クトリが本当に可愛いんだけど,この終盤で核心に迫る設定(しかしもう死にかけの今更わかってもどうせ死ぬんだからどうしようもない)を明かしてきてもどうしようもない。残されたわずかな日々をヴィレムとイチャイチャして過ごせば笑顔で見ていられただろうに,適当な造形のモンスター出してきて下手に戦闘やるから,気が散ってしょうがない。どこに焦点を当てたいんだろう。
正直終盤はラスボスの女(不快だったので名前が覚えられない)が微妙だったが(デレてもなお可愛くない),納村が己の男性器で堕としてきたヒロインがズラッと並ぶラストシーンはかなり笑顔になったし,全体的に見ればこのアニメは好きなのだろう。
なんか王道な終わり方だった。やっぱり親友ロボが身を挺して自爆するストーリーなんだよな~~~
旧作より狂気が足りない感じがしつつ,でも安定して見ていられるアニメだった。
最悪の終わり方だった。何も解決していない。こういうのがシナリオとして許されていいのか?
正直途中までの感じだと,倫也がディレクターになりきれずに冬コミでは不和が産まれてしまったけど,これからはもっとうまくやっていこうみたいな如何にもハーレムアニメっぽい終わり方で視聴者は(少なくとも僕は)満足していたんじゃないだろうかと思う。
それを終盤にいきなり業界のラスボスみたいな不遜キャラを出してきてあっさり主力ハーレム要員が引き抜かれて解散,いい思い出だったねちゃんちゃん。じゃああまりにも話として成立していないでしょう。
しかも前回までクリエイターがどうこうみたいな真面目な話しておいて今回はどうだ。倫也が肝心な時に使えなかったのをフォローしてくれた功労者であるところの加藤恵と結局デートして終わり。女として満足させればそれで彼女のクリエイターとしての功労は報われるんですか。
何の答えにもなってない。そもそも視聴者に問いかけてくるメッセージすら,このアニメには欠落していたような気さえする。
途中まで楽しんで観ていただけに,終盤はそんな感じで完全に期待を裏切られて一気に評価が逆転してしまった。このまま終わるのだとしたら,2クール見た時間を返してほしい。
Aパートの次につなげる雰囲気の作り方完璧だし,風呂回しっかりスケベだし,最終回に向けて盛り上げてくるし,もう何だこのアニメ。好きすぎる