史上最年少で竜王となった主人公が弟子達や周りの人間と将棋を通じて成長していく物語
作画は少し気になるところはあるものの、手の入ったシーンが多めでヌルヌル作画も散りばめられている
登場人物はみんな個性的で、一人一人のキャラが立ってる他、その各々の性格により苦労したり、それを乗り越えたりするのも魅力的
話の流れは如何にもラノベ原作っぽい進み方で、数話ごとに区切りがあり内容が整理し易いが、少し端折りすぎな部分もチラホラ見られたのが惜しいところ
OPは勿論、BGMやEDも良いものであった
母娘の絆、少女と青年の宿命の物語
2005年とは思えない丁寧な作画で、空をテーマの一つにしているこの作品だからか、特に雲の作画が綺麗だし、この技術はしっかり活かされてこの後の京アニ作品の雲はとっても綺麗で細かい陰影もしっかりしたものになってる
キャラクター一人一人に個性があって、それぞれにフォーカスが当たるから、よりキャラクターの良さが引き立ってる
『鳥の詩』等、音楽は言うまでもなく良くて、夏と切なさを感じるメロディーラインは特に劇中で流れると感動する
全てが伏線と言って良い程に内容が詰まってて、すべてが最後と結末に繋がるし、これを12話に収めるのは京アニじゃないとできないと思う