サービス開始日: 2017-07-17 (3261日目)
本能的かつ短絡的なタケルが話をグイグイ進めていく感じで、飽きの来ないストーリー展開だった。
話としても、腕輪やカメラで監視されIDで管理されるエデンと、地球で乗り合ったおっさんたちの自由に行動する姿の対比は「安定」と「冒険」を表していて、「安定」を求めるエデンと「冒険」を求めるタケルの描写は、テーマ的にとても分かりやすい。
タケルの影に隠れがちだが、ビスが地球に残ると決断することは、一見安定を求める姿だが、結局のところタケルが一目惚れして地球を目指すこと同じく、女のためというところに、ビスの成長と話の面白みを感じた。
作画的には、外見的成長がなかった点や、人の動きや表情がオーバーリアクション気味なのが気になったけど、ビークルの疾走感や躍動感は良かったように思う。
科学技術的なツッコミどころはいろいろ有ると思うけど、個人的にその辺りはアニメと思って割り切って見ていい部分かなと。
話によっては感情がついていかない時もあったが、かのんが一人で歌うことを克服する姿や、スクールアイドルとして競い合う意味を実感していく様子は見ていて心に響くものがあった。
ちょっと気になったのは、過去シリーズのオマージュは問題ないと思うんだけど、廃校にこだわり過ぎな気がする点。「ミニスカートなんてとんでもない」ていう伝統と格式あるお嬢様学校でスクールアイドルを目指すとか、やりようはいくらでもあると思うんだが。
序盤は新鮮味もあって面白く感じたけど、ライドウ君と阿波連さんのやり取りばかりの展開が続いて次第に退屈になった印象がある。
突拍子もない行動に出る阿波連さんと、曲解してしまうライドウ君、そして、それを見守る周りの人。という構図がほとんど固定されていたので、違う絡みも見てみたかった。