❝沈みゆく世界で、君をみつけた。❞
原因不明の海面上昇によって、地表の多くが海に沈んだ近未来。
幼い頃の事故によって片足を失った少年・斑鳩夏生は、
都市での暮らしに見切りを付け、海辺の田舎町へと移り住んだ。
身よりのない彼に遺されたのは、海洋地質学者だった祖母の船と潜水艇、
そして借金。夏生は“失った未来”を取り戻すため、
祖母の遺産が眠るという海底の倉庫を目指して潜る。
そこで見つけたのは、棺のような装置の中で眠る不思議な少女―アトリ。
彼女は、人間と見紛うほどに精巧で感情豊かなロボットだった。
海底からサルベージされたアトリは言う。
「マスターが残した最後の命令を
果たしたいんです。それまで、
わたしが夏生さんの足になります!」
海に沈みゆく穏やかな町で、少年と
ロボットの少女の、忘れられない夏が始まる―。
原作未履修、完全所見での視聴。
良かった(語彙力) 盛り上がりに欠ける作品ではあるものの、その特徴を上手く生かしてた。
前半の何でもない日常(ギャグ)から中盤後編にかけてシリアス色が強くなっていく。
そして最終盤では感動するというモノ。やはり感動系のノベルゲーはこうでなくちゃと思わせる王道だけどとても良くできた作品だった。
原作ゲームは未プレイ、主人公の夏生がヒューマノイドのアトリとの出会いを通して変わっていくというひと夏の思い出のような感じがして楽しくもどこか切ない作品であるとも感じさせられた。アトリの明るく元気なキャラクター性があったからこそこのポストアポカリプスな世界観であってもそこまで重苦しくならなかったのかなと思った、途中に入る過去や重めのエピソードはあれどこれらもいい塩梅になっていた。ロボット虐ダメ絶対
恋愛は二の次で夏生を応援してくれる水菜萌の存在も大きいものだったなと思った、70年間の間にどういう人生を送ったのかも気になる。文明が崩落した世界において共に手を取り合える相手は人は必要不可欠、それは人でも高性能なヒューマノイドでも関係ないものだと
原作未プレイ
事故などにより人との関わりを持つことをやめ言わば”時間が止まってしまった”夏生がアトリとの出会いを通して再び歩み始める感じが良かった
エロゲっぽいところもあって良かった
OP・EDは言われてるようにあまり合ってなかったと思うけど、アトリが歌う挿入歌は良かった
ギャルゲ原作アニメ、ジャンルとしては一番好きです。面白かった。
近未来の半ディストピア的な世界でロボットのヒロインアトリと主人公の夏生が織りなすひと夏の思い出は切なさもあるけど全体的に心の暖かみにあふれた作品だったように感じたね。
ロボット作品において定番のテーマではあるけど心の所在についてのアトリと夏生のぶつかり合いもそれだけで描くと陳腐なものになりがちだけど過去の持ち主(母親)とのエピソードを織り交ぜたり、徐々に周囲の人に馴染んでいく過程を丁寧に描いたりしていたので非常にエモーショナルになっていて良かった。
あとは何よりもキャラ(キャラデザ含)は凄くよかった。特にヒロインのアトリはデザイン神だしぴょこぴょこ動くの可愛いし、一押しの水菜萌ちゃんは健気に夏生のことを応援してくれる超いい子で素晴らしかった..。あと親友ポジになる竜司みたいなキャラの存在はこの手のアニメの一番好きな要素なのでいい味出してたね。
全体通して凄く好みなアニメで面白かったです。
予期せず面白かった。アトリもいい子だった。
ラストサブタイで示唆していたけど、ホムンクルスの話もファウストには確か出てきて、言われてみれば結構似てるところもある。。。
思ってたほど感動もなかったかなぁ
良かった。
本編の雰囲気とエンディング曲が合っていなさ過ぎて後半の印象的だった回の余韻がエンディングで即消し飛ぶような流れだったのほんとどうかと思います。とりあえず最終回だけ特殊エンディングだったお陰で最後が丸く収まったので良かったですけども…。
アトリへの思いを、人格のデータとして人間とヒューマノイドが永遠に添い遂げることが技術的に可能であったり倫理的に人々に受け入れられるような社会を作ることで叶えるというのは美しい終わり方だったと思います。
あとは負けヒロインぽかった神白が最終回で負けない強さを見せたのもとても良かった。
ゲスい話も書いておくと脱法ロリぽいことに関してはちょっと問題があるような気もしていたのだけど、それを夏生が子どもに戻ることでうまくまとめたことについても感動したな。夏生が子どもの姿に戻る前からかなりバカッぽいことを言っていたのはそういう幼ない気持ちに戻っていたという描写だったんだろうか。
評価:A
ATRIたむが萌えすぎます!!!!!
赤尾ひかるさん、本当にありがとう。
えっちゲーム文脈はもっと勉強します…。
メモ
Date:2024/7/22-2024/10/6
Score:85.4 (互:91)
各話平均:8.81 /10.0
脚本:8 /10
映像:8.5 /10
音声:8 /10
全体:8 /10
87点
下手くそな秋元グループがOP、EDを担当している以外は良かった
音楽も劇伴は良かった