数年ぶりに視聴しました。
普段はこんなことやらないんだけれどもあまりにも感情がぐちゃぐちゃになったので今回だけ。
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これは兵器として使い捨ての命を与えられた少女と過去への後悔、そして少女に対する葛藤をうちに秘めた男がそれぞれ幸せをみつけるお話
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最終話に近づくにつれ涙がじわじわ出てきますね。
後半になるにつれて見てるこちら側も何かが少しずつこぼれ落ちていくような感覚「行かないで」とつい呟いてしまいそうな感覚…視聴済の方は分かりませんかね…このなんとも言えない感情
さて、挿入歌のScarborough fairですがイングランド民謡のひとつだそうです。良い曲ですよねどこか幻想的で悲しい喪失感を感じるような曲調、皆さんぜひこの曲の歌詞、今あるいくつかの解釈をネットで調べてから見てみてはいかがでしょう。私が見たのはこのような解釈。
『何者かが、スカボローフェアに向かう旅人に対し、そこに住んでい女性に言づてを頼む、あるい は宜しく言ってくれと頼んでいるわけです。 remember me to~ はそういう意味。 それに対して、旅人はまともに答えず、「パセリ、セージ、ローズマリー、タイム」というだけです。また、その言づての内容は、実行不可能な頼み事の連続です。 縫い目の無いシャツ、海辺に広大な土地(3 番)、切れない鎌での収穫(4 番)・・・ もう一度恋人になりたいのに、実行不可能な要求を出す。つまりは、恋人になれない、なること はないという事が前提のようです。そして、それに対する旅人の答えも、「パセリ、セージ、ロー ズマリー、タイム」。』
恋人に"なれない"、"なることは無い"どこかズキズキきませんか?
『Xはなぜ直接女性に会いに行かないのか。それはもはや魔界の者になってしまって会えない身だからです』
書籍版を読んでる方でしたらハッとすること…あるんじゃないですか…?かくいう私もまだかじりしか読んでいないのでこの後どうなるかは分かりませんがね…お楽しみです。
まだ視聴されてない方はこれを見て、視聴されている方もスカボローフェアの没入感と共に、再び浮遊島を訪れてはいかがでしょう。少しでも視聴を迷っている方の、また布教の後押しになれば幸いです。
長文失礼しました。
引用
https://ghob.sakura.ne.jp/ghob/wp-content/uploads/2019/08/Scarborough_Fair_kaisetsu.pdf 「Scarborough Fair 訳詞と解説」
とてもいい。3回は見た
Scarborough fairを選曲するセンスよ
最終話感想にも書いたけどテーマ構成がとてもよくできている。テーマがよく伝わってくる最終回だったが、そこに至るまでのモチーフやストーリーも示唆に富んでいてよかった。
<評価:S>
視聴2022.4.29
●過去視聴済2018.7.18
流し見したのにかなり良かったので2回目を観るはめになりました
ガチのオススメ
ヒロインが好きになれるかなれないかで大きく変わるアニメ。
自分は前者だったので恋愛アニメとしても楽しめました。
結構暗い雰囲気で最終兵器彼女を彷彿とさせます。
BGMが素晴らしく、残酷な運命とヒロインの一途な思いを際立たせ、素晴らしい世界観となっています。
ラストは感動しました。
2017年は全体的に豊作ですが、メイドインアビス、宝石の国、プリンセスプリンシパルに続きこの年の数々の名作に引けを取らない出来だと思います。
おい俺を置いていくな
結局何だったんだよ、
泣いた
普通に泣けるアニメ。是非、続編が観たい。そしてもっと多くの人に観てもらいたい!
めっちゃいい 時間を開けてまた見たい
Youtubeのアニメ紹介動画で知った。紹介動画やAnnictでは評価の高いアニメであるようだが、特に最終話あたりでの違和感が強かったので、そのあたりを言語化しながら、この作品に改めて向き合ってみたい。
ストーリーとしては、兵器たる妖精兵が、その短い一生を戦闘に費やすという話。戦闘で特殊な力を使うことで、前世の人格が記憶を侵食してくる。また、彼女たちは生命に対する感覚が人間と異なり、自分の命を大切にしよう、という考えがとても希薄である。このような特殊な設定があり、ストーリーを見ていくうえで大きな要素になってくる
最終回、意識の混濁したクトリが、自分のわずかな記憶を犠牲にして、ヴィレムを助けようとする(なお、このときのシーンが第一話冒頭であり、改めて最初から見たくなるトリガーになっているんだろうと思う)。その戦闘結果は明示されていないものの、その後日談のような話が続く。クトリを偲んでいたり、生まれ変わりのような妖精が生まれていたりする様子から、クトリはその戦闘で亡くなったと考えるのが妥当だろう。
簡単にまとめると、人間に対して感情をあまり持つことがない妖精兵が、様々なきっかけを通して淡い恋心を持ち、その関係性を「世界一幸せな女の子だ」と感じながら、好きな人のために戦い死んでいくお話である。
この最後の部分、「本来持つはずのない感情を抱きつつ、幸せの中で死んでいく」といのが一番の山場だと思われるが、ここをどう解釈するかが、このアニメ作品(のみ)を見た時の評価の分かれ目だろう。
コメントの多くはこの点がプラスに評価されていることが多いようだ。人魚姫のような王道のストーリーでわかりやすく、感動を呼び起こすのだろう。また、髪の毛の色が少しずつ赤く変化してく様子も、徐々に記憶や人格が失われつつあるということを明示していて、その点でも共感を呼びうるものだった。
ただ、自分の場合はあまりその点積極的な評価ができなかった。これは自分の好みの問題だが、単純に「バッドエンドは好きじゃない」ということなのだろう。どんどん見進めていき、どこかで救いを求めていた。だから、さきほどあげた評価の分かれ目で、幸せの中で死んでいくことをネガティブに感じたんだろうと思う。そのためか、悲しい結末を大泣きしながら見てまず思ったことは、「いわゆるお涙頂戴ストーリーだな」だった。
とはいえ、これまで大泣きしたアニメ作品を振り返り、同じような感覚を抱いたのかどうかを考えてみた。『あの花』は、特殊な設定を含み、エンディングもそこまで明るくないけれども、そこまでネガティブな印象を抱かなかった。一作品との比較だけで考えるのは必ずしも客観的ではないとは思うが、「女性の自己犠牲」が大きく引っかかるのではないか、という結論に落ち着いた。
アニメを見ている範囲が広いわけではないので一般化するのは恐れ多いが、女性が犠牲になる作品って多いって感じて、その逆って少ないんじゃないか、というジェンダー論を想起してしまう、からだろうか。今まで見てきた作品で、こういう考えを抱いたことは何度もあったが、やはりこのアニメでもジェンダー的な視点から見てしまうのだろう。
とはいえ、特にこのアニメでジェンダーバランスが悪いといった指摘をしたいわけではない。あくまで最終回の違和感を突き詰めて考えていくと、実はそう感じてしまった、というお話である。
評価:A
良作。
物語の序盤から漂う終末感は見てて涙が出そうになる。
が、そんな中での貴重な日常や恋愛パートに助けられる。
ちょい泣ける
全体的にはとてもよかった。よくわからない終わり方だったと感じたのは、単に尺不足なのか自分の読解力が足りないのか。
放置してというか録っていたことすら認識していなかったが…
とても暗い話とも言えるが、それだけではないなと。
あいにく原作は未読なので、ラストがちょっと判らなかったが、それはそれとして
色々煮詰めた感が良いかなと。
地上や人類が滅んでしまって、浮遊都市や別種族が反映した世界のお話。
ストーリーの半分がその世界滅亡の謎に迫るミステリー要素で、もう半分が主人公とヒロインの恋愛模様。
ミステリー部分の未回収な感じが否定できないものの、恋愛部分はとても満足。
積極的にもう一度見たいほどではないが、いつか機会があればもう一周してもいいかな、と思えるくらい。
妖精/兵器/人間族/勇者/絶滅/前世の記憶
なんかよく分からないことが多かった...
でも最後はなんだか泣ける
消化不良なので続きが見たい
☆☆☆☆
結果とも違う、過程とも違う、抗う態度や姿勢で生き方を、幸せを手繰り寄せる物語
物語にとってのハッピーエンドとは何か、を考えることがある。
この物語は、序盤から漂う終焉感がすでに物悲しく、
結末に起きる出来事もおおよそ想像できそうなものといえるかもしれない。
事態は常に悪化するばかりで、事実だけを並べたなら
ほとんど救われない悲しい物語とも思える。
けれども、そんな最中で彼女らの間に生まれる温かさや安らぎが、
どうしたって、微笑ましく、尊く、愛おしく感じられるのだ。
この物語は起こる出来事や成し遂げた何か、獲得した何かをもって、良しとはしない。
クトリが、ヴィレムが、彼女たちが何を思い、どういう葛藤を経て、意志を表明してきたか、
そこにこの物語の魅力が凝縮されていると、私は思う。
生きたいと願った、一緒にいたいと願った、幸せにしてやりたいと願った、
願ってしまいたくなるほどに、好きなだなと思えた、
それらが喜びと感じられるほどに、好きなだなと思えた、
だからこそ彼女らは抗う態度を示し、行動を起こしてきた。
そういった意志の輝きに、私は魅せられていたのだと思う。
〜だからクトリは、誰が何と言おうと、世界で一番幸せな女の子だ。〜
Amazonで異常に評価高かったのと、前々から気になっていたので観ました。
結論、自分には合いませんでした。
作画は基本レベル高かったし、キャラデは可愛いし、所々綺麗だなと思う背景もありました。
でも話が肌に合いませんでした。
1.観る側がフィクションを現実として捉え直せるほど、現実を上手くフィクションに昇華できるような設定になっているかという観点で、作り込みが特に甘く感じました。
2.妖精(戦う女の子)は現実でいう何のメタファーなのか?が伝わって来ず、お涙頂戴の道具か、若しくは何の努力をしなくても可愛い女の子が自分を助けてくれると勘違いしている男性への媚びとして扱われていたように思います。ヒロインに主人公を「君」と呼ばせる作風も個人的には好かんです。
3.「人間が人間ならざるものに変わり、自らの身を滅ぼす」という使い古された物語構造をやること自体いいのですけど、その滅ぼす原因の描写が薄すぎて具体的に人間の何が良くなかったのかが少なくとも12話を通して切実な形で持って伝わって来なかったです。
【★★★☆☆】💿
「そう、私は、世界一幸せな女の子だ——」
悪くはなかった。
悪くはなかったんだが、いろいろと回収しきれてない部分も大きかった印象。結局《獣》って…《人間》って何だったんだろう。
結婚のくだりはちょっと話がすっ飛んだような気もした。
すごく好き、設定がもう好き‥‥原作読みたい。
多少説明不足感は感じたがアニメとしてもそれ以上に良かった。
1話アバンからの構成が良かった記憶、キャラが生きてたなあ‥‥。
あと色使いも好きだった、羽とか。