おっちょこちょいなところもあるが、いつも明るく前向きな夢原のぞみ。
どこにでもいる普通の中学生だった彼女は、
パルミエ王国からやって来た不思議な妖精・ココと出会い、
みんなの希望を守るため、
希望のプリキュア・キュアドリームとして仲間と力を合わせ強大な敵に立ち向かった。
それから時は過ぎーオトナになったのぞみたち。
それぞれの道を未来に向かって進んでいた。
仕事にプライベート、仲間、家族、恋 、楽しく忙しく過ごしながらも...
オトナになってからの悩みや壁に苦悩を抱える日々。
そんな中、突如、人間を襲う謎の影ーシャドウーが現れて...!
時計塔の鐘の音が響くとき、オトナになったのぞみたちの新たな物語が動き出す!
プリキュア5放送から結構経ってるだろうに声優さんの声も演じ方も全く変わってなくて、やっぱり声優さんてすごいんだなぁと思った。自分がプリキュア5を観たのはオトナプリキュア放送の1ヶ月前だけど、その自分ですら毎回めちゃくちゃ感動しながら観てたから、当時リアタイしてた人はもっと感動してたんだろうと思う。自分の場合は、小さい頃によく観てて一番好きなSplash Starの2人をまた観れたのが特に感動したし、2人が変身して、さらには満と薫まで出てきた第9話は本当に泣きそうになった。最後2話では初代の2人まで出てきて、劇場版と言っていい位の盛り上がりと迫力だった。この作品は全体的にも作画が良くて、戦闘シーンにはすごい迫力があったし、それ以外のシーンも特にキャラクターの顔がすごく綺麗に描かれてた。そして自分が何より嬉しかったのは、のぞみとココが遂に結ばれたこと。この2人がどうなっていくのかが5の頃からずっと観たかったから、最終回でそれを観れて本当に良かった。これから幸せになってほしい。自分が観たいものを全部観れたし、本当に最高の作品だった。
プリキュア5は見てなかったんだけど、みてたSSや初代も出てきて嬉しかったなぁ。
見てたらもっと感慨深かっただろうか。
大人ならではの悩みを抱えつつっていうコンセプトが良かった。
それぞれに解決もしていったし。
ただこれは個人的なキボウだったり癖だったりするんだけど、大人の姿のままでの変身や戦いを見てみたかったなぁって気はする。
新しいキャラデザや変身、必殺技バンクがいるから難しいだろうけども。
企画としてこのような取り組みは良かった
個人的にはスマイルやハートキャッチあたりでオトナプリキュアやって欲しかったが、人気でいったら5GOGOで妥当な判断だったのだろう
今まで1年1作で、子供~青年時代を主人公にしていたプリキュアの、ED後を描いた意欲作。
良くも悪くもタイトル通りの「オトナ」になって、パワハラなどの理不尽な職場や環境を描いている。これが、往年のプリキュアファンが観たかった物なのか、と少し思った。
物語自体はプリキュアらしいといえばらしく、世間で問題になっていること(オトプリでは環境問題)が擬人化し、世界に影響する。それに、プリキュアが戦っていくという展開。
(なおプリキュアは、過去の姿に戻るリスクとして、身体にダメージが蓄積していく)
個人的に良かったと思ったのは、終盤で街の人々が「頑張れ」と声援を送る終盤で、元敵役のブンビーが
「貴方たち!『頑張れ!』って応援している場合じゃないですよ!
あの子達はね、もうむちゃくちゃ頑張ってますよ昔から。
でもここは、貴方たちの街でしょ?。貴方たちが頑張らないと!」
※pixiv百科事典より転載
と発破を掛けるのがとても良かった。頑張ってる人たちに頑張れっていうのは何か違うよね、というのはオトプリに限らずあったので、ここに強く感動した。
色々なハッピーエンドが描かれる中に最後の最後で不穏な終わり方をしているが、これは次回作への引きではなく「オトプリ世界の問題は解決したけどそれだけで、あなたたちの世界(現実)では何も解決してないよ」ということの暗喩だと思った。
・ 追記1
話は横に逸れるが、シンヱヴァは謂わば卒業式的な位置の作品(声優、ファン、関わるもの全てへの)だと思っている。
同様にオトプリも登場プリキュア作品の卒業式的な作品として作られた気がした。
また公式からの新規の供給が絶望的な中、どのような内容(否定的な意図はなく、飽くまで「どんな内容でも」という意味)であっても、公式からの供給と、ある程度の結末が描かれるのは、この上なく幸せなことだと思う。
・ 追記2
ふと気になって調べたら、SSプリキュアの日向咲(パン屋の娘)は原作中に想いを寄せていた人が居たけど、婚約者とは別人の可能性が高いとのこと。
公式からの供給とはいえ、ちゃんと作品中の今回に関わるならまだしも、雑に描くだけで終わりというなのにこの改変は、ちょっとつらいなと思った。
子供向けには変わりないのね。