限りなくインモラルなことばかりしてるのに、
「大人=汚い/子ども=無垢」という観念が前提だったり
「結婚式の儀式(病めるときも、健やかなるときも・・・)」という広く流通している方法で愛を誓い合ったりする。
ぶっ飛んでるようで実は世俗的である。
やはりマッチポイント後の展開でBGMが止まり、ボールが風を切る音や砂の音、セリフだけになるあの瞬間が良い。ジャンプする際の脇腹の引き締まった感じ。
「わくわくわくわくシークワーサー」の着メロ。思いをたくされたコサージュ。
ギャグとしてのバーチャルボーイ言及とNEO GEO CDのロード時間の長さ。
それが、川崎探訪におけるガイルさん/ダルシムさんの助言(バーチャル的なものの現実空間への流入)と
川崎中のゲーセンをめぐる粘り強さ(ロード時間に耐えること)へとつながる。