サービス開始日: 2017-07-17 (3261日目)
つまらない訳ではないけど「凄腕スパイ」と「コメディー」のバランスがうまく取れてなかった印象でした。
スパイといえば、抜け目ない・冷徹・完璧といった単語が連想されるけど、コメディーはその対極にあるわけで、コメディー展開のロイドにはちょっと違和感を感じたし、逆に真面目な展開になるとロイドの凄腕スパイっぽさが出るけど、話の勢いがトーンダウンするように感じ、ちぐはぐ感が拭えませんでした。
国の平和がかかったオペレーションが子供の成績頼りだったり、設定的にも疑問に思うところがあって、その違和感や疑問を打ち消すほどの勢いまではなかったように思います。
例えば「ロイドは三流スパイだけど、やる時はやる奴で、別の凄腕スパイが行う本命オペレーションのバックアップとしてオペレーションストリクスが実行されていた」みたいな設定で、ロイドがボロを出しながらもオペレーションを進めていくって感じのコメディに振り切った内容だったら、すんなり感情移入できたかもしれません。
チャンプルーは「混ぜこぜにしたもの」という意味があるらしく、その名の通り、おちゃらけてたり、シリアスだったり、ラップ取り入れてたりと各話でテイストがコロコロ変わっている。時代背景も基本は江戸時代だけど、「バイト」とか現代の言葉が出てきたりして、そういったところもチャンプルーたる所以の一つかもしれない。
何でもありな、ある意味潔さのある作品だと思う。深みのある考えさせられるアニメ、というより、殺陣シーンや奇抜さを楽しむアニメという感じ。
まあ、結局のところ1話冒頭で出てくる通り「ガタガタ言うな。黙って見やがれ」ということだろう。
一人ひとり個性的で、見ていて面白いんだけど、一話にいろいろ詰め込み過ぎてキャラクターの感情の変化が急変したように感じるシーンもあった。
キャラクターも増えたし、2クールかけてじっくりやっても良かったんじゃないかと思う。