いいお話だったし、相変わらず作画は素晴らしいんだけど、見ていていまいち作品へ入り込めない感がある。音楽があまりあってない気がするからかな〜。
100日目の奇跡のお話。レミのお話は単に感動的というだけじゃなくて、いろいろなものを抱えながら生きている人々の切なる願いをロマンチックに描き出しているような響きがあって、そこがとても切なく物語的でうっとりしてしまう。
初代のキノは、シリーズを通して何処か不気味な、不安げな雰囲気を纏っていて、それが視聴者に物語の深淵さを印象づけるような余韻、残響を作り出していると思う。そこが2期とは決定的に異なるところであり、僕が初代を好きな理由だと思った。
人間は様々なものを次の世代に継承できるようになったけど、本質的に受け継がれていくものは、人が生きてきた意思であり思い出なのかもしれないと思う。
良い物語だったー。 1話の中にちゃんと起承転結があって、4人みんなそれぞれがいい表情をみせて印象的だった。希望に満ちたキラキラした気持ちとそれを支え合う友情は青春ドラマの王道だなーと思うけど、それがやっぱりいいのよね。