あ~~、良い。なかなか試練な回だったけど、こういうのでいいんだよ。
31番の子は可哀想だとは思ったが、迷ったから仕方がないかw
オーディションでひまりがやらかしたのは、オタクの共感を呼びそう。
仲間の存在を思い出して自ら闇堕ちのピンチを脱したひまりの成長回。
そこまで好きなことがあるのがいかに素晴らしいかをひまりは既に知っていたと。ノートが破られることが、過去の心の澱の清算を象徴していたかな。
前回のあおいと言い、仲間に寄りかからずに自己を確立する展開は素晴らしい。
スイーツは科学というか、料理全般が化学に近いと思うけど。
前回の予告で、アイドルのオーディションを受けるのかという偽フリがあったのは、まいんちゃんファンへのサービスだったかなと。
ひまり役の福原遥さんは今は女優路線のようだけど、声優でも十分やれるなぁと。まいんちゃん時代にアニメパートのメインCVも務めていただけあって、芝居に地力を感じる。
「その話がいるのか?」っていうところで跳ね返すのかと一瞬思ったけども。
その後のみんなのフォローでなるほどなーと感心したんだけど、本当の31番の子がかわいそうにおもった。
本日の夜実況。
ゲスト登場の「ゆり」「かなこ」コンビのキャラデザがすばらしい。(一度プリキュアを演じて後のシリーズで別キャラでゲスト出演したのは、今のところはかなこ役の宮本佳那子さんだけ)こんなとびきりスペシャルな要素があるのに、今から苦言を言わなければいけないのは心苦しいが。
スイーツノートはひまりが登場した頃から持っていた、キャラクターデザイン(性格なども含めた広義のキャラクターデザイン)の中核にあったアイテム。立花先生が言っていた様に、ノートはひまりの叡知そのもの。知性派キャラであるひまりにとっては、それは「ひまりそのもの」と言っても言いすぎではない。
スイーツノートを失ってひまりが得たものは自信、要するにアイデンティティか。自分は28話がとても好きなのだけど、あの時とよく似た葛藤を今回もう一度繰り返しているのは茶番と感じるし、また、今回ひまりが得た自信もすぐに忘れられてしまう気がする。「スイーツノートを失う」などという大イベント、脚本の観点からは切り札のようなプロットのはず。その引き換えにひまりが今回得たものが何だかとてもふわふわしていて、どうにも安すぎると感じる。
また、ひまりにとっての「孤独」がネガティブに描かれているのも気に入らない。
趣味とは本質的には無価値で、なんの付加価値もない故にそれ自体に価値があるもの。趣味(スイーツの科学)を極めることと、人とつながれることはそれぞれが素晴らしいことだけど、全く異なる別の価値でしょう?
これらの異質なものをレッツらまぜまぜして、スイーツの科学そのものに興味を持っていたはずのひまりに「スイーツで人とつながれる」と言わせてしまっていることに違和感。大げさに言えば、オタク気質への否定とも感じられる。
立花先生とひまりの、その後の関係が描かれていたシーンはとてもよかった。
ひまりが今の自分を認めることが出来たのは良かったけど、毎回似たようなことで闇堕ちしかけるから、今回も無事に解決したのかどうか分からない。堂々巡りの印象が強い。
スイーツのことになると早口になるスイーツオタクキャラで楽しく話を進めたら良いのに、なぜ話をシリアスの方に寄せたがるんだろう。
31番のリスの衣装の子は、キュアカスタードの後にちゃんとオーディションを受けられたのだろうか。
そう言えばスイーツの話になると早口になる子だったね目立たないから忘れてたけど
いつもながらの大遅刻だが、 #キュアカスタード生誕祭 として。
「スイーツノートを焼かれる」ことが受け入れられない理由を以前の感想に書いたけど、避けていた回をあえて観たのは、立花先生との関係について改めて確認しておきたかったから。
立花先生はスイーツノートについて「ひまりくんの知性と努力の結晶」と言ったが、このシーンにひまりに対する研究者としての共感だけでなく、実の娘を想う様な愛情も感じた。
「良い」はこのシーンに対して。親子というのは自分の勝手な解釈であり、その様な意図は特になかっただろうけど、その後も続いている師弟関係が微笑ましい。
ひまりはプリキュアで初めて、オタクのキャラ表現が試みられたキャラクター。
自分の内面と向き合うことは本質的に孤独であろうけど、それ自体は悪いことではないから、ひまりを通じて表現されたオタ像は不足していると感じる。
同様のオタ気質を持つデパプリのここねを比べると、5年後の作品ではオタへの理解が深まっていると感じた。
まいんちゃん
小学生のころから声優と手を切ったら、たぶん即終了のお料理パートを長期に演じたのを観てきたので、感慨深いです。
"空鍋"ならぬ"空ボウル"ですか。2度めの撹拌はクリームという=実体がともなったということでしょうか。レシピノートの復元無し=過去の自分との決別と合わせて。
エリシオの攻撃が缶入りフィルムロール。ワイドな8mm風描写と合わせて、女児に理解できるのでしょうか。
ひまり回。前回のあおい同様、エリシオの精神攻撃に自力で打ち勝つ強さを見せた。
立花先生再登場wすっかりひまりの良きアドバイザーになっとる。
何もしなくてもスカウトされるあきゆか、オファー殺到のシエル。
このオーディション、参加者も審査員も誰もスイーツのことなんてどうでもいい姿勢なんだな…単なるアイドルオーディションに過ぎないのか。カスタードとして出た2度目はそんな審査員たちにも動じず自分貫いてたけど、間違われた31番の子は…w
「その話要る?」って、結構残酷な言葉だよね…。
エリシオに燃やされたレシピノートはもう戻ってこないのか。。GOプリでもトワイライトにはるかの絵本燃やされるシーンあるけど辛いものがある。