素敵な世界観。
自然豊かな背景と音楽に癒される。
無力なヒロインが売られていく1話がツライけど、獣骨頭の異形に買われて結婚させられた後は、どんどん魔法使いとしてレベル上げしていくので、観やすくなります。
獣骨頭はもともとは人間も食べてたかもしれない(本人談)禍々しい存在なんだけど、人間になろうとして現在の姿になったらしい。特定の人間に化けることはできても、人間そのものにはなれない(現在の形状:触手キマイラエロ魔獣)。
ヒロインは異界が見える目を持ち、我が身を破壊するほどの魔力生成能力がある。ゆえに短命になりがちという脆弱な体質。
規格外れの二人が結婚して、だんだん本当の夫婦になっていく異種婚姻譚です。
魔獣や妖精の類がたくさん登場して、だんだんゲゲゲの鬼太郎的な楽しみ方ができるようになります。
使い魔の自分を人間と思ったた犬君とか私の大好きキャラです。家政婦のシルキーさんとかもいて、血縁無し家族みたいな風情もある。
1話がつらくて1話切りしてたけど、2期から観たら普通に面白かったわ。かなり面白かったわ。
ビッグダディって番組があったと思うんだけど、このアニメ見てて時々あれを見たときの不快さというと言い過ぎだけど何とも言えない感じを思い出すことがあって
たとえば実在の他人の生活とか家庭のありのままを覗かさせられると必ず幾らかは不愉快な感情が湧いてくるはずだと思うんだけど、そこまで描けてる作品ってあんまり無いと思うのですごいと思った(よく分からんけどすごい褒めてる)
原作準拠なんだと思うけど、ギャグシーンのデフォルメのノリが合わなすぎるとこがあって少し寒かったところがあった
エアリスがイケ骨すぎる。
あと挿入歌がいちいち良い。
8話の「アンノドミニ」が一番すき。
ストーリーがとてもよくて一期も二期もチセの成長と彼女の周りの人たちの温かさに気づいていく過程に涙が止まらなかった。作画、演出、音楽共に全てよかった。
話の内容に引き込まれる。
BGMが素晴らしい。
原作の再現度、否、昇華率が極めて高度。
漫画を原作とするTVアニメーションとしては、最高峰の出来栄え。
原作使用量と2クールという尺のバランスがとても良かった、余らずとも足りずとも云えぬ、程の良さ。
芝居、メインの種さんと竹内さんは勿論のこと、シグマ・セブン安元さんとピアレスガーベラ石田さんが特に好ましかった。17歳の母親役オフィスアネモネきっこさんもさすがの技巧。
原作漫画とアニメーションが別物となってしまう事も多いのに、此処まで歩み寄って、並び立つのは珍しい。どちらを先に摂取したとしても、薄れないんじゃなかろうか。
いつの日か原作が貯まったら、『学院編』もアニメ化されればな、と。
ストーリー自体は、この組み合わせではありがちかなという面もありますが、とにかく胸がきゅんとします!
なにより隣人がかわいい。チセの人間としての成長と、欠けている面が丁寧に描かれています。
音楽、作画、ストーリーどれもいい良作です。
チセと一緒に疲れた心が癒されていくような気持ちになれます。
とにかく風景などの映像がきれいで、このアニメを見ると壮大な気持ちになれます。ああ、私はとても広い世界の中にいるんだなって。出てくる動物や妖精たちが生き生きしていて、生命力溢れてくるようです。
妖精がみんなかわいい。
音楽は劇伴は良かったけど挿入歌的なやつは好みじゃなかった。
雰囲気が美味しいアニメ。
★★★★★★★★☆☆
rated on myani.li
2022-12-30 23:00 -
BS11イレブン
総集編
【★★★☆☆】💿
コミカルな場面でのデフォルメされたキャラの使用や、セリフをカットした音楽と映像で魅せる演出が印象的で、作品を通して視覚的な表現に重きを置いていると感じました。セリフが少なめなのでキャラクターの関係性の発展であったり人間ドラマ的なものを期待すると少し物足りなく感じるかもしれません。代わりに映像や音楽の美しさはずば抜けていて、そういった綺麗な世界観と優しいストーリーに浸りたい時にオススメしたい作品だと思いました。
良かったです……!映像が本当に綺麗で!キャストも豪華でしたね。目にも耳にも幸せでした。14話が大号泣でした。切なすぎる。どこでも旦那様が奥さん大好き!って感じが良かったです。妖精王とか。
良作
チセかわいい
☆☆☆☆
世界に絶望した少女が愛情を知るお話
BGMは独特で民謡?というのだろうか?
要所要所で流れるBGMが印象深かった。サントラが欲しくなる。
とても素晴らしい。
内容に関しては完全に夏目友人帳。
もちろんいい意味で。
主人公であるチセの体質だったり、師であるエリアスの気持ちの変化だったり、夏目友人帳と共通項が多い。
ただ、夏目友人帳よりチセの気持ちの変化を重視しており、出会いの中で変わっていくさまがとても素晴らしい。
人を愛することは、前提として愛されることがあるのだなと、そう感じる。
各タイトルは外国のことわざであったりし、内容に関することでもあるので、調べながら読むと
より一層たのしめると思う。
よい作品だったなぁと
人生に絶望したから自分を売る???どういう理屈?
人身売買は納得いかない。
羽鳥チセは15歳の少女。彼女は帰れる場所も、生きる理由も、そのための術も、何も持ち合わせていない。ただひとつ、生まれ持った特別な力を除いて。チセを弟子として、そして将来の花嫁として迎え入れたのは、異形の魔法使い・エリアス。
主人公はいびつな精神の持ち主。
「これは…一体…?」
「それは~~~だ」
「そう…なの…?」
毎度こんなやりとりで、本人は常に自分の置かれた状況への理解が足りない。
けど「~~~しなきゃ」と短絡的に危険行動に走る。
人のことを思ってそうで人の思いは無視する。
押しつけがましい上にブーメラン刺さってんぞ的なのもある。
なかなかの困ったちゃん。
彼女は理屈で動いてない。
話の内容にしても、雰囲気で設定を出してくるだけなんで、視聴者は考えずに「そうなのね…」と受け入れればいい。辻褄を合わせる必要が無いので突っ込みようもない。疑問は持たずに河童が川を流れるようにしてればいいのだ。(意味が違うような違わないような…)
まあ、スピリチュアルに理解のある人には向いてるんじゃないかと。
森羅万象人知を超えた何かがあって、こうして生きてる私たちも宇宙と精神的に繋がってるのです…的な?
まあ何というか、ひとことで表せば
「考えるな感じろ作品」
これに尽きるんじゃないかと。
原作未読でちとストーリーの理解が十分でないですはい。チセとエリアスがだんだんうまくいってしまうのなんでやねんという感じでしたがまあデレっぷりを生暖かく見守ればよいのか・・。前半のドラゴンのエピソードらへんが感動しました。風景は本物のイギリスやアイルランドのようでとても良かったです。
イーサン「血の繋がりなんて意識したことないよ。別にそんなのなくたって家族は家族じゃん」
エリアス「要は長く一緒に暮らして助け合うグループの単位だろ?」
イーサン「・・・それじゃあ誰でもいいみたいじゃん。多分さ・・・、俺今は姉ちゃんにすごくごめんって言いたいし、また一緒にパーティーだってしたい! 他の誰かとなんてやだよ・・・。家族ってそう思える人達の事なんじゃないのかな・・・」