場者が司会も含めて限定的過ぎるご都合主義を超えた不自然な展開。
更には優勝者ありきな出来レース…
ま、これをおもしろい展開だからいいじゃん! と、するか否かは人それぞれだけど、正直興ざめ。
で、結果シンデレラの特定は慧輝のかなり強引で犯罪チックな「スカートめくり」って手段で特定ってww(失笑)
いや、まて、この作品は確かに常識の斜め上展開が多いが、いちいち慧輝の突飛な行動が目に余るよね^^;
そして、もっと衝撃的だったのは慧輝が妹ちゃんが「義妹」だって「知らなかった」ってこと。
てっきり大前提でそれは知っていて、でも「義妹」でも「妹」だから、恋愛対象にはなりえないからって理性的かつ倫理的な理由で候補から「除外」していたのかと思いきや…
まさか慧輝が、生命の神秘的部分の根幹部分で無知だった、そしてそこに何の疑問も抱かずに、高校二年のこの歳まで生きてきたってぼんくらと言うか、そこそこエロスケな癖に何で??って、非常に設定的に無理があり過ぎる部分で、更に興ざめ。
もっと言えば妹ちゃん以外のヒロインは全員「捨て駒」「添え物」「イロモノ」出演で、極論「居なくても話は進む」。
結構、この手の作品て茶番展開が多いのだが、近年稀なレベルのクソ茶番だと思う。
で、次回は最終回なのだが、このどうにもぶつけドコロのわからない、怒りにも似たモヤモヤを晴らすような納得のまとめ方になるのだろうか?
気になるね。
はっきり言って、クソ茶番な展開だな、辛うじて変態ヒロインとダメヒロインのふたりの活躍で保ってるだけだ。
ハジメの過去を鑑みても、先生への対応や物語の立ち位置的にも酷い蛇足だ。
一見、良い感じにまとめた感じだけど、このエピソードの必要性は皆無だと思う。
高木さんのスキスキ大攻勢も最終段階^^;
一方の西方は…
一見するといつもの調子だけど、流石に無視できないレベルで高木さんからの好意に意識しまくり。
そして、夏祭りに誘った高木さんに対する西方の返答は…
一旦は日和ったけど、照れ照れで目を逸らしながらの返答は初々しいね。
で、答えを聞いて大歓喜の高木さんがマジで可愛かったけど、去っていった西方を見送った後に、長年(?)の想いが半ば叶ったことで感極まってた、うん、良かった良かった。
でも、まだ決定的な言葉も想いも互いに伝えていない…高木さんはほぼ(?)言ってるけど、西方は…
夏祭りの夜、二人はどんな結末に至るか楽しみだね。
まあ、続編作品も有るのだし既定路線なんだけどね^^;
いやぁ~、若さ故に荒ぶる乙女たち?(笑)
それぞれの恋模様が、思わぬ形で渦を巻きカオスにハマっていく^^;
でも、その根底にある個々の思いの発露は、過激な描写の中でもしっかりと描かれていて、観ていて面白いね。
メインの舞台が文芸部ってこともあって、一見するとはっちゃけてるけど、どこか詩的な部分もあって、それもまた良いスパイスになっている。
さて、彼女たちの取った選択と、行動の行方、もちろん、それに深く関係するそれぞれの恋模様の行方…
物語の佳境と結末が気になるね。
シャルス、そしてアリエスの生い立ちとクローン元が明かされ、メンバーの中では色んな意味で重たい宿命と背景を持ってた。
確かに絶望の大きさは半端ないが、シャルスのそれは少々聞き分けが悪すぎる気がした。
で、凶行に走った彼を、止めに走ったカナタ…
そして悲劇が…
でも、流石にこれで改心しなかったら話が進まないだろうね。
次回、どんな形で雨降って地固まるのだろうか?
えええええっっ!!!???
ラストシリーズで何でも有り(笑)なのは良い意味でも、悪い意味でもハチャメチャなとんでも展開に繋がってるね。
まあ、良く言えばご都合主義を上手く利用している?
まさかロケット破壊されて希望の芽が絶たれた直後のCパート持ち越しの超展開w
ある意味では視聴者のドキドキと飽きさせない演出のてんこ盛りだよね^^;
さてさて、次回の超展開その後がきになるわぁ~