グリッドマンはウルトラマンっぽかったけど、こっちはどちらかというと戦隊モノのロボ戦をアニメにしたような感じで、いずれにしろ迫力あって見応えがあった。ストーリーも、特に蓬と夢芽の関係や夢芽の姉関連の話とか色々な要素が本筋のストーリーとうまく絡んでて面白かった。恋愛模様といえる程、ガッツリと尺を使ってたわけではないけど、蓬と夢芽の関係もこっちが満足のいく結末で良かった。グリッドマンもダイナゼノンもすごく面白かったけど、個人的にはダイナゼノンの方が好みだった。
SSSS.GRIDMANの続きだけど関連がナイトと二代目だけだった。
SSSS.GRIDMANを見てから見たほうが面白いと思うけど見なくてもおもしろいと思う。
恋愛要素もう少し少なくて良いと思った。
SSSS.GRIDMANとの関連性は薄くて独立して見れる。
ちょっとした仕草や間が大事にされているなと感じた。
ガウマの過去にまつわる部分はもう少し描写があってもいいかもとは思うものの12話で収めるにはちょうどいいくらいだったのかもしれない。
ベタなテーマだけどダイナゼノンを通じてガウマや蓬達に仲間の絆の大切さみたいなものが託される、それを通じてどこか陰を抱えた蓬達が世の中とうまくやっていくように成長する、そういう物語だったと思う。
あと、OPED共に好き。
1期の記憶も薄れてきてるんだけど、1期よりも良かったようにも思う。まとまっていたかな。
変わらず、登場人物たちのやり取りが、とても魅力的。
グリッドマンより先にダイナゼノンに入ってしまった。けど、グリッドマンの続編では無かったので初心者でも楽しめた。ロボット系は見るのが初めてだったけど面白いぞ。現代風ロボットアニメの感じ。第10話の作画崩壊が気になったけどそれ以外は腐女子もイッキ見できる非常におすすめ。最終回のラスト2人の関係も良し。
何となくで見てたけど、オシャレ演出で引き込まれた。自然な演技・演出と特撮ロボット感のアンバランスさが癖になった。キャラクターの心情がめちゃくちゃ表現されていて、毎話毎、皆についてもっとしりたくなった。ちせちゃんがすき。
作りこまれたキャラ、エピソードを重ねることで変化していくその関係性……
心情表現や演出が素晴らしくて、毎話引き込まれた。
最初は何者??と思ったガウマも、最後は最高に格好良かったし、
彼の思いを受け取った蓬達4人という関係性が熱かった。
SSSS.GRIDMANは原作グリッドマン(特撮の方)を知る人が特に盛り上がっていた印象で、
自分はあまり知らないせいもあって、最後の方、あまりハマれなかったのだけれど、
こちらはグリッドマンとのつながりが薄いためか、気にせず楽しめた。
派手なアクションは今作もすごかったし。
ガウマさんは会いたい人に会えなかったけど、代わりというわけじゃないけど蓬と夢芽は幸せになれよ!!
前作が「幼馴染の絆」「友人であるからこその絆」を描いていたのに対して、
今作は個々の力を一つに集めるためにどうすればいいのかという、
王道とはまた少し違う路線になっていた印象。
最初は顔も知らなかった一同が、少しずつ、一つの目標のために一つになっていって
強くなっていくのがなかなかに熱い展開だった。
だからこそ、OPもOxTではなくてオーイシさんだけだったんだなあ。
「一人の力を必要とする」
仲間と呼べるほど深いつながりでもなく、でも無関係といえるほど他人にはなり切れなくて。
そんな何とも言えない関係性、だけど誰もかけてはいけない関係性というのが、
言葉で表すのが難しいが、今らしくて、私はとても好きでした。
怪獣の立ち位置もなかなかに独特で。
怪獣=人間の自由になりたい意志、と私は判断したけれど、あまり深くは語られなかったな。
あとナイト君ね。まさかまた出てくる、しかも大人になっているとは。
またシリーズ化されていくのかしら。
ともあれ、今回もいい作品でした。
ムジナさんの太ももヤバい。
どうして評価項目に演出という項目がないんだ、と嘆くことになるとは思わなかった。
演出とか普段あまり気にしてみていない人間だが、5,6話あたりの2週連続の衝撃の引き(特に5話のぶつ切り感)であったり、周りのものを使った印象的な描画(例えばバスに蓬と夢芽がのってる時の手すり)が素人目でも分かる演出として挙げられる。
各話ごとに怪獣との対決という大筋がありながら、12話で多くのキャラの過去を掘り下げ、各キャラを成長させているのが好印象。ちせは最初OP的にラスボスにでもなるのかと感じていたので、いい子過ぎて泣いた。
また、12話を通して夢芽という謎な行動をとる不思議ちゃんを魅力的に描き切ったのも良かった。姉である「かの」の死の真相追及という軸に細かい人となりや思考の分かる周囲とのやり取りを添えることで、蓬が告白に至る流れも納得できた。最初はヒロイン微妙だろと思っていたが、この作品はこれでいいのだと思えた。
しかし、SSSS.GRIDMANと比べるとキャラの魅力がどうしても1段階劣ってしまうように感じたので好みが分かれる部分だとは思う。
グリッドマンは陽キャのアニメだが、ダイナゼノンは陰キャのアニメ―どこかでそう読んだ。観てみると、想像以上に陰キャのアニメだった。登場人物たちはみな心に暗い部分を持っている。みな過去に問題を抱え、それを引きずっているのである。
この陰キャたちに対し、過去のしがらみからの解放、自由を象徴するのが怪獣であり、怪獣優生思想である。陰キャたちには怪獣優生思想に従い、過去から解放される道もあったのだが、その道は選ばなかった。結局、現実が不自由なものであったとしても、受け入れるしかない。最終回で蓬が夢芽に言っていたように、たとえば行きたくない学校の文化祭という不自由な現実にも「うまくやっていく」「合わせていく」しかないのだ。
ただし、不自由な現実も、自ら積極的に引き受けていくなら、「自由を失う」という悲しいものではなく、「かけがえのない不自由を、これから手に入れていく」と言えるものになる。
腕にできた傷について、夢芽が蓬に「ずっと消えない傷になるといい」と言ったように、陰キャたちは傷を消すのではなく、傷を受け入れて、これからも生きていくのだろう。
つまずいたら、もっと強くなれる。