他国から双子王子がやってくる。王子候補の立場で、他国の王様に軽い口調で抗議するのはやばいんじゃなかろうか。最後の実写EDに驚いて、すべてを持っていかれたwww
全話通してイケメンのアップの作画が美しくて目の保養だった。特に王子たちのバストアップは一分の狂いもなく美しくて素晴らしかった。イケメンたちがキャッキャしてるのが好きな層には楽しい作品だったのでは。あと実写EDを出してくるあたり、制作側は声優オタをねらってるのだろうか。心理描写が丁寧だったところがとてもよかった。ただ、国王は一人しかなれないのに、4人全員を国王になれとたきつけても大丈夫なんだろうかというところは首を傾げた。無用な争いを生みかねない。身分隠してるのに街中で王子連呼したり、色々突込みどころも多い作品だった。あとセリフかんでるのに、スルーされまくってるのが気になった。ショタっぽい先生に落ち着いた男性声優をキャスティングしたのは大正解。王子たちは全員ピュアすぎて、毎回同じテンションでじゃれてるのみなので、どうしても似たり寄ったりの個性になってるようには感じた。みんな国王を目指してると口では言うが、基本的に王子たちは自分への関心しかなくて、国王になることへの執着や国の将来への興味がないことが、イケメンカタログアニメを抜け出せない原因のひとつかも。個人的には博識で指導力のある先生が好きだった。
開拓団をエリートと持ち上げるのは良い作戦。清潔で恵まれた環境が当たり前だと、自分が幸せなことには気づけない。
推理、サスペンス。朝廷もの。純日本風の上流階級の生活が華やかであこがれる。壮大なファンタジーの世界観で、作画崩壊していなかったのが素晴らしかった。話としては、前半の花嫁選びよりも後半の捕り物の方が面白かった。後半の方が、主人公が介入できる範囲が広かったのが理由だと思った。人物としては、南の姉さんが圧倒的に好きだった。女性キャラクターが、聖母と地雷女で二分されているのが印象的だった。弟王のモブ感が最後まで否めなかった。この人どこから湧いてきたのかという攻略本系チート能力と汎用性モブ声のせいで大物感は感じなかった。全体の構成としては、地元しか興味のない主人公のスタート地点から、弟王に忠誠を誓う最後まで整然とまとめられていて、視聴後に作品を見てよかったと思えた。