望んだ世界(学園エヴァ)。
警告の予感が鳴り響く踏切の信号。
出会いのやり直し。
街中デート・保健室・中野ブロードウェイの階段。
「アカネには友達がいっぱいいるじゃん」
都合の良い形にしたはずなのに
夢から覚めない神様はみんなに置いてかれる。
この世界、吸血鬼になること自体への受け入れ方はスムーズだけど
吸血鬼になるタイミング(もっと若ければorもっと成長してからだったら)にはやたらこだわる人ばかりだ。
血液が入った水筒を持ち歩く吸血鬼さんかわいい。
ある時期のヨーロッパ(フランス)では入浴が疫病の原因だとされたりして忌避されたようだし
共同浴場も一部キリスト教的な倫理観から忌み嫌われたみたいだが、
吸血鬼になったあとも、その倫理観を持ち続けてしまう世俗っぽさ。
(その世俗っぽさゆえにヴァンパイアハンターにも許されたわけだけど)
長崎は坂が多くて写真映えするスポットが多そうだ。
平行移動の最中で悩むことと、高低差がある移動中に逡巡すること。
写真によって、誰かの誰かへの秘めたる視線に気がついてしまい
同じ場所からの写真を2枚見てしまうことで、
他言無用のはずの2人きりのお出かけを察知してしまう。