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ほどほどにアニメを見て、ほどほどに感想を書きます。

サービス開始日: 2019-06-04 (2431日目)

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いつもより筆が乗ったのでnoteにお気持ち長文を書きました。よかったらみんなよんでね。

https://note.com/aellis0609/n/nb16800dae0a8



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メタルと一体化して久島が知った真実、それは地球を循環し続ける海とは天然のネットワークであり、水からなる人間もまた海とつながることでネットワークの一部となれること、そして地球の全情報を記録した海と一体化すれば死者とも会えることだった。
最後の最後でスピリチュアルオチ…。釈然としない最終回だった。ミナモも成長はしたけど、最後まで「女は港」扱いなのが釈然とせず。いや、「女性が、『女性のパブリックイメージ』通りに生きること」を否定はしないけども、それは「バディ」とは言えないのよ。



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ユキノちゃんの腹肉(*゚∀゚)=3
メタルと一体化した久島が残した真実を知るためには、ダイバー自身も深海に赴きながらメタルダイブしなければならない! …なんで?



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実は地球の環境破壊が進んでいて、それも気象分子が求められる理由だった。そういうの1クール目で言ってくれんか(2回目)。
やっぱりこの世界にも第三次世界大戦と「日本の奇跡」があったんだ。とっさにハルたちを論破するために出た言葉かもしれないけど、「人間は地球環境をさんざ破壊してきたのだから、それを気象分子を使って修復する(日本の奇跡がそうしたように)のが人間の責任」という言葉も一理あるな。
シャンパンのボトルが偶然落ちてプログラムを止められませんでした、はギャグにしか見えなかったけど、ひょっとしてジェニーはソウタの行動を最初から予測していたのかな。



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地球律の説明がなされたけど…うーむパルスのファルシのルシがパージでコクーン。要するに気象分子は気象を制御する代わりに地球の律動を無理やり封じ込めていて、押さえきれなくなって暴発したのが「海が燃える現象」を含む地球律の破壊現象。気象分子が世界を満たしたら、その分反動で発生する地球律も大きくなって世界を破壊する…という理解でいいのか?
久島は人工島を、自然と文明の調和を目指して設計していた。そういうの1クール目で言ってくれんか。



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矢尾一樹の「やってやるぜ!」で不覚にも吹いた。
ミナモとハルよりよっぽどバディしてるソウタとホロンが大活躍。電脳を初期化して殺さずに実質相手を抹殺するってえげつないな。
久島は自意識だけでメタルに入り難を逃れていたが、代わりにホロンが犠牲に。「ゴーストを維持するために同期・バックアップを避けており、ゴーストが本体の破壊とともに失われる」って『ぼくらのよあけ』を思い出すな(こっちが遥かに先だが)。ソウタ・ホロン組が好きだからなんか救いが欲しいけど。



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ちょっと唐突感はあるけど、マシンと人間のバディ・カップリングはいいもんだぜ。

久島の方がよっぽどハルの相棒やってるよな。ハル側も「久島あっての僕」って言うぐらいには信頼してるし。
この世界は水不足で、世界は気象分子を欲していた。でも人工島が水不足には見えないんだよな。外の世界はそうなのかもしれないけど。
地球律と気象分子の対立を知る久島は、評議会によってさらわれてしまった。いよいよ最終盤、って感じ。



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「芸術家はコミュニケートのいらない仕事」…って、クリエイターに対する認識が古すぎる!!!
「電脳化はナノマシンを飲むだけでできて」「世界中が電脳化を前提とした社会になっているのに」「オーストラリア内陸には電脳化が浸透していない」。1行で矛盾してるぞ。
20話かけてようやくミナモが電脳化してない理由が説明されたけど「なんとなく」…「なんとなく」ってお前!!!!(やり場のない怒り)。要するに「ミナモは最初からハルと共に歩む『イルカ』の役割を果たしており、ハルを助けるために無理に変わる必要はない」という話なんだが、電脳化がそこまで不可逆の恐ろしい変化に見えないに見えないせいで「いや、できるなら電脳化すれば?」という感想しかない。
カスミは久島が、ハルの意識が戻ったときのために用意していた義体だった。愛が深すぎる。



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地球律とは、地球が「本来の姿」を取り戻そうとする力で、環境を支配する段階に進んだ科学の力(気象分子)と対立してノイズを生んでいた。終盤に向けた対立構造はわかったけど、物語をどう持っていくんだろう。前回も危惧したけど「メタルも希少分子も捨てて自然に生きよう!」なんて安易なオチに走るのだけはやめてくれ。
今回も物語は自然推しで、メタルを介した地球律の力はハルの身体をも回復させた。自然とは循環であり、終わりもまた始まりになるという点で「『頑張る』ことに遅いということはない」というテーマを補強してたけど…この点も正直安易な自然推しのオチに繋がりそうで危惧ばかりが膨らむ。



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急に自然の良さを説き始めたぞこのアニメ。ミナモも「高貴な野蛮人」仕草を始めたし、まさか「やっぱ文明より自然が一番!」なんて安易なオチに着地するんじゃあるまいな…。
森から発せられるメタルへの干渉。地球律(地球の意志?)が過剰に発達した文明を拒もうとしているのか?50年前に人工島を地球律が襲ったのもそのせい?



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「最高」の二文字以外に言うことはないです。

真面目な話「メディアミックス作品」の評価って、基本的には媒体は違えど原作と大筋は同じなので「原作愛が伝わってくる!すげ~!!」で終わりがちである。
最初こそ違和感があったアニメ版キャストもアニメを経てすっかり馴染んだし(細谷佳正氏の翔太郎、たまに桐山氏の声と聞き分けがつかない時があるの、ホント声優ってすごいと思った)、ツダケンのおやっさんも彼のハードボイルドさをしっかりと表現していて大ハマリ。
アニメーションも高品質で、特にアクションシーンは白眉。スカルのちゃんと特撮を意識した地に足のついたアクションの再現度もさることながら、原典ではワイヤーやCGでふわふわしているだけだったタブー・ドーパントの「パイプに巻き付きながら移動」「スカルを下半身で締め上げる」などのアニメだからこそできる動きにも「スーツの制約がなければきっとそう動くよな」と納得させる説得力があった。

本作オリジナルの、身も蓋もない事を言えば映画向けのアクションシーンのために作られたキャラ・大嶋(オーシャン・ドーパント)にも、一瞬「この人原作にもいなかった?」と錯覚してしまうほどに馴染んでいたし、原作にないラストバトルは良いサプライズだった。「霧彦以前に冴子が見込んでいた男」って立ち位置、よく考えたなあ。



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かつて、押井守が「日本を代表するスーパークリエイターの一人」と持ち上げられ、ネット上でも「オタクの必修科目」のように扱われていた時期があった(記憶が正しければ『イノセンス』『スカイ・クロラ』の頃)。
その頃、高校生になりたてのガキであった僕はオタクとしてのランクを上げたくて、レンタルビデオ店で手当たり次第に押井作品をレンタルして見ていったのだが、当時の僕はあまりに未熟で、押井作品の殆どを理解することが出来なかった。
『イノセンス』『スカイ・クロラ』は、起伏がなくて途中で寝た。
『GHOST IN THE SHELL』『機動警察パトレイバー2』『ビューティフル・ドリーマー』は、画作りには感動したが、話やテーマを理解できなかった。
『アヴァロン』。投げっぱなしジャーマンなオチにキレた。
特に『ASSAULT GIRLS』は、ビジュアル的にもシナリオ的にもあまりにもつまらなくて、「押井守って実はたいしたことないんじゃないの?」と当時の僕は疑惑を持ってしまったし、成長した今でも『ASSAULT GIRLS』だけは認めることができない。

そんな当時の僕が、唯一手放しで「すごい!最高の映画だ!」と感動したのが『パトレイバー the Movie』である。
そんな思い出の映画がスクリーンで見られるという一報を聞き、僕は急いで手近なリバイバル上映を行っている映画館に駆け込んだ。

スクリーンで見たパトレイバーは「あの頃と変わらない」どころか、かつて感じた以上の面白さがあった。
今や「コンピュータウイルス」という題材は目新しいものではなくなってしまったものの、本作は時代の流れで色褪せるようなチャチな作品ではなく、川井憲次の最高の劇伴と共に始まるプロローグ→ドカンと出るタイトルで既に心はブチ上がり、HOSの謎を追う遊馬とその裏でHOSを作り上げ自殺した帆場暎一を追う松井刑事、その間にテンポ良く挟まれるギャグ、そして何よりシゲさんと遊馬がレイバー暴走のメカニズムを解き、特車二課が方舟破壊に向かうクライマックスはいつ見ても最高オブ最高オブ最高。
年齢を経たことで、ガキの頃はいまいちわからなかった押井監督特有の「虚と実の境目を問う(この場合は帆場暎一の存在)」構造や松井刑事たちが地道に足で帆場の正体を探るダレ場の面白さも多少わかるようになったし、本当にスクリーンで再鑑賞してよかった。

『パトレイバー the Movie』を見る度にオジサン思うんだけど…やっぱ押井さんって、誰かが手綱を握って程よく制御したほうが面白いんじゃないかな。
それとも、今見直せば当時は見えなかったモンが見えてくるのかな。



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今は落ち着いているものの、かつてはデスゲームなどを舞台に、人間の醜さを引き出して「利己が人間の本質!これこそがリアル!」と謳う作品がめちゃくちゃあった。本作は、そうした「利己こそが人間の本質」と謳う作品の真反対にある作品と言える。
本作には「大事件」はなく、バンド系作品にありがちな「音楽性の違いでケンカ!」「音楽に対するスタンスの違いでケンカ!」「なんもわかってくれない大人とケンカ!」的な要素もまったくない。世間にとっては小さいけど本人にとっては深刻な悩みを抱えた少年少女たち3人が、周囲と、音楽に助けられながそれを乗り越えていく、とても優しい物語なのである。

それでいて本作は「起伏がなくて退屈」なんてことはほとんどなく(ちょっと退屈に思える箇所はある)、不思議と見入ってしまう魅力がある。これはサイエンスSARUの素晴らしいアニメーションも一因ではあるのだが、キャラクター一人一人の魅力をしっかり描いているからだと思う。
その代表が主人公の一人である日暮トツ子。このトツ子がすんごいかわいい。天然でフワッとした言動は可愛く、しかもそこには「いかにもオタク狙いのあざとさ」が全く透けて見えてこない。
そんな彼女が「自分の色を見出だせない」という悩みを抱えながら、きみ・ルイと友情を深め、音楽に打ち込んでいく過程を見ていて、いつの間にか僕は思わず心のなかで「頑張れ!」と彼女を、3人を応援していた。
印象に残っているのが、奉仕活動を終えてルイの元に久々に戻れたトツ子ときみが手を繋いで喜ぶシーン。僕はここで心のウイニングチケットが出てしまい、泣き所でもなんでもないのに「よ゛か゛っ゛た゛ね゛え゛え゛え゛!!!」とちょっと泣いてしまった。

現在進行系でしんどい思いをしていて傷んだ心に、じんわりとしみた大傑作。



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監督の中村健治氏の「これは大奥を舞台にした、新社会人の物語なんです(※要約)」という補助線のおかげで大筋はなんとなく理解できたし、TV版と比べると物語はわかりやすかったものの、ディテールに関しては全然把握できず、中盤以降、脳内はずっと宇宙猫状態。
戸惑いながらも唯一理解できたのは、「豪華絢爛」の4文字が相応しい色彩に溢れた大奥やモノノ怪が巻き起こす世界の異変演出の進化、ハイパー薬売りのアクションの進化など、令和の技術力によりアップデートされた「モノノ怪らしさ」の凄まじさ。あらゆるカットが芸術のようで、1秒たりとも目が離せず、「作品を理解できた自信は1ミリもない、でもすごいものを見たという実感はある」という不思議な心持ちでシアターを出た。

「劇場で見てよかった」と断言できる、「芸術を浴びる90分」とでも形容すべきオンリーワンの体験ができる一作。
ストーリー面は小説版を買って補完したい。



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ルックバックに関しては、何を言っても安っぽくなってしまう。何を書いても「この映画の素晴らしさを語るにもっといい言葉があるはず」という不満を排除できなかった。おそらく、僕はこの映画をちゃんと評せる言葉を持っていないのだろう。
なので「少しでも『作り手』の側に立ったことのある者として大いに共感し、感動した」とだけ。



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ジャングルポケットが駆け抜ける数々のレースの作画はひとつひとつが大迫力、かつそれぞれのレースがきっちりと差別化されており、嫌な言い方をすればただの「かけっこ」であるレースを、ここまでダイナミックに、かつ差別化して描けるものかと本当に感動した。特にポッケがダンツフレームと競り合う日本ダービーは白眉であった。
タキオン、フジキセキ、オペラオーなどのゲームにおける固有スキルの演出を映画向けに改変した演出も、ゲームを知っていると「うまく落とし込んだな」と思ったし、あえて派手な劇伴を廃したことも、現実の競馬と同じ緊迫感を演出することに一役買っていて感心した。

無論映像が素晴らしいだけの映画、なんてことはなく、実際の競馬シーンを「皐月賞でのタキオンの幻影に囚われスランプに陥ったジャングルポケットが、ポッケの走りに希望を見たフジキセキの(ポッケがトゥインクル・シリーズに飛び込むきっかけとなった)走りを見て再起し、タキオンの幻影を乗り越えるべくジャパンカップに挑む」という形に解釈・再構成したストーリーもシンプルながら熱く、手に汗握るものだった。

ウマ娘最大の見せ場である「走り」を魅せることを徹底的に追求した名作でした。



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