決勝戦開幕!
ほぼバトルだけの回ですが、見どころがたくさんあり、テンポもいいので楽しく見ることができました。
ついにメダフォースを撃ち合うことになった両者ですが、どう決着をつけるのか。
ナラヅケさんも本気になり、サケカースとの愛のドラマはクライマックスに。
一話限りのゲストのはずが、ここまで物語を引っ張る一つの要因になるとは。
大人らしい作戦もステキ。
次回ではメダロットが、ヴィクトルの叫びにどう答えを返すのか?
これまた期待です。
なぜこの作品がブームになったのか?
それを知りたくて鑑賞しました。
見ている中で気づいたポイントは三つ。
まず一つ目は、作画がべらぼうにいいこと。一度も乱れることなく、二クール走りきりました。
さまざまな映像演出を使った表現も見事。
ポイント二は、その設定の切なさ。
鬼になった妹を救おうとする炭治郎。
しかし妹を治すためには、他の鬼を殺さないといけない。
他の鬼は殺すのに、妹の禰豆子だけは救おうとする。
この歪みを持った設定もこの作品の魅力でしよう。
しかしこれは少年漫画、歪みは解決しなくてはなりません。
そこで作者が打った手は、敵である鬼に炭治郎が救いを与えることでした。
炭治郎はただ鬼を殺す兵器ではなく、鬼の心を救う優しさがある。
このあたりの塩梅が非常に上手でした。
ポイント三つ目は、技が格好いいこと。
『水の呼吸! ○○の型!』なんて叫ぶシーンを見たら、小学生なら技を真似したくなること間違いなし。
大人の自分でも、ついふざけて『夜食の呼吸、カップラーメンの型! 暴飲暴食!』なんてくだらないことを叫びながら夜食のラーメンを食べてます。
果たして全国の小学生で全集中の呼吸をマネした子は、どれくらいいるのだろう。
以上三つのポイントから、この作品が流行した理由の一端を感じることができました。
次は映画らしいですが、人気はどこまで続くのか。
期待です。
鬼舞辻無惨がやりたい放題な最終話。
第一部完といったところで、ここから映画版につながるのだとか。
鬼舞辻と十二鬼月のシーンはユーフォーテーブルの本気とも言える、すさまじい映像表現でした。
あそこまでグリグリ動くCGは、本当にすごい。
このCGは映画ではどのような動きを見せるのか、期待してしまいます。
カナヲに対する炭治郎のシーンもよかったです。
表が出るまで何度もコイントスする――実に少年漫画と主人公らしい選択でした。
ゼロとイチの数字が浮かぶ空――そんな幻想的な光景から始まる、モンスターと子どもたちの出会い別れを描いた作品です。
モンスター――デジモンはパソコンから卵の状態で現れ、次々姿を変え進化していく。
この進化の過程が観客の心を掴み、次の進化への期待を煽り構造。
わずか二十分の短編映画ですが、作画は大変良好。
個人的には太一が二段ベッドから降りる時の癖を動きに取り入れた作画が好み。
味方側のデジモンの勝利に、ちゃんと作中で伏線がはられており、実に見事な作りでした。
ラストのコロモンと太一のシーンでは、ついつい目が潤んでしまいます。
一期から段違いで予算が上がったことがわかる二期一話目。
まずオープニングからやばい。
バリバリグルグル動く演奏中の放課後ティータイムに、各所で気持ちよくハマるカット、どれを見てもたまりません!
このオープニングを見てるだけでトリップできそう。
内容としては初見さん向けの紹介を含めた進級と、新入部員勧誘の二つが大きなテーマ。
セリフが無くても動きだけでキャラの思いが伝わってくるシーンや、テンポと作画がいいギャグなど、上手く予算を使っています。
勧誘パートのデキは特に素晴らしく、唯が与えられた花台に悩みつつ、最後に掴んだ答えは、彼女が主人公として成長したことを感じさせるものでした。
一期の一話では入部を断って泣きそうになっていたのに、成長したな唯。
声優さん達の演技もよりハマってきて、これから二クールが楽しみになる一話でした。
日常にこそ、事件や冒険、ワクワクがつまっている。
そんなことを思い出した一作でした。
基本的にどの話も切り取った日常を映したものになっています。
どれもありふれた日常なはずなのに、吉田玲子先生にかかれば、それが良質な物語へと変換される。
一見誰でも書けそうな話なのに、その裏には綿密な計算の上で組み立てられた物語が存在する。
脚本家吉田玲子を強く意識したのは『若おかみは小学生』からですが、本作とメダロットでその凄みを存分に味わいました。
何を書かせても、物語る話が必ずおもしろい。
これは吉田玲子先生の作品を深堀りしなくちゃいけない、一生ついていきたい人だ。
そう思わせる魅力がけいおんにはありました。
ほとんど吉田玲子先生の話になってしまいましたが、まとめに一つ。
当たり前の日常だってドラマの一つ、アニメのシナリオを学びたければ、けいおんを見よう!
神回、それも最大級の少年アニメ史に残る神回です。
ビクトルが語った辛い現実。
それはまさかの現代の日本に生まれた子ども達への痛烈な批判でした。
ここだけでもすごいのに、今回の脚本は吉田玲子先生。
当然それだけでは終わらせず、子ども達にとって友達でありヒーローのメタビーに『日本の子どもだって色々あるんだ!』と語らせる凄さ。
それは明確なビクトルへの反論にはなりきれていないけれど、でもかつて子どもであった自分からして、メタビーの言葉はとても嬉しいものでした。
イッキがこの場面では敢えて何も語れないのがまたよし。
細かいギャグのテンポもよく、カラスミさんのシーンでは手だけ映すことで感情を読み取らせる見事な演出力。
この回を見てメダロットスタッフ、中でも吉田玲子さんに一生ついていこうと思わせる内容になっていました。
ギャグがキレキレな修行回。
シノブの過去が語られましたが、まさかあの性格は姉をエミュレートした結果だったとは。
姉の死がシノブにとってあまりに辛かったことがわかるよい設定です。
現在と過去の演じ分けも凄く、声優さんの本気を感じました。
カナヲのキャラもおもしろいけれど、今後炭治郎にホレるのかな?
まだカナヲは未知数な感じですね。
映画版でやる任務の内容が終盤流れていましたが、ここだけでもドキドキする内容でした。
ますます映画版に期待です。
大晦日ライブ回。
バンド活動するなら、ライブハウスは外せません。
そこをしっかり番外編で描いたのが見事。
この話で唯達が二年生になって一年経過しましたが、まさか二期は三年生の一年間だけ描くのでしょうか?
一期で一クール二年分、二期で二クール一年分とは、また無茶をなさる。
しかし安心安定のスタッフなので、心配はなし。
リハ中に失敗した唯たちを、温かく見守る先輩バンドが好印象でした。
唯たち→先輩バンド→さわちゃんたち大人組
といった感じで世代の流れも見れて完璧。
アリカ初恋回。
もう完全にアリカが主人公なエピソードでした。
ゲストである北から来た少年のキャラもよく、見ていて惹かれるものがあります。
あのキャラだからこそ、アリカが初恋する意味もわかる。
そして後、少年が破れた後にはイッキが立ち上がる。
自然と流れがイッキにシフトし、イッキ×アリカ派も安心な展開でした。
終盤では大会運営委員の正体や、敵の悲しい過去が垣間見られ、なかなか次の展開が楽しみになりました。
帰ってきた特訓回。
今回は全集中の呼吸を常時キープすることに。
柱という超えるべき存在ができた今、実にわかりやすい実力の見せ方。
今回しのぶの過去が描かれました。
この作者は悲しい過去を描くのが上手いですね。
鬼だけでなく、当然柱にも譲れない悲しい過去がある。
それを含めた上でのぶつかり合いというのが、熱い!
今回のクールではもう鬼との戦いは無さそうですが、劇場版はそのあたり期待できそうです。
それぞれの成長と失敗を描いた神回。
みんなが躓いて痛い目にあった時、それを救ったのが唯からのくだらないメールだったという展開が好き。
それぞれ成長して大人になろうとするけれど、原点にいる唯がそれを支えているという構造が面白いですね。
唯というキャラクターがこの世界でどんな意味を持つのか、改めて示されました。
その後、それぞれ成長という結末を迎えつつも、元のけいおん部に戻るところがまた愛おしい。
どんなに変わっても、今の私達が帰る場所はこの!
こんな宣言が聞こえた気がしました。
……とツラツラ語ってきましたが、この回って他にも色々見方ができそうですよね。
それによっては様々な解釈ができそう。
個人的にはラブレターをもらった事実を直接語らず、それでも目に見えて変化があった律の描写が一番好きです。
あと前髪を下ろした律はとてもかわいい。
より好きなキャラになりました。
やっぱり実は空気が読めて、自分から進んで道化になってるあたり、律は意外と精神年齢高めなのかな?
(逆に精神年齢が低めなのは、意外と澪だったり。大人っぽい見た目とのギャップがまた良し)
一気に動き出すヒカル回。
ロボロボ団が怪しい動きを見せる中、かりんがロボロボ団のコスプレをしたせいでちょっとした騒ぎに。
これコウジの虫回で見たいと言っていたシチュエーションなので、かなり嬉しかったです。
コウジの再起をかけた展開も熱い。
スミロドナッドがメダフォースを撃てたのは、確か先祖返りだったか。
ジョースイハンもさすがの実力者で、メダロットの転送を悪用する戦法は、ルールの裏をつく見事な作戦でした。
こいつ相手なら、宇宙メダロッターXにヒカル本人が登場するのも納得。
いろいろ伏線が張られていますが、ヒカルの問題にはどう決着をつけるのか。
期待です!
柱達の紹介話・後編。
今回の炭治郎はとても主人公らしい活躍をしてました。
先輩を振り払ってでも禰豆子を助けようとする姿勢、実にいいです。
お館様さまのキャラも実にいいですね。
こんな穏やかな人が鬼を斬る鬼殺隊のリーダーなのだからおもしろい。
炭治郎達の治療が始まり、次回からは再び修行編か?
柱達とも今後どう絡むのか、期待です。
メルパンCGお披露目回。
冒頭の少年少女合唱団のシーンからカオスなスタート。
今回のプリチャンはかなり割り切って展開を早くしてますね。
キャラが強烈に立っていて、脚本側もキャラを掴めているからこそできる仕事ですね。
あんなとえもの関係も、視聴者(またの名を大きなお友達)が望んでいた形に収まって一安心。
それにしてもメルテックのライブはなんというか……セクシー過ぎる。
本当にクレームが入るんじゃないかと、ちょっとヒヤヒヤしました。
すばらしい!
最高の最終回――まさに神回!
一話冒頭のダッシュを、まさかこんなシーンで再活用するなんて!
一話の時はキャラ紹介の役割が強いシーンだったのが、最終回では一気に涙腺崩壊シーンに。
ライブに間に合って、思わずこみあげる唯のシーンもいい。
泣いてる梓に唯が抱きついて『最高のライブにするからさ』って言う場面、まさにプロポーズを意識したシーンでしたね。
その後キスをしようとしてギャグになってましたが、あれは間違いなくプロポーズです。
ライブでアンコールしたあと、『もう時間が、ないから』なんてセリフが出てくるのが少しメタネタっぽい感じで良し。
まさに最終回だからこそのギャグでした。
ライブシーン、唯の全力ダッシュシーンと、どれも見ても作画も高品質。
改めて見て、京アニってすごい会社だったんだと、再確認しました。
やたらロボトルの作画がいい繫ぎ回。
しかし繫ぎ開幕ながら、中々のデキ。
まず冒頭で述べた通り、ロボトルの作画がすごい!
立体的にゴリゴリ動くメタビーたちには興奮しました。
ストーリーもよく、実は日本チームの弱点は……という展開が見事。
コウジがどんどん嫌なヤツ化していたので、ここで一気に確変してほしいところ。
アニメ版スタッフはイワノイが本当に好きですね。
最後の活躍には胸が熱くなりました。
それにしてもアニメ版スタッフは、本来ならヒカルの過去を描かずに最終回を迎えるつもりだったのか……実に思い切った選択です。
柱&お館様勢揃い回。
出てきた新キャラがどれも見事に濃い。
中でも恋柱のキャラはどう戦うのか期待です。
しかしキャラが多数出たものの、実は物語自体はあまり動いてなかったり。
炭治郎ピンチから禰豆子ピンチに変わったくらいで、基本はキャラ紹介回だったかと。
ここから禰豆子の存在をどうやって柱に認めさせるか、期待です。
今回から簡単感想で行きます。
律と澪のケンカ回。
二人のすれ違いを上手く描きつつ、悪者を出さない流れは見事。
さわちゃん先生の『代役を探そう』という発言は、けいおん部のメンバーがそれを否定してくれるからと信じているからこその、ナイスな誘導ですね。
ダテで年長者というわけではない。
最終的に和がけいおん部を救う展開もさすが。
律に対する当馬だけで終わらず、しっかりそこから発展した関係を描けた。
悪者を可能な限り出さない、実に現代的な姿勢ですね。
律のいないけいおん部は静か過ぎて寂しくなりました。
やっぱり元気印の律がいないとね!
『ごめんなさい』と安易に謝らず、思いやりの行動だけでお互いの空気の変化を描いた演出と脚本も見事。
さらに次回では唯が風邪を引くという爆弾も。
爆弾をどう処理し第一部完とするのか、期待です。
これからは簡単感想でまとめます。
狂犬アリカ復活回。
小学生でありながら24時間営業張り込みをするなど、アリカの狂犬ぶりはさすがです。
ただ相手チームの秘密を暴くのは、大人であるレトルトの方が一枚上手だったか。
宇宙メダロッターXが本人不在という設定はよく考えられてくださいいますね。
今まで不遇だったいろいろなキャラにスポットライトで照らす役割になっている。
改めてすごいと思ったのがイッキたちの声優さんの演技!
女性でありながらあそこまで腑抜けた情けない男の演技ができるのは、さすがプロです。
これからは簡単感想でまとめて行きます。
蜘蛛の鬼のラスト、実にキレイに決まりましたね。
鬼を足蹴にする冨岡義勇と、鬼に情けをかける炭治郎の対比がおもしろい。
鬼殺隊の後処理組織がでてきましたが、黒子って感じで実にかっこいいです。
鬼を連れた剣士である炭治郎なわけですが、ここで一気に問題が表面化。
どんな理屈を通して禰豆子を守り切るのか、期待です。
最後に出てきた柱たちも、いかにもキャラが濃そうで同じく期待。
冨岡義勇が嫌われ者だと知って、つい笑ってしまいました。
もしかして冨岡義勇の心を一番開いてるのは炭治郎なのでは?
本日は簡単感想。
今回も梓視点の物語。
少しずつけいおん部に馴染んできた梓。
昨年の合宿との違いを、それから追加されたキャラで出していく流れが見事。
さわちゃん先生は本当にフリーダムな先生。
ただ遊ぶだけで終わらず、唯と夜に練習する梓
ある意味で唯と澪の対比構造になっている。
一見すると真面目で頼れるお姉さんだけど、実は怖いものが苦手過ぎる澪。
一見するとテキトーでちゃらんぽらんだけど、実はみんなに隠れて練習してる唯
両者を比べることで、梓の認識もまた変わる。
冒頭とオチで憂が問いかけた唯に関する質問、その答えが変わったことで梓の成長を描いている。
今回も傑作でした!
本日は簡単感想。
作画もよく、シナリオもおもしろい黄金期のメダロットが帰ってきた!
キクヒメのお母さん周りが若干ホラーが入っていておもしろい。
かと思えば泣ける展開も。キクヒメの泣き顔を見せない演出がいい。
バレエを取ったキクヒメ、しかしロボトルは?
という疑問に見事に答えたカガミヤマの存在。
イワノイに比べてキャラが薄かっただけに、ここでのまさかな大抜擢へ。
戦法もしっかり考えられていてお見事。
エンディングで脚本の欄を見ると、やはり『吉田玲子』の名が。
けいおんや若おかみもおもしろかったし、吉田玲子さんについていこうと決意した回でした。
本日は簡単感想。
最後まで緊張感のあるバトルが見事。
胡蝶しのぶの「友達になりましょう」がなかなかのホラー。
鬼を毒殺する流れも実にエグい。
さらに薬を扱うので、今後便利キャラになるのではと予想。
十二鬼月だった鬼は、過去になにがあったのか。
そのあたりの展開に期待。
今回は梓視点からけいおん部を見つめ直す回。
前回書いた通り、けいおん部のメンバーはバンド(それか友達グループ)として完成されていました。
それだけに入り辛さがあるのを描いたのが前回だったわけですが、今度はけいおん部に飛び込んだ梓から見て、けいおん部とは何者なのか問われるのが今回の主題です。
梓にとってコスプレしたりお茶回したりばかりでろくに練習しないけいおん部は、ダメな部として見えたことでしょう。
でも他のバンドの演奏を見ても、全然心が震えない。
わけがわからなく泣き出した梓を救ったのは、律の『演奏しようぜ』の一言でした。
けいおん部の演奏を見て、改めて梓はこのバンドが好きになります。
さらに澪からもたらされた『彼女たちが輝いているわけ』を聞き、改めてけいおん部でやっていくことを決意。
こうして完成されていたけいおん部は、新たなピースを得たことで、その存在をさらに進化させるのでした。
果たして梓が加わったことで、けいおん部はどんな変化を見せるのか?
ここから先の展開にも期待できる回でした。
騙し騙されな、怪盗たちの戦いを描いた回。
敵にルパンの子孫である三兄弟を登場させ、そこに『怪盗』であるレトルトをぶつける。
怪盗レトルトという、宇宙メダロッターXの都合で活かしきれなかったキャラを見事にリサイクルした、素晴らしい話作りでした。
ラストのオチには見事に騙されましたし、きれい事のないコンビだからこそイッキとメタビーは名コンビなんだなと再確認。
さらに宇宙メダロッターX役を今度はキクヒメにやらせることで、さらなるキャラクターの深堀りができると、見れば見るほど考えられた設定だなと、関心しきりです。
シリアス編では株を落としましたが、見事世界大会編で見返してくれた、スタッフの熱意に感謝です!
炭治郎覚醒神回!
今まで鬼滅を見ていて不満だったこと、それは禰豆子の活躍が少ないことでした。
やはりジャンプ作品だけあって、ヒロインのバトルにおける活躍には期待できないのか。
そんな不満があったことを、この回を見てようやく自覚しました。
そう、この回ではついに禰豆子の活躍が見られたのです。
炭治郎の絶体絶命な危機を回避、さらに自身の能力に目覚め兄をサポートする。
『自分の見たかった鬼滅はこれだ!』とハッキリ言える回でした。
自分の原点を知り、それを技に活かす展開も見事です。
今までエンディングなどでアレはほのめかされていましたが、ついに本格登場となったアレには激しく燃えました。
またその原点に遡る走馬灯が、善逸のシーンで伏線を張られているあたりも上手いです。
挿入歌もよく、作画も良好。
こういう神回があるからこそ、鬼滅はつい切らずに見続けちゃうんですよね。
とても素晴らしい回避でした。
メルティックスター覚悟完了回。
メルティックの新曲(ダンスが今までにないセクシーさ!)もよかったですし、話もよかったかと。
3期に入ってから様子が変なあんなでしたが、今回そのあたりの説明がついにされました。
要はよりミラクリキラッツと高め合いたいということですが、この考えには一部疑問も。
高め合う=友情を捨てるのではなく、他にも互いを高め合う方法はあるはず。
馴れ合いを無くすのはいいですが、友情まで失ってはいけない。
このあたりのさじ加減にどうあんなが気づくのかも、今後の見どころですね。
むしろえもに覚悟を決めさせ、逆に友情を捨てて純粋なライバルになる展開もありえますが、二期でデュエットまでしたえもとあんなのそんな姿は見たくないな……というのが正直な思いです。
おもしろいからこそ、プリチャンスタッフがどう物語を展開するか期待です。
本当にけいおんはハズレ回がないですね。
今回は学年の進級から話がスタート。
澪だけ別の教室になり、今まで地味なサブキャラだった和と仲良くなる展開は上手いですね。
どのキャラもちゃんと活かすという、スタッフの熱意を感じます。
メインは新入生への部活勧誘話なのですが、他者の視点から見るとけいおん部って、入りにくさがあるのかも知れないですね。
現在のメンバーでバンドとして完成してますし、強い繋がりがあるから他者は踏み込みづらい。
そんな中、新入部員として入ってきた梓は、きっとライブを見て『自分もこの仲間に入りたい』と考えたのだと思います。
同じ何かがあるから、けいおん部のメンバーに踏み込みこともできる。
その何かというのは『空気』というか『楽しさ』『ワクワク』と言った、とてもポジティブなもののはず。
梓が加わることで、さらに物語がおもしろくなることを期待します。