特別に焦がれる女の子が特別でないことを求められ、特別を知る話
センスやな
前半で見えた、旅行のお土産をもじもじしながら渡しに来た素の燈子と、後半で誰からも信頼されている理想の燈子を描き、そして侑は燈子の弱音を聞いて、どうして私を好きなのかという疑問に対して答え(自分が燈子にとってどういう存在なのか)が見つかった。選挙演説のオチも素晴らしかった。後半の最後に、前半パートのお出かけで出た話が回収されるのもしまりが良い。
大筋の話とは関係ない部分ではあるが、お出かけで話された日向 朱里(ひゅうが あかり)の失恋と、それを朱里がどう思っているかを聞いて、「まるで、練習したみたいにすらすらと話す朱里は、その言葉を、一人で何度並べて、飲み込んで、整理したんだろう」という語りが出るこの作品は最高だ。後半の、相談すれば良いのにという言葉に対して「それはだめ」とかなり強めに言う燈子の演技も良かった。
惚れた
なんかいい関係になってきたなー。燈子先輩の過去が気になる
七海先輩は本当に乙女なんだなぁ。
目玉はなんと言ってもBパート。
全体を通して表情、声のトーン、仕草など、とても細かいところで感情の変化がわかりやすく表現されているが、Bパートは特に惹きつけられた。
小糸は相変わらずだが、実際は七海先輩のことをよく見ている。今回のイケメンムーブはすごかった。
七海先輩が小糸を好きになった根拠がはっきりしましたね。
燈子が侑を好きな理由を侑が自覚するお話。燈子は侑の前では特別じゃなくても大丈夫だから。特別じゃないからこそ特別。
侑にとって「普通」の包容力やばすぎるな。これは燈子からしたら特別ですわ。アニメ史上、最もキレイな体育館裏シーンでしょ。
好きで居続けられたら、好きになってしまうというのはよくあることだと思うけど、侑はその好きを自分のものにできるのか?もとい、燈子にたぶらかされるのか?
燈子の過去とか、ちょくちょく匂う不穏もどうなるのかなぁ。
お家に来ちゃった燈子、袖キュッする燈子、かわいすぎんか。
良い。良すぎて語彙力を失った
ななみ先輩、お土産渡そうかどうか迷ってたりする仕草だったり表情だったりがもう完全に恋する乙女だw
侑もそんな先輩の心の内を聞かせてもらって前回とはちょっと違うよう。
何を諦めなきゃいけなくなるのかなぁ。
端々の細かな心理描写をとても丁寧にそしてさわやかに描けている良回。
侑のモノローグも良い。
こういうのは、作画,演出,BGM,演技のうち一つでも粗さが見えると破綻してしまうところがあるけど、上手くできていてよく心に響いた。
七海先輩の理想に雁字搦めなとことか特別じゃない私を許してくれるから好きだとか色々根深そう。
そんな先輩に「普通に」優しい小糸ちゃんのどこか冷めた感じの目すごい好き。
とりあえずソルトな幼女と出逢えば色々変わるのでは(他のアニメ持ち出す悪癖)
言葉じゃなくて、ひとつひとしぐさだったり指の動きだったり、とても繊細。そして、その人の気持ちがまんま伝わってくる。
なんかうまく考えがまとまらないけどすごくよかった。
自分を否定して特別であり続ける先輩にとって誰にとっても特別を感じない侑だから惹かれ、素をさらけ出せるのかな。
侑はともかく先輩は好きと素直に言える相手が近くにいて幸せだな。
特別な理由
期せずして侑の家を訪問してしまった橙子。数日後に早速現れ土産を渡す姿は非常に甲斐甲斐しく感じると共に、ドアの外でまごついていた姿には不器用さを感じてしまう
どちらも完璧な人間と讃えられてきた橙子の印象と比べると意外と感じられるもの
第一話では告白の場面での遣り取りや恋愛相談から橙子への憧れを強くする様子、第二話では侑を好きになってしまった橙子に戸惑い失望する侑の様子が描かれた
それらは橙子と実際に接したことで得られた印象だったわけだけど、今回は周囲の人々を通して橙子への印象が改められる。
まるで練習していたみたいに振られたと報告する朱里の姿からは告白する大変さや見えない部分の橙子の想いを、沙弥香の言葉から橙子へ日々降り掛かるプレッシャーを、そして橙子を当選させるために書かれた演説台本からは他人から見える橙子の姿と実際の橙子の姿の乖離を知る
そして、橙子が侑に惹かれた理由がようやく明かされた。
橙子が平凡じゃ居られなくなった理由は判らないけれど、それによって特別な自分で居るしか無くなった。それが逆に自分を特別視しない『特別』な人間が欲しくなる切っ掛けとなった
そうか、侑が誰にもドキドキしない橙子に憧れたように、誰も特別に思えないと返した侑に橙子は特別性を感じていたのか
その時、誰も特別に思えないと語った理由に特別なものなんて何も無かっただろうけど、周囲を通して橙子の様々な姿を知り、自分にだけ見える本当の橙子を知った今なら、七海橙子という人間は特別ではない普通の少女であると侑からは見えるようになったのだろうね
まだ侑の中で橙子への感情は恋愛感情までは昇華されていないようだけど、それでも近くで助けたいと思えるようになった
橙子から送られたミニプラネタリウムによって星に手が届きそうになったように、侑が誰かを特別に思える瞬間も近づいているのだろうか?
徐々に侑が燈子へ想いを募らせてるようにも感じた。燈子が感じてる特別は特別扱いしないから生まれてくるってことが分かったけど、その原因を知った時に侑はきっと燈子のことを特別に思う瞬間が来るんじゃないか.......
燈子ペースで関係性が続いているから佐伯さんから見たら不満は溜まるだろうけど、あの感情はもう既に嫉妬だと思ったし、きっと佐伯さんは燈子のことを恋愛感情で好きなんだろうと思った。
ほんとに大好き。間違いなく今期1。
「どうして七海先輩は私が好きなんだろう」
最初侑は七海先輩がどうして自分を好きなっていたのか分からなかった。だから無意識のうちに不信感が募っていたんだろうな。その表れに生徒会に「入らないよ」
間接キス。全く気にしない侑と意識してしまう七海先輩。
書店自動ドアに違和感
「ここ家の店です」のふふ~んって感じの侑の顔と口が可愛い。
朱里のセリフに対しては侑と全く同じ感想だった。ただ朱里と七海先輩は多少似た部分がある。今後朱里の存在は侑に恋愛面に関して影響を与えそう。
朱里に対する侑の「そうなのかな」とか七海先輩に対する質問攻めとかやっぱり侑は恋愛感情というものがまったく分からないみたい。
「もらって嬉しい?」という自問に対してどこかごまかすような答え。
侑の口がどう動いてるのかわかんないなあ。「わたしは」かなあ
七海先輩はいつも周りからの期待と重圧と戦っている。それに気づく侑。
「私を連れ出してくれたの?」
自分を特別にしておきたいのは自己嫌悪だろうか。
この場面で最初の質問に対する答えを見つける。誰に対しても特別だと思わない。このことが先輩にとって侑が特別になった理由か。
生徒会演説のパート。侑の視点に入って、ゆっくりとした時間を作る。これにより視聴者に緊張感を募らせる。
七海先輩の気持ちを知った侑は自分の演説は外から見た七海先輩だと気付く。だから演説中に自答する。その中で答えを見つける。先輩がいかに自分を必要としているのか分かったから。自分はその気持ちに応えたい、むしろ先輩を助けたい。その気持がつい口に出てしまう。
そして「私が諦めなければならないこと」
これはこれからだね。
このアニメ最大のポイントは、言葉にするのが難しいけど大事なところで使ってくる”間”が視聴者の感情の起伏に合っていて衝撃の余韻を噛みしめることが出来ているところだと思う。
今回で言えば振られたシーンと先輩が弱みを見せるシーン、そして生徒会入る宣言。
他に今回のポイントは、弱みを見せるシーンでの「侑だけだよ」だろうか。最後のシーンでは小糸さんに戻っていたから「侑」と呼ぶのは本当に重要な場面でしかないと思う。
このアニメ大好き
生徒会選挙
先輩にとっての特別
生徒会への参加表明
振られたタイミングで恋愛ものとか
溶けたアイスを直前の朱里の顔に重ねると涙が流れる位置になるのすげえ
スタープロジェクター的なのちょっと欲しいっすw
小糸、塩対応と見せて男気リード。