ネアンは来訪者の尖兵で、生まれからして自由など想定していない存在だった。ならなんで人間らしい人格なぞ与えたのか。
いよいよアルターたちとの最終決戦。ネアンの未来はどうなるのか。
いつもより筆が乗ったのでnoteにお気持ち長文を書きました。よかったらみんなよんでね。
ヴァイスハイトにあったのは純粋なメイガスへの嫌悪感だった。予想は大外れ。人間らしいっちゃらしいけど…だったら23話の「このシャトルは地球のものにしては上等」とかいう思わせぶりな発言はなんだったんだよ!
ノワールがイストワールのバグっていうのも御都合主義感が。イストワールとの接触でミステル側がバグってノワールが生まれたって解釈ならう〜ん、アリか?
でも何だかんだでミステルの復活から2人との絆でとどめを刺すクライマックスはアツかったし、まあまあ満足している自分もいたりして。
ノワール、あんなに表情豊かになって…(後方腕組保護者面)
エリー!日和ってないで押し倒せ!抱け〜!!(後方腕組気ぶりおじさん面)
ついにヴァイスハイトとの最終決戦。ついに手を取り合ったカナタ・トキオ・マハトの無重力戦闘もあって燃える展開ではあるのだが、ヴァイスがメイガスを嫌う理由がわからないとなんとも言えない。
前回マリアのシャトルを「地球のものにしては上等」とか言ってたし、ヴァイスはアメイジアどころか新月の涙以前の人類、イストワールの元所有者なのかなあ。それでメイガスに頼った今の人類が気に食わないとか。
でもヴァイスたちは旧アメイジアで作られた人間のはず。これらの謎を解き明かす最終回を今は待つのみ。
ノイドが死んじゃった…
ルジュが、コードイヴがなんなのかわかったことで、各人物の立ち位置がようやく見え始めた。ルジュは「自分の意思で人間とネアンを守る」って言ってたけど、まだまだ「ジーンのためにそう言ってる」感があるな。
次回こそは「面白くなりそう」という期待に応えてくれるかな?
短期間でロケットも作ってそれを飛ばすカタパルトも作るって、この世界で一番やばいのはマリアさんの技術力なのでは?
その気になればコフィンって結構簡単に飛べるのね。アメイジアの技術がなければ飛べないもんかと思ってたけど。地上を走る系のロボットが番組後半で空を飛び出すとアクションが陳腐化してつまんなくなるんだよな…。
今回は作画が不調だったなあ。
ノワールがシエルの歌を受け継いでいく、という展開はちょっと強引かつ予想の範囲内ではあったけど、普通に楽しめた。
敵味方双方の過去篇。「パスカル計画」はメイガスの可能性を拡張する計画と言われていたけど、ミステルのブラックボックスも含めてまだ情報が足りない感。
そしてマハトが厨二病(笑)になった理由も判明。あの大時代的な口調と仮面は、迷いを捨てる(迷いに蓋をする)ためのマインドセットだったわけだ。こちらもアメイジアの生き残りが元々抱いていた思想が「アメイジアの復興による人類救済」という根本を除いていまいちわからんかったのが消化不良。「大人たちは我が身が可愛いだけ」と評されていたけども、彼らにとっては「人類救済」はお題目で、元のアメイジアに戻ってその恩恵を享受したかっただけってこと?
読めてた展開ではあるんだけど、それでも辛いなあ。
エリーがいい女すぎて辛い。『ぼくたちは勉強ができない』みたいにエリーと結ばれるエンドを別に作って欲しい。今が平成だったらPSPでそういうゲームありそう。
ヴァイスハイトとシエルの悪趣味な関係性の挿入は唐突ではあったし、ヴァイスハイトがカナタを殺すよう命じた時点でエピソードの展開は読めてしまったものの、それでもシエルの献身は心に響くものがあった。
でも、イデアールとヴァイスハイトの「人類の支配下に世界を取り戻し、全てのメイガスを滅する」という目的はイマイチ飲み込めないなあ。「メイガスは人より優秀だから脅威である」と言われてもメイガスが急に人に反旗を翻すようには見えないし。そこら辺は残りのエピソードで明かされていくのかな?
「人間はエンダーズに怯え、生まれたネストから出られない者もいる。だからイデアールが導かねば」って言われてもなあ。一期のちゃらんぽらんなノリを見てるとそんな「人間は絶望してます!」って感じには見えないんだよな。ネスト間の交通も(エンダーズはいるにせよ)ある程度整備されてるように見えるし。
そしてここまで引っ張ってきたシエルの裏切り。カナタには絶望でしかない状況だが、この後はどうなるのか。
メシ作画ヨシ!
ノワールの悲しみに感情移入できて、彼女の消滅に切なくなるのは、きっちり本作がノワールというヒロインのかわいさを描いてきたからだろう。最後のあれは消えたくないノワールの抵抗なのか、それともノワールは単なるミステルのセーフモードではないということなのか。
う〜む、毎回「面白くなりそう」ではあるんだけど、「面白くなりそう」止まりなんだよなぁ。面白くなって欲しいんだが。
伏線をばらまいた回。グラディエーターに変身したエデン(と言うことは彼もインモータルナインなのか、ルジュと同じ「コードのないネアン」なのか)、ユングハルト博士殺害事件の矛盾、兄のジーンと交わした約束と現実の狭間で揺れ動くルジュ、兄と姿をダブらせるエヴァ。直美も直美で謎を抱えてるぽいし、情報量が多い。
そして人形遣い師の登場。「自由を与えている」と言っていたが、ネアンに蜂起を促すレジスタンスなのか、単にネアンの自由を見て遊びたいだけなのか。なにもわからん…。
ただ一つわかるのは、ルジュとナオミのコンビは見てて面白いと言うこと。あのユルい感じの関係性がクセになるんじゃ。
いつもより筆が乗ったのでnoteにお気持ち長文を書きました。よかったらみんなよんでね。
そうだ。『惑星のさみだれ』の水上悟志先生が原作だからってんで録画したんだった。
一話の時点では悪くはないもののあまり響いてくるものはなく。『惑星のさみだれ』も盛り上がりスロースターターなところあったし、しばらくは様子見。
Duel of Fates(運命の戦い)ってトキオとマハトのことかい!ほんとトキオさんは美味しいところを持って行くんだから。
第2シーズン初のバトル。カナタの成長、ギルボウの新装備、エリーのドリフター魂を見せてくれる戦闘は見応えがあった。イデアールは「楽園の守護者」を自称してたけど、イストワールには何があるのだろう。現行の人類が触れちゃいけない禁忌があるのか、それとも『楽園追放』や『ゾイドジェネシス』のように上位存在が宇宙にいるパターンか。
実質的な前作に当たるTVシリーズ『グレイトエスケープ』が自分にとことん合わなかったので正直警戒していたが、『グレイトエスケープ』では原案にとどまっていた谷口悟朗氏が監督・脚本を手掛けた本作は『グレイトエスケープ』のネジの緩んだ雰囲気から一転したバイオレンスで硝煙香る作風になっており、「逃走」と「復讐」を軸にした脚本は最初から最後まで楽しめた。
「ヤクザvs吸血鬼vs改造人間の三つ巴バトル」という内容を宣伝しておきながらヤクザの存在感が若干薄い点は気になったものの、キャラクターは言葉よりも行動で己の心を示していくヒーローのキサラギ(色々と背負い込んでしまうタイプのヒーロー、あまりにも性癖)、戦いの中でしたたかに成長していくルナルゥなどの主人公サイド、そして「個人の幸福よりも種の存続のための奉仕を美徳とする」という価値観の元にキサラギたちを追う不滅騎士団サイドどちらも魅力的で、そんな彼らが火花と血煙を散らし戦う90分はずっと楽しかった。
『グレイトエスケープ』ではあまりにもだるかったアクションが改善されているのも素晴らしく、キサラギの自在に変化する左腕と、終盤に手に入れる義足を使ったアクションは非常に見応えがあった。特に義足のアクションはデビュー戦の鮮烈さもあって印象に残る。
爆死はもったいない、谷口悟朗節が随所に光るバトルアクション。年明けからいいもん見させてもらいました。