サービス開始日: 2017-07-17 (3117日目)
序盤は雑務をこなす事と無縁そうな勇者が、仕事の効率化をアドバイスする姿に違和感を感じたし、態度も上から目線で尊大といった印象で、どうも話に入り込むことができなかった。
話が進み世界設定やレオの目的が判明していく中で、違和感はなくなっていったけど、ストーリーとしてはその辺りがピークだった気がする。
結末は「まぁそうなるよね」的な収まるところに収まったって感じだったけど、あっさり終わった印象だし、「魔界への扉が閉じかけてなかったけ?」とか疑問も残り消化不良感があった。
世界設定に意外性があったし、レオの本来の目的に納得感が生まれると面白みも感じたただけに、ちょっと残念なエンディングだったように思う。
収まるところに収まった感じ。人間を守れという命令の無効化あっさりし過ぎな気がするし、魔界への扉は閉じかけてなかったけ?
ちょっと消化不良感のあるエンディングだった。
ストーリーとしては、世界観がガラッと変わる意外性が面白かった。
各都市ごとにキャラも立っていたけど、朱雀に限っては個人的に苦手なキャラで、言動が痛々しく映ってしまい、アニメ自体に身構えてしまう感覚があった。
作画についていろいろと話題になった作品で、10話の食堂シーンなど崩れているところは散見されたが、あまり気にして見ないたちでもあるし、TV放送版から修正もされていた(GYAOで2022年に視聴)ようで、視聴に影響するほどの酷さではないように感じた。
空賊やモンスターとの戦いを通して、ブラッド、クリス、グレッグ達が感化され、結果としてリオンが精神面で攻略していく構図になっていたのは、恋愛対象として攻略するゲームと対になっている気がして面白い展開に感じた。
ただ、王子達が小物すぎたり、モブキャラのあからさまな反応だったり、展開が薄っぺらくなっているように感じることも多く、マリエの存在も出てきた時は物語の一つの軸になるような、なにか重要な存在かと思いきや、素性がすぐに晒されたりと、もう少し深みのある設定があると魅力が増したように思った。
それなりに面白くはあったが、同時に物足りなく感じる点もいろいろあって、ちょっと残念感のある作品だった。
本能的かつ短絡的なタケルが話をグイグイ進めていく感じで、飽きの来ないストーリー展開だった。
話としても、腕輪やカメラで監視されIDで管理されるエデンと、地球で乗り合ったおっさんたちの自由に行動する姿の対比は「安定」と「冒険」を表していて、「安定」を求めるエデンと「冒険」を求めるタケルの描写は、テーマ的にとても分かりやすい。
タケルの影に隠れがちだが、ビスが地球に残ると決断することは、一見安定を求める姿だが、結局のところタケルが一目惚れして地球を目指すこと同じく、女のためというところに、ビスの成長と話の面白みを感じた。
作画的には、外見的成長がなかった点や、人の動きや表情がオーバーリアクション気味なのが気になったけど、ビークルの疾走感や躍動感は良かったように思う。
科学技術的なツッコミどころはいろいろ有ると思うけど、個人的にその辺りはアニメと思って割り切って見ていい部分かなと。
話によっては感情がついていかない時もあったが、かのんが一人で歌うことを克服する姿や、スクールアイドルとして競い合う意味を実感していく様子は見ていて心に響くものがあった。
ちょっと気になったのは、過去シリーズのオマージュは問題ないと思うんだけど、廃校にこだわり過ぎな気がする点。「ミニスカートなんてとんでもない」ていう伝統と格式あるお嬢様学校でスクールアイドルを目指すとか、やりようはいくらでもあると思うんだが。