──あなたは信じてくれるかな?不思議で、愛しくて、切なくて、大切な、
楽しいだけじゃ語れない、私達の物語──
Turkey……ボウリング用語で、3回連続でストライクを取ること。
一刻館高校ボウリング部の部長、高校2年生の麻衣は、試合に勝てない天才。
Turkeyを取ると、なぜかそのあと必ず、難攻不落のスプリット、スネークアイを出してしまう。
そんな麻衣に、唯一の1年生部員、利奈が言った。「わざとでしょ」
「部長は勝つことから逃げてる。私は勝ちたい。勝つ気がないなら退部する」──
これは、麻衣、利奈、さゆり、希、七瀬……
5人の一刻館高校ボウリング部員たちが、負けて戦い、負けて戦い、
そして勝つまでの、夏の終わりの物語。
なんか部活系、青春系だと思ってたらすごい別の方向性で驚いた
そしてネタ枠になるのかと思ってたら普通に面白かったもんだからまた驚いた
結局12話の終わり方が良ければなんでもいいんだよな~~~~~~
泣かされました
素晴らしいアニメです
まさかこんなアニメになるとは…。ボウリングの部活もので12話持つのかと思っていたら、もうそんな次元じゃなかった。
またすごいトンチキアニメが来たと最初は笑っていた。ボウリングを武器に転生して何をするんだよ…?と思ったら、まさか球を転がして物理攻撃するとは。てっきり能力とかで倒すのかと思いきや、ちゃんと現実的にボウリングを絡めてくるから、絵面がシュールすぎて笑った。最終回のボウリング勝負への流れも、あまりにも無理やりで笑っていた。そんな無理やりさが魅力の、ニコ動のコメント付きで楽しむネタ枠かと最初は思っていた。
ただ、6話、7話から雰囲気が変わった。特に7話。ここで急に脚本での面白さを見せつけてきてびっくりした。各キャラが転生先の人と仲良くなる展開があるんだけど、それがそれぞれのバックボーンとも一致していてほんと面白かった。7話の七瀬の話は、「残されたものの気持ち」というテーマを見事に描いていた。各話にテーマがあって、何をやりたいのかが明確に伝わってきた。あと、セリフも結構良かった。「生きていたらさ、それでも生きてたら、なんでかまた来ちゃうんだよね。あー、楽しいなって時がさ」。ずしりと心に響くセリフがほかにも多々あり、話としてもすごく印象に残った。
そして何より最終回の大団円。ボウリングである必要がないと言っている人がいたが、そんな人はもう一回見直してみてほしい。Turkeyからのスネークアイになる流れを、まさかここで回収するとは思わないじゃん。みんな一緒に連れていく→ピンを人質にして全員を救出する展開にする、今までTurkey以降は結果が落ち込んだ→勝ってしまったら、喜んでくれる人がいないことを見せつけられるから。でも今は喜んでくれる人がいる。今までの伏線をここで回収してくるかと感心してしまったよ。これはボウリングをテーマにしていたからこそできた脚本だと思うよ。女子高生がただ転生するだけだったら、最終回の感動は味わえなかった。
というわけで、トンチキアニメかと思いきや、各キャラのバックボーンを絡めた話も面白く、セリフも良くて、最後見終わったあとに満足感を与えてくれる。オリアニならではの勢いにプラスして、やりたいことをしっかり芯に持っており描き切った。素晴らしい作品だった。まさかここまでハマるとは思わなかったです。やはりオリアニは良い。
関係あるかわかんないけど、脚本の人はもめんたりーリリィにも携わっている人だったな。あれも、展開はめちゃくちゃだが、面白い要素を詰め込んでくれて、何がやりたいのか熱意は明確に伝わってくる作品だった。こういう愛がある作品大好きです。
思ってたんと違うから始まりそう来るのって展開ばかりだったのに毎回見終わるとおもしろかったって思える今までにない作品だった。
ヒャクニチソウのよさと五姉妹が歌うオタクが好きなや展開がやっぱり印象的。
これぞオリジナルアニメってくらいにトンチキ展開を一貫し続けていて本当にすごかった………
12話の展開もものすごすぎるし、泣いた………
オリジナルアニメが売れない時代に、メディアミックスプロジェクトでもなく、こんな変なアニメを作ってくれたことに感謝しかない………
8割ぐらい意味がわからないというか、意味のわからないことが全編にわたってまぶしてあって、見るたびに「いやいや…」「そうはならんやろ…」「なんでやん…」となるのだが、なんかギリギリ見続けてしまう不思議な魅力?があった。クライマックスもなんでそうなるの?という展開ではあるのだが、結果できあがった緊迫感は本物で、展開もわかりきってはいたのだがそれでも面白かった。ネタ枠で爆死するのかどうなのか看取るつもりで完走し、粗だらけではあり、だいたいの人は3話ぐらいで切ると思うのだが…視聴後の感覚としてはとても良かったと評価せざるを得ない。おすすめはまったくできないが、面白いと思う人もいる作品だと思った。
なんか、終わり良ければ総て良しな気がしてきた、いやあの、すごいアニメだったなというか、なんというか、その、はい、いや最初はさぁ、なんなん?このアニメって思ってたんですよ、実際なんなん?って顔してたし、まぁ中盤からあーーこういうのねって思ってたんですけど、最終回付近が大暴れで、むしろ最終回がすごくて、なんというか、こう、すごいアニメだったな......みたいないなって、はい、騙されてる気はするんだよな、でも気持ちいい騙され方だからいいんかな、なんというか、はい
終わりよければ全てよしな作品。0話切りだったが人づてで見始めた。
結果としてはもしおすすめされないまま1話を見ても、1話のアバンでエンディングの一部をチラ見せするので、どうなって1話冒頭に繋がるんだろう?と思って、納得いかないながら最後まで見たと思う。
ストーリーに粗がありまくりで、まずボーリングとタイムスリップをやることだけが決まっていてその2つを無理矢理つなげたらこうなりましたというストーリ運び。ボーリングである必然性もなければ、各イベントがたしかにそうなる、それしか無いと言うような蓋然性はなく、各話ごとにそうはならんやろのオンパレード。良い点は、この手のアニメのタイムスリップ物や異世界物でのあるあるとして、現地キャラの性格や価値観が妙に現代にアップデートされていて興ざめするというものだが、本作キャラはギリギリ我慢できる程度の戦国時代の価値観を持っているようでその点は評価できる。(あくまでギリギリ)
またこのストーリのガバガバさは子供向けなら納得できるし、実際自分が子供時代に視聴すれば感動したと思う。キャラ設定は良いので、ストーリーの根幹は変えずに、もう少しストーリーに必然性、各イベントに蓋然性を持たせて、リアリティを出せば良作になったとおもう。(そこまでやれば別作品?)
評価:A
ボウリング✕女子高生……そして、戦国時代!?
いい意味でも悪い意味でも今期イチの話題作だった。
ボウリングで野武士や野犬を撃退したり、めちゃくちゃもやってた気がしたが、中盤のいわゆる担当回から良くなってきた。
ボウリングには2投目がある!
流行の?一話で落とすやーつ。ボウリングで全てを解決するネタで笑ってしまったが最後まで貫いててよかった。
青春スポ根かと思いきや、戦国タイムスリップ作品という「がっこうぐらし!」を彷彿させる、トンチキな作品だった。
ポニーキャニオンと長野県千曲市の包括連携協定で生まれた今作。地域活性化・聖地巡礼を目的に制作されたと思われるのだが、市の観光スポットとはなんの関係もない「ボウリング」に戦国時代という中々にぶっ飛んだ設定。戦国時代に大きな合戦があったからそれをモデルにするのは理解できるが、最後まで視聴しても、ボウリングである必要があったのかは個人的には謎に感じた。聖地巡礼を目的とするなら、もう少し市に関連する内容でも良かったのでは?と思った。
作画・楽曲・キャラは気合が入っていて良かったが、戦国×JKボウリングという謎シナリオで上手く噛み合っていない。そんな惜しい作品に感じた。