もはや今は原作既読で下剋上信者と化してるけどこの話だけは擁護できない
薪置く場所に木を置いといて使われたらキレるのはおかしい。母親とも仲悪いとかじゃないし、一言いっておけばいい。相手木簡知らんのやぞ。部屋においたりすればいいと思うし
原作から何か変更してアニメがこんな話になってるなら間違いなく改悪(正直原作の1部あんま覚えてない)
前回もだけど話を纏めるのがうまいなあ。一部も少し見返したけどシリアスシーンと話しの主な部分を必要最低限入れてテンポ良く進むので見やすい(今回はシリアスメインなのでカット出来ない部分が多かったようだが)
ギャグ方面は完全に切り捨てて話のメインだけ通す感じになるのかも
実際問題ラノベをアニメ化する時文章から発生しているその作品の個性を全部削ぎ落として本来の魅力がなくなり悪い意味で量産型アニメになる事も多いのでテンポが良いのは諸刃の剣なのかもしれない
ほんのちょっとしか写してないのに「側仕えが動揺していた」的な神官長の説明にちゃんと説得力出てるのは良いと感じる(実はアニメとしては普通の事をしているけど自分が下剋上信者化してて全肯定マンなだけという可能性もある)
隠し部屋はとても見たかった物の一つ。本人の魔力量に応じてなかなか広くできる設定で物理的にはつながってない空間だった気がするんだけど日の光差してて草
神官長の「なん・・だと・・・」に笑う(BLEACHのセリフ言ったようにしか聞こえなくて二重の意味で笑ってしまう)
最後のCパートでおまけみたいに話される服の話は側仕えの服3着と孤児のボロ服70着が同じ値段というこの世界のお金の感じとか価値観の面ではかなり大事な話だったりする。こういった世界観に説得力をもたせる緻密な設定が原作には大量にあるので興味のある人はぜひ原作を!(原作の宣伝)
ルッツに下町で相談した時
原作でのルッツは聞きようによっては「マインが失敗しても孤児が今まで通りになるだけ」みたいなもうちょっと辛辣な物言いだった
大事な所は外さないし改悪しないので安心して見れる。はやく次が見たいものである
みた直後に思ったことは「ギルとデリアの懐柔1話に収まるのか・・・」だった
ギルとルッツは原作だといつから仲良くなったんだっけ?に近い印象だったので一話で収まっている事でかなりわかりやすくて良い
アルノーのフランの関係性の描写をちゃんと入れてる所も良い(原作だと閑話、外伝よりの部分で詳しく書いてあった気がするが改変だとしても良改変)
孤児院長室の掃除もどれくらいいい感じの設備なのかとか文章だとわかりづらかったので良い
ルッツとギルが取っ組み合いする時のルッツの「常識しらずなんだからマインが知らないのは当然だろ?お前が言ってるじゃねえか」的な意図の言葉が原作にあったがなくなっている。逆に「そんなんで飯や服が貰えるとおもってんのか!」の方はあったかなあ?という感じ(原作うろ覚え注意)
原作だとルッツは最初殴ってあとは平手打ちで手加減だったがアニメでは首元を掴むに変更されている。最近のジャイアンは殴らないらしいので意図的に暴力表現を削除したのだろう。そこは時代の流れなので仕方ないが下町は普通に殴り合いだって事が伝わらないかもしれない(諦め)
どうでもいいけどギルがマインの腕を掴んだ時意外そうな顔を一瞬しているのはマインの虚弱さ(力のなさ)に驚いたからとかだったと思うけど視聴者に伝わってる?(たまに思う)
原作では下町に昼を食べた時に食事の他に露店の食べ物を「神の恵みだ!」と突然食べ始めて泥棒扱いで店主に殴られて最終的に「下町じゃおれの方が常識知らずだ、悪かった」という流れだった思うが多分削除された(テンポ重視?)
「出たよ、下町の常識、神殿の非常識!」の部分について
このアニメ一部の時も新しい紙の製法やるたびに2等身デフォルメキャラで解説とか入れてたけど今回はシリアスシーンを緩和する目的で入っているように思える。普通に主人公が常識の差を理解する真面目なシーンだしさすがにいらないのでは?とも思う
でもこの使い方するなら3部ではぜひとも「出た、必殺全部アイツのせい!」の時にやってほしい(原作勢に伝われ)
マインが下町のベンノの所に戻った時
ベンノとマインが下町の態度で接しているのを見たフランが「えぇ・・・神殿と全然違うじゃん」みたいな感じになってる部分を原作から削除したのはギャグ方面でこの作品の魅力を大きく損なっていると思うのでマイナス
17話視聴済み(17話の内容は含んでいない)
ベンノさんに「お前はどうだ、青色巫女見習いとなるために、努力しているか?」と聞かれて反省するシーンやそこからフランと通じ合うまでの流れがとても良かった
こういった主人公がまわりとの常識の違いを理解したりする所がこの作品の魅力の一つで大きな特徴だと思うが一部の時はそういった心の声、感情といった部分が描写されなかったので紙作りに失敗すると精神実年齢22歳なのに泣き叫ぶヤベー奴になっていた(原作では泣いた時に自覚ありだった)
今後もこういう所は丁寧にやってほしい
17話まで視聴済みだがネタバレなし
ちなみに内容にも触れません
一部の時に「OP動いてなさすぎ」という苦情でも入ったのかと思うほどOPが少し動くようになっていた。この作品の作画は褒められた物ではないが逆に最後まで全部アニメ化できるのでは?と思っていたのでなんか不安になる笑
まあOPは一回作れば毎回同じだから気合入れてても問題ないので良し
知り合いと一部の時あんま動いてないことをネタにしてたけどそこそこ動くからネタにはしづらくなったかもしれない(いや、クオリティー上がったんだから本来喜ぶ所なんだけどね!)
あと一部の時アマゾンレビューに「絵が古い、作画が駄目」とかじゃなくて「世界名作劇場だと思えば見れる」っていうポジティブなやつがあったんだけど未だに思い出すと笑う
後半はマインの幼さに合わない言動、それが起こすずれがギャグ的に面白い、とこの作品の魅力の一つを伝えやすい。下剋上に興味ない人に布教する時に使える(実体験あり)
美少女がスポーツするという事で一見するときららでありそうだが連載はヤングジャンプ
ヤングとあるともっとお色気方面に力を降っていそうだが実際にはほぼ無かった(敢えて上げるとしても「ムネムネ先輩」といいう巨乳キャラがいる・汗が服に張り付く表現・顔がよく赤くなるアニメだが時々えっちぃ感じの時もある、で全部だ)
ジャケットからは想像できない程熱い系統のアニメで盛り上げ方で別アニメを上げるならハイキューが近い位である
絵は盛り上がり所で劇画タッチ?になるタイプでラリーでほぼ静止画で流す事があるが大して重要ではなく試合としても動いていない時なので手抜きという程ではない
特出しているのはBGMで、OP、挿入曲共に良い
OPではサビ前で間奏が入り、主人公が強敵と戦う回などでは相手の威圧的なセリフ(「私は絶対に負けない、何故なら○○なのだから!」等)のハイライトが流れるなど凝った演出?が入り、曲そのものも妙に熱いがどうしたら魅力が引き立つのかわかっているのが好印象
挿入曲は美少女系では中々聞けない部類で電子音と重低音を中心としたサウンド(EDMとかになるのかな?)で構成されており、試合で一番盛り上がる所で必ず流れて熱さを加速させる
音楽は原作があってもアニメで完全新規で追加される物な以上アニメスタッフ(の厳密には音楽担当)を称賛するべきだろう
思ったよりも熱いアニメで音楽含め演出が上手い印象。前述の通り健全アニメなので一般人におすすめ出来る。逆にジャケットで避けてる人にも色眼鏡なしで見てもらいたい作品といった所