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普通

2024年3月30日視聴。
※この感想を熱心の読む方はほとんどいないと思いますが、念のため。この感想を書いている人は、底辺吹奏経験者かつ吹奏楽コンクール否定論者なので、多くの人の感想とはかけ離れているかもしれません。正直このアニメを否定的に見る気がするので、それでも良ければ続きを読んでみてください。

【OP前のコンクール結果発表の様子】
吹奏あるあるの様子でしょうか。主人公が横で泣いている高坂さんと会話しますが、ダメ金が悔しくて泣いていることに気づきませんでした。「本気で全国へ行けると思ってたの?」と思っていたからです。
自分はもとよりやる気がなかったので、まぁそんなもんでしょう、くらいにしか思いません。中学校での練習が描写されるのかはわかりませんが、関西大会に出られるか出られないかのレベルで全国を目指すというのは、ちょっとありえない話かなぁと思います。高坂さんには気の毒ですが、無謀な話だなぁって思います。

【だめだこりゃ、な演奏】
ここで何回も鳥肌が立ち心折れて視聴をあきらめました……あまりにリアルすぎて。多分自分が同じ場所で聞いていたら、そこまでひどくは感じなかったと、思います。

底辺吹奏経験者かつ吹奏楽コンクール否定論者としては、どうなのかと共感できないところも多い気がしますが、まず冒頭の演奏を乗り切って30分見れたことを良しとしたいところです。
とはいえ、吹奏楽部にすぐ入ろうとしなかったのはなんとなーくわかる気がした。自分自身も音楽をやっていて吹奏とかオケとか、そういう集団で嫌な思いをして、次こそは別のところに行こうって思うんだけれども、なぜかまた来てしまう。まったく同じかどうかはわからないけど、そこは共感していました。



全体
とても良い
映像
とても良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
とても良い
音楽
とても良い

全28話、というと、深夜アニメではおそらく長いほうだと思います。
しかし、その長さを感じないほどに見ていて展開に引き込まれる作品でした。

最初の出会いは無料お試しマンガで、「これはアニメになったら面白そう」と漠然と感じていました。
Evan Call氏の音楽とともに予告動画を見たときは、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のような、
素敵な世界を想像せずにはいられませんでした。

漫画版は紙の上ということもあって、感情表現が比較的おとなしめで内向きだと感じでいました。
それがアニメでは動きと音が加わり、かなり客観的で明確なメッセージになったと思います。

1級魔法使い試験あたりは、キャラクターが一気に増えて
「こんなに人が増えたら、つまらなくなっちゃいそう」なんて思っていましたが、
一人ひとりのキャラが立っていて、人間臭さを感じさせるものでした。
安心して毎週楽しめるアニメでした。









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