京アニ大賞で唯一、大賞を受賞した期待の作品。
「愛してる」の意味がわからない軍人の女の子が、人の機微を感じ取る代筆業を始めると。
世界観も映像も充分魅力があり、見入る要素が詰まっている。
圧倒的な作画と雰囲気にぴったりあうBGM
設定は感情の意味を知らない少女。
でも感情は持ってる。
愛した少佐が死にそれを知った時にどうなるのだろうか。
この子って人だよね?手だけああなってるだけで。
恐ろしいほどよくできた1話。
「いつか、俺の言った事が分かる時が来る。そして初めて、自分がたくさん火傷している事に気付くんだ」/「“愛してる”を、知りたいのです」
個人的に街灯でぼんやりと照らされることでむしろ深く感じられる宵闇の描写が良かった。
切なくて美しい。絵も映像も音楽もお話も素敵だと思った。
中佐、子安の声がずっと心に染み入る。軍時代の中佐くそイケメン。金髪単発の美青年ノーマークだったすき。
流石の京都アニメーション。人を惹きつけるアニメーションを作るのが本当に上手いと感じる。
もう世界最高峰のアニメ制作会社といっても過言じゃないっ!
しかも、個人的にはラブストーリーっぽいので私得私得っ!
導入の1話としてかなりの要素を詰め込んでる割にすっと入ってくる構成と、アニメーションで心情を表現するあたりは流石京アニ。メインは愛を知る過程のヴァイオレットと周りの人との群像劇という感じだろうか。
中佐の言う火がついている、火傷しているという表現が何を表してるのか気になる。代筆ではなく自動手記人形サービス?
好き。
(命令されて動く感じが人形っぽいと思ったが、普通に人間なのか)
溢れ出る名作感
てっきり、ファンタジー入ってるものだと思ってたら全然違うぽくて、しかもめちゃめちゃセンシティブな作品のようだけど大丈夫かコレとか思ってはじめの方見てた。けど、程よく笑かしてくれるポイントとかあって安心した。
重いなーと思う所あったけど、最後の思い立つシーンのとこ最高だー!
どうか、どっぷりと感情に寄り添えそえるような良い作品に!
あ~、良い。
気合入ってるなぁ、ネトフリの世界配信だから制作は既に済んでいるのだろうか。それともネトフリは春配信だからまだ製作中なのだろうか。
それにしても綺麗な1話だった。
原作読むか迷っていたけど、アニメを観終わってからにしよう。
思っていたよりは静かな始まりだったけど、事の経緯はおおよそ察することのできるわかりやすい導入だった。
石川さんの演技が道具として感情がないってわけでもなく、かといって豊かかってわけでもなく良い感じ。
以前のラノベのCMの頃から気になっていて、京アニのイベントで原画とかコンテとかみて期待していた作品。
京アニって時点でフィルターが自分はかかるので正常は評価はできかねるw
たしか1年以上前からだったと思いますが、CMで流れていて気になっていました。
「自動手記人形」というワードからロボット・アンドロイドを想像してしまいましたが、義手だったのですね。
今後の展開が楽しみで、やっぱり京アニってすごい!と思える作品になって欲しいと思います。
トレーラーの動画から期待された通り、作画すばらしい。バイオレットの瞳の透明感がすごい。特に、ラストの彼女が自動手記人形の仕事をしたいと訴えるシーンはとても素敵で印象に残った。
これから、彼女の過去と心の変化がどのように描かれていくのか期待。
※ なお、この文章はiOSの音声入力という21世紀の自動手記人形サービスの手助けを得て書かれている。
複雑そうなテーマの中、ここまで引き込めるのはすごいなと。絵ももちろん綺麗なので、続けて見ていきたい。
まずは劇場版のようなクオリティの映像、音楽に脱帽。さすが京アニだ……。
戦うことしか知らなかった少女、感情を知らなかった「人形」が徐々に知っていくのだろうな。泣けそうな話になりそうな予感、というか第一話の時点で少し泣けてしまった。
淡々としながら透明感のある、儚げな石川由依さんの声が素晴らしい。包容力を感じさせる子安武人さんの演技もさすが。
・ワンシーンワンシーンが淡く鮮やかでうつくしく、まるで一本のアニメ映画を見ていたようで、30分がとても長く感じました。
・まろやかで溶け込むような背景、透明感の音楽も素晴らしいのですが特に表情の機微が丁寧に描かれており、見ていて心が切なくなります。あまり語りすぎずじんわりと感情を溢れさせる演出、動作が流石京アニ、本当に素晴らしいなと思いました。
・自動手記人形とは、それから世界観の詳細にわくわくしました。回を重ねるごとにさらに明らかになるのが楽しみです。
・作りものをにおわせる言動をするヴァイオレットの、少佐との最期に声を荒げるシーンが非常に印象的でした。唇に紅をさしているような少女らしいデザインがふと人間らしく可愛いです。
・馬車のシーンで車輪の音のみをバックに流すところが臨場感がありました。
・いかなるシーンにも手を抜かず、サブキャラクターの描写にも余念がないところも素晴らしく、ずっと引き込まれながら最後まで見終えました。
ぶっちゃけ京アニとはいえ例年豊作となる冬季のオリジナル枠、過度に期待するのはよくないのかもと思っていましたが、反省です…。とても感動しました。彼女がどのように成長していくのか、これからの展開が非常に楽しみです。
でも愛してるの意味を知っても少佐がなくなってしまってたら…と思うと胸がいたい
「愛してる」の意味を知る為の切ない物語…
ヴァイオレットの境遇と「ヒトとしての無垢さ」が、この世界観での残酷さと、美しさを醸し出している。
「ヒト」の形をしているけど、似て非なるもの…
ココロは無いとされているようだけど、明らかに「心」は有って、意志も持つ者。
京アニ珠玉の作品に期待したいね。
引き込まれるのにそう時間のかからなかったな。導入部分にあたる1話だけど、これからヴァイオレットは沢山の想いと瞬間に触れながら、自分自身の想いを作り上げていくんやろなっていうワクワクとこれから始まる群像劇がすごく楽しみになるプロローグだった。
ヴァイオレット自身は人間なのか?ただ単純に感情を知らないというか、これまでの環境がそうさせたのか....でも少佐と交わした言葉だったり少佐に対して抱いている感情を見てるとロボットではないから一人の「少女」が少佐を通して言葉にできないというか、まだヴァイオレットが知り得ない感情を抱いてて、それを自動手記人形を通して形にしていくんやろうか。
設定自体は特別珍しいものではないけれど、その導入部分が丁寧に描かれていてグッと引き込まれた。1話はかくあるべき。さすが京アニ。