優斗さん、初対面でさほど驚かなかったのはそういう理由だったのか!
「流れる時間が違う」ってのは羽を落とすと短命になるってことなのかな…。儚い。
異種間恋愛に関して大人向けの深夜帯作品を軽く凌駕するほど緻密な設定を練っているなあ、と改めて思わされる回だった。
年単位の放送で積み重ねた伏線の回収も鮮やかで、見ていてとても面白い。
ハロウィン回。アイカツアイランド赤字問題から脈々と続くポンコツ学園長とか2P先輩の邂逅とか見どころはたくさんあるけれど、なんといっても小春ちゃんとゆめちゃんの初ステージ。ここまで長かった…本当によかったね…!
アリスちゃんもそうだったから船を出た人の共通項なのかもしれないけれど、小春ちゃんが「エルザ様」ではなく「エルザさん」と呼んでいたのが印象深かった。様付けしていた頃は遠くへ行ってしまったんだなぁという感じだったけれど、これでやっと身も心も四ツ星に帰ってきたような気がする。
ひとつ心残りがあるとすれば、スターズ史上一二を争う重要なステージがあった回にもかかわらず、エルザさんの色が少し強すぎたことかなぁ。小春ちゃんの成長を語る上で外せない存在であることには間違いないのだけれど、如何せん存在感の強い人だから…。扱いが難しそう。
円盤関連の話、結構突っ込んだところまで話すんだなーと少し意外に思った。製作委員会とか特典商法とか。
ミノアちゃんの「出た!製作委員会!」でめちゃくちゃ笑った。今じゃ名前で遊んでない製作委員会のほうが少ない気さえする。
今回は全体的にラ!を彷彿とさせる流れ。冒頭のシーンから目立って映っている部室の例のポスターはそういう狙いもあるのかな。
アイカツと鉄腕DASHを足して2で割ったような作中アニメずるすぎる。あれも劇伴担当がMONACAだから「芸能人はカードが命」のセルフパロ的な曲が流れていて面白かった。1話からそうだったけれどパロディBGMがアツい。
それとカイカイ先輩。まさか高橋邦子ネタまで拾ってくるとは恐れ入った。パロ元の守備範囲が広すぎる…。
エルザ・フォルテという人間の思想背景をやっと深くまで窺い知ることができた良回。
あこちゃんの「一体どういう教育してるんですの」的な発言、シチュエーションは冗談めいていながらも問題の核心を突いている気がする。
パーフェクトマザー、お子さんのことをちゃんと見てあげてください…。
原作者がアニメスタッフを信じて一任したら脚本が大変なことになっていた案件を去年見たばかりなので、「脚本会議なんてスルーして~」のくだりはひょっとしたらそういう事件に対する風刺なのかもしれないな、と思ったり。実際そういう狙いがあるのかは分からないけれども。
セルフパロ、または自虐のような「え?なんだって?」の連発でめちゃくちゃ笑った。沖縄行きたい。