1話で感じた穏やかな日常を淡く包み込む切なさの空気を感じた予覚は間違っていなかった。
正直なところ、中盤はだれてしまいキャラクターの心の内も若干分かりにくかったが、この物語の一番の主軸となる10話あたりから最後の4話は素晴らしかったし、切なさと嬉しさに涙をこらえられなかった。
切なく寂しくも、みんなが一緒ににっこりでいたいという約束の下、5人と1人の絆が互いを引き付け合う物語。
ののかだけが覚えてなかった1話に対置するようなののかだけが覚えている12話
ののかが自分だけが唯一覚えているノエルとの思い出や存在を忘れて、消えてしまわぬように自分に向けたビデオメッセージを残すのは....もうずるいよ.......
相変らずどこか愉快さを孕んだ素晴らしく凄まじく良い劇伴
アイの小糸に捧げる思いはただ後悔や自責だけではなく、なぜ頼ってくれなったというどこか恨みに似た思い
今回はアイドルに金や命といった様々な形で自らを捧げた少女が登場したが、それに対し小糸のためなら自らの命だって....と思い返したアイの思いはどう着地するのか、次週に期待