映画館で笑いをこらえるのがこんなに大変だとは思わなかった。アニプレのロゴが表示されてからお兄様が画面に表示されるまでが無限に長く感じられた。
中盤,ココアとかいう雑なキャラに雑なストーリーはお兄様って感じで非常に良かったのだが,お兄様が何度も本土と島を往復させられてて面白かった。星を呼ぶ少女だし落ちてくる隕石がカギになるんだろうな~って思ったら次のシーンで破壊描写もないままお兄様にマテリアルバーストされてたの笑った。あとエリカが偉そうすぎて何様やねん。「(皆の顔を見回し)(2呼吸くらい置いて)わかった,なんとかしよう」でお兄様~~~ってなる。最高。
終盤,TVシリーズのお兄様スーツより遥かにダサいダースベイダースーツで吹き出しそうになった。めちゃくちゃ動きにくそうじゃねえか。研究所を無抵抗のまま制圧したかと思いきやCMで聞いたディープ・ミスト・ディスパージョンを微妙なタイミングで発☆動。てっきり人工衛星に使うのかと思ったわ。淡々と研究施設を消滅させるのも笑顔。
KATSUTO JUMONJIのファランクスを高速で切り刻むアメリカ人の映像で笑いそうになった。ていうか鎧ダサすぎませんか。
人工衛星がそろそろ水平線上に…無い!?←人間アピール大好き。てっきり研究所の爺さんがデタラメデータ渡したのかと思いきやそんなこともなく,いやあの爺さん重要キャラっぽかったのになんのためのキャラクターだったんだよ。
マテリアルバーストだと劣化ウランが地上に降り注いじゃうから高度140kmまで上昇してベータ崩壊させるとかいう発想天才すぎる。いざ打ち上げ(笑)の段になって急に協力してくれるのも笑う。発射の瞬間にサナギ形態になるの不意打ち面白映像過ぎて映画館で普通に吹いてしまった。あんなんズルいわ。
人工衛星に積んであるミサイルがうんちゃら言ってた割に何事もなくすんなり破壊できたのも笑う。地球に降下するお兄様神々しすぎて笑う。さすがですで笑う。もうお兄様が何言っても何言われてても面白い。司波達也をとことんオモチャにしてやろうという制作陣の熱いスピリットが伝わってくる期待通りの作品だった。
これで感動しろって言う方が難しいでしょ。せめて適当デザインのモンスター設定か,説明不足でふわふわしていて特に本筋に関わってこない世界観設定を省いてクトリとのイチャイチャに注力してほしかったよ。何を見せたかったって言うんだ。
ストライクウィッチーズ2 #6「空より高く」って感じだった。王道展開だけどとてつもなく笑顔になるし,このアニメ好きすぎたなあ。
最後の,1クール目OP映像のような浮遊シーンも良い。あんなにデカいことを成し遂げておいて,最後はちっぽけな変化と,大きな精神的成長。綺麗な終り方だった。
最高に爆笑した25分間だった。引き続きの意味不明な会話から叫びながら犬死にする子安の時点で最高に卑怯。こんなん笑うに決まってる。
特に狂気だったのはソーラン節。マジで意味わかんねえよ。どんな脳味噌してたらいざ最後の戦いに突入!!ってところでソーラン節流せるんだよ。全く脈絡ねえじゃねえか。どんどんやられてくのも笑うし,最終回特有の謎精神世界からのよくわからん会話でよくわからんまま解決するのも笑う。
EDで全員助かるのも笑う。この監督と脚本のタッグやっぱり天才だ。
いや普通に良い話なんだけど,いい話であればあるほど普段の粗が目立っちゃうよ。なんでユージンは元からアプリドライブデュオ持ってたんだよ。