下剋上
アオアシと真逆を行くアニメだと思ってたけど、ここにきてアオアシっぽくなってきた。俯瞰能力を「ゴールの匂いを嗅ぎ分ける力」と言いかえれば、たしかにエゴイストなのか?
サッカーとしての見せ方は普通だけど、演出がほんと良いな。色々「ん?」ってなるとこがあっても勢いで見せてくれる。
赤毛くん、絶対強キャラだと思ってたけど案外普通の子だった
ここでオープニング!印象的でした。物語の因果が面白い回でした。
ここでシュートを選べないようではストライカー失格、同じ言葉に今度は自分が言う側になってイサギは遭遇します。試合後、見下ろして初めて見えたニコの顔は思った以上にイサギに似ていました。武器と弱点は裏表で、ニコの頭(作戦「ワンタイム・キル・カウンター」)と視野の広さがなければ、その逆転のゴールも生まれませんでした。
シュートの興奮で眠れないイサギは、同じく眠れないチギリに遭遇します。チギリが眠れない理由はシュートに興奮しているからという点では同じでも、イサギの感じ方とは違ったと思います。チギリの武器はその走りだからです。イサギの「ゴールの臭い」の観点からみたのとは違うようにそのゴールを見ていたと思います。チギリはそのゴールを、相手のゴール前から自分のゴール前へ、そしてもう一度相手のゴール前まで誰よりも早く走ったその走り込みにこそ興奮しただろうと思いました。
ひとつの武器は言葉にするとひとつの抽象的な言葉になりますが(これはメッシについての言及でもそうだと思います)、その言葉通りに再現しただけなら突出したものではなく真似できる要素です。イサギとニコの才能も抽象的には同じになり、似ていましたが、違っていたと考えます。
そして何より、劇的なシュートに至る絵作り(作画)が最高でした。バチラのドリブルで抜く瞬間(バチラ視点の足下)やイサギのシュート(蹴る前のスロー太腿)は特に震えました。見返したらクニガミが走っている時のCGやボールを受けた時の絵、ファール覚悟で止めにこられた時の絵も、…と言いますか、やはり一連の流れが全部良い!シーンでした。とても好きです。
追記
おまけの歯ブラシ(にどんな名前を書くか個性)も面白かったです
Yチームの時間ギリギリの所で仕掛けて来たカウンター戦術を世一が食い止め、最後にその世一がゴールを決めて間一髪でZチームが勝利を収めた所が熱かった。世一の並外れた空間認識能力はアオアシの葦人が持っているモノと似たようなものなんだろうか、最後のゴールを決めて相手のサッカー人生を終わらせる事への快楽を描く描写は本作ならではのものだなと思った
この試合での世一の活躍が皆の刺激となり、チーム内ランキングも変動してメンバー達もより頑張ろうと決意していく所もよかった。圧倒的な存在はチームを強くするのであると。千切が膝の靭帯の怪我をしていたという事も明かされたが、この要素もどう絡んで来るのか
ステーキで勝利を祝ったり、絵心が食べていたカップ焼きそばといい飯テロ要素も多いのもミソ。何だかステーキ食べたくなってきた
試合中にいちいち止まって説明しててテンポが悪い
それだけ敵にペラペラ喋ってりゃ負けるだろ
良い最終回だった
主人公が主人公しだして面白い。
潔が自分の武器を持ちつつもストライカーとして生まれ変わるのはアツいな。
ACL断裂はいろんなスポーツ選手見てきたから本当にきついのはわかる。だけど、そこからの復帰劇もたくさん見てるからな。
チームとしてのまとまりも出てきたね。
原作の方がゴールシーンの迫力はあるけど、それでも十分楽しめた
前十字靭帯断裂を辛すぎる・・・
ブルーロック 第5話。空間認識能力が武器! なんて言われても常にその能力を発揮して最適な行動がとれるわけでもなければ要所要所で必ずその能力が発揮されるというわけでもないしなあ。というわけで基本的なフィジカルを鍛えるのは妥当なところかと。千切の事情も判明。意外と暗い事情の持ち主だった。こいつももっとぶっとんだメンタルしているからのあの態度なのかと思っていたらそうじゃなかったのか。
自分の武器が分かったところで、天狗にならずにそれを伸ばそうとする姿勢は面白いな。それにしても視野の広さはまるでア●アシみたいな才能だなぁ。