Annictサポーターになると広告を非表示にできます。
普通

人と話しすぎて人を知りたくなったチャットボット…という切り口は令和の今のほうが「ありそう」と身近に思える。時代が追いついたね。
ここに来てようやくミナモが活躍。なんであんな潜水服みたいな装置が必要だったのかはわからんが、生身の人間でもメタルには入れるんだ。「海」モチーフに合わせて潜水服っぽいガジェットを作ったのはわかるけど、説得力がない。いつもつけてるヘッドギアじゃだめなの?「メタルの水圧に拘束されてなおハルのもとにたどり着く」というシーンありきで小道具を作ってないか。
「言葉よりも行動(心)が雄弁に語ることもある」というオチは理解できるものの、そもそもミナモがなんでハルにあんな入れ込むのかがわかんないんだよな。自分を対等な存在として認めてくれたから?まだ約1クールあるし、ミナモが電脳化していない理由も含めて今後語られるのかな。
そして久々に語られた「地球律」。やっぱり「地球の意思」って理解でいいのかな。



普通

こいつら交尾してるんだ!! …なんで?
メタルって人の手で作られたのに「未だ解明できていないオーバーテクノロジー」みたいな扱いなのか。理論の確立から本格運用に至るまで50年経ってるらしいし散逸した初期のデータとかがあるんかな。
コラテラル・ダメージの話をしたかったのはわかるんだけど、いや「メタルが完全に侵食される前にメタルのサーバーを物理的に壊して止めた」って普通に考えて最善手じゃない?市井のメタルに対するイメージダウンを避けたくてマモルを降格させる、って展開にしたかったならその「市井」を描かなきゃでしょう。ハルの言ってた「スリリングなダイブ」の方が気になる。



良くない

「使っていない電脳のリソースを貸すバイト」「幽霊は電脳に消されず残ったキャッシュデータ」「電脳を他人に『貸す』ことの危険性」などアイデアは良かったものの「アイデアは良かった」止まり。約20分かけて「学校に出る幽霊ははただのキャッシュデータでした」という薄い話をやっただけ。ホラーとしても全然面白くない。
そろそろ「なんでミナモは電脳化していないのか」知りたい。電脳化前提の社会で電脳化してないってよっぽどのことだし。
良かったのはヒロインたちの水着だけ。ユキノたんのぽっちゃりボディに大興奮(*゚∀゚)=3



良い

「人間でいる限り『人が主でペットが従』という上下関係が生まれるので、犬と同化して真の友情を築きたい」という愛犬家の切なる願いもわかるし、そこから「たとえ主従関係であっても欲する者(ダップー)がいる、一方的に『『かわいそう』と断ずるのはそれこそ傲慢だよね」という帰結に持っていったのはよかった。
ペットさえ電脳化してる世界、すごいな。でもそれでペットと気持ちがダイレクトに通じるなら人はやるだろうね。そんな電脳化がデファクトスタンダードな世界で、ミナモはなぜ電脳化していないんだろう。
今のところ一番面白い回だったかも。
疑問だったのはメタルの扱い。ハルは「ここは犬のメタル」って言ってたけど、メタルってインターネットや、それこそ海のような開け放たれた世界ではなくて、部屋のように区切られているのか。なんか『ロックマンエグゼ』みたいだ。



普通

「これってひょっとしてラブレターじゃない!?」とかいう電波発言でお口あんぐり。制作者サイドは「天然」と「電波」を間違えてないか?
50年眠っていたらそりゃ悲しい別れもあるわな。ハルさんが平穏だから忘れがちだけど、一回気を失ったら50年経ってて知人が少なからず死んでました、って恐ろしい出来事だよな、と再確認。
あと…物語には関係ないんだけど、ミナモの「図書館の本が好きなの。汚れで過去の利用者のことを想像させるから」発言には同意できない。それって借り物を大事にしてないってことでは?公共の本は気を使って扱え!汚損等もってのほかッ!!(読書家の発狂)



普通

「男性が好意を抱くように私はデザインされています」って発想、今だったらアレな人たちの怒りを買いそう。現代にホロンに類いするロボットがいたら、ユニセックスなデザインか、あるいは意図的に人間らしからぬデザインになりそう。
格闘アクション以外無味無臭。主題歌流してもごまかせないぞ。
矢尾一樹に「もうメーカーもない希少品」って説明されたのにショッピングモールに行くなよ(モール内にこういう希少品を扱う店があったのかもしれんが)。



普通

VHSもインターネットもエロで発展したっていうしね、メタルもそりゃそうなる。
ミナモはまだガキだし、ミナモを守りたいソウタの「ミナモはハルの戻る家。危険を犯す必要はなく、ハルの帰りを待てば良い」という理屈はわかるんだけど、それバディっていうより「トロフィーヒロイン」って言うんじゃねえかな…。
『相棒』で、杉下右京が事件のからくりを解いて亀山くんが肉体労働しつつ被害者の心に寄り添う、と役割分担で戦うように、バディモノに求められる要素って「互いに持てるスキルで助け合うこと」であって、「ハルは死の危険もあるメタルの海に潜って、ミナモは彼の帰る家」って構図は悪い意味で女性のパブリックイメージを守ってしまっているというか。作られた年代を考えると自然ではあるんだが。
ミナモへの印象は今回も変わらず。この女はデモデモダッテが多いんじゃ。



普通

飛行機と潜水艦の両用メカ、かっこいい。
要するに「いのちだいじに」という話。生きて帰ることこそがダイバーの最重要ミッションであり、今のハルにとってはミナモこそが帰る場所…という話なのはわかるが、今回もその結論への持っていき方は雑。ハルはミナモの「安心安全」という言葉だけでころっと考えを変えちゃって物分かりが良すぎだし、ミナモもハルが眠るポッド(?)に縋り付いてただけで、ハルに干渉したように見えない。もっとこう、「手を握る」とかさあ。



良くない

いい尻と太ももじゃあ!
バディものらしいハルとミナモの共同作戦…なんだが、2人が一切連絡を取り合っていない、かつハルがメタルで何をしたか、メタルで何が起こっていたのかがわかりづらいため「協力で事態を解決した」感がまるでない。ハルがなぜあの兄弟が入れなかった防壁を潜れたのかも謎。メタルは海に例えられるような存在だから、ダイバーであったハルには馴染み深く適合できたってこと?
そしてミナモ…ぼくあの娘苦手だわ。元々ああいう「天然能天気ドジ系ヒロイン」が苦手だし、セリフの一個一個からあざとさが透けて見えちゃう。沖佳苗さんの演技も僕には合わない。
地球律は人工島を破壊した一方で、風を吹かせ人間は助けた。「ガイア理論」的な話になるのかな、これ。



良い

鵺とは「東大寺」そのもので、自身の風評を使って人を呼ぶことで己が「価値あるもの」と思いたかったの同時に、やってきたものを弄び、殺して楽しむモノノ怪だった。どうりであいつら褪せてるわけだ。過程はどうあれ(笑)東大寺の香を焚いて鵺が殺してきた被害者を解き放ってあげる薬売り、優しいな。
今回のバトルは骨太。お札で鵺を閉じ込めてから切り付けるの、カッコよかった。これがの発展が今年の「唐傘」なのかなあ。



良い

前後編の前編はいつもながら感想に困る。
香を嗅いだときだけ色彩が戻る演出が印象に残る。あの三人は満たされない何かがあって、それを「東大寺」で埋めようとしているのかな。瑠璃姫との婚姻以上に大切な「東大寺」、何なのやら。
それよりもわからないのがモノノ怪の正体。薬売りも最有力候補の瑠璃姫が死んで困惑してたけど、やっぱあの幼女なのかなあ。



良い

U-NEXTに加入したので「ガキの頃に見てたアニメを改めて評価したい」という理由でなんとなくチョイス。
そう言えばこのアニメに出てくる女性はみんなムチチムチなんだった。当時も川澄綾子女史演じるホロンには熱心なエロガキ…もといファンがいたなあ。大ムチムチ時代の令和なら再評価されそう。
初っ端から専門用語で畳み掛けてくるこの感じ。いかにもゼロ年代アニメ!「年の差バディ」は大好物なんだけど、これもゼロ年代的な「無垢でポジティブなヒロイン」は自分あんま好きじゃないからそこは合わないかな。2クールの間に印象が変わることを祈ろう。
物語に関しては、いまいち「地球律(率?)」の脅威が見えてこないのであまり盛り上がりがないし、メタルを遠ざけていた波留がメタルに飛び込んでミナモを救う展開も王道ではあるがあっさりしていてこちらも薄味。格闘アクションはすごかったし、盛り上がりは2話以降に期待。



全体
普通
映像
普通
キャラクター
普通
ストーリー
良くない
音楽
普通

いつもより筆が乗ったのでnoteにお気持ち長文を書きました。よかったらみんなよんでね。

https://note.com/aellis0609/n/n809bf922eb1b



良い

原作も08年版アニメも見てたけど、流石に10年以上経つと何も覚えてないので新鮮な気分での視聴。
作画は08年版や、コミカライズの小梅けいと版に比べるとプレーン、意地悪な言い方をすると無個性に。黒田和也氏の妖艶なキャラデザも良かったんだけども狼と香辛料にエロは求めてない(そういうのは勝手に二次創作者がやればいい)のでキャラデザに今のところ解釈違いはなし。オープニングは08年版のほうが好きかな。



全体
良い
映像
良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
良い
音楽
普通

1~2話視聴後、原作購入・読破したうえでの感想。

基本的には原作準拠の、意地悪な言い方をすれば「無難」なアニメ化で解釈違いはない。ファイルーズあい女史の菫子さんは見事にハマっているし、その他の配役も自分のイメージ通り。ビジュアルも原作のぬじま氏の画風に寄せており、ちょっと作画が怪しい回もあったもののこの点に関しても不満はない。
原作最大の特徴である、作者のフェチ丸出しのエロティックなアングル・カメラワーク・演出なども地上波の限界に阻まれつつ頑張って再現しており、特にOPのアダルトアニメかと錯覚するほどの菫子さんの脱ぎっぷりや1話の菫子さんの肉体が縮小する様子には原作のエロスを再現しようというスタッフの心意気が見て取れた。

ただ、原作のもう一つの特徴であり、怪異の恐ろしさを表現していた「ゴア」的な表現については、地上波という媒体を採った時点で覚悟はしていた(原作の「猫の王」の強襲とか、地上波じゃ絶対にできない)がかなりナーフされており、この点は残念。

アニオリの結末は、エピソードごとの感想でも述べた通り「猫の王を出す意味がない」「猫の王に狙われている状況で乙ちゃんを無防備なまま外出させる蓮」などツッコミどころもあるものの「蓮が『乙の願いに反応して賽の河原(?)から生まれた』ことを示してからの、あえてこの世に未練を残し菫子さんの願いに反応して復活する」というクライマックスには(余韻に欠けるという問題はあるものの)膝を打った。原作が未完で勝手にオチをつけられない状況下においてかなり最善手に近いと思う結末であった。

総合すると、不満点もあるものの「原作への動線」というアニメ化最大の役割は十二分に果たしたアニメ化。



良くない

ナンパ師なんて碌な奴じゃないし、ナンパの果てに待ってるのは虚無ってナンパ師の大家が言ってたぞ。
かつての強敵に教えを乞い、新たに習得した必殺技でミンギを…倒さないんか〜い!!「戦うことで強敵とわかりあう」展開にしたかったのはわかるけど、「必殺技がオチ◯チンに直撃」「配信でハゲ暴露」とか、最終回にやるギャグじゃないだろ。
レオがぐれたのは、テコンドーの最強を実証すると言いながら扇に敗れ、絶望したからだった。可哀想なのはわかったけどそれはそれとして罪は償いなさいよ(n回目)。
そして「俺たちの喧嘩独学はこれからだ」で〆。「人気が出て二期を作るチャンスが巡ってくることをあてにした『俺たた』エンド」、そろそろやめませんか。



普通

予想通りラスボスはファン・ミンギ。戦いながら志村も喧嘩に魅せられており、闘鶏の動画ではなくレオへ、自分の意思で教えを乞う。
…のはいいんだが、「弱いものいじめを趣味にしてたクズ」がベジータポジションは無理があるだろ。志村の見立てでは全力は出してなかったらしいけど、あの所業は「本当はいいやつなんです!」では相殺できない。罪を償ってもろて。



普通

こんなどっきりユーチューバーが70万人も登録されてるとか、この世界、世も末すぎるだろ。「おへそ三銃士のやらせの証拠を掴んでから行かなくて平気?」って思ってたけど、無用なツッコミだった。流石にその辺はちゃんとしてた。
次回予告の感じだと、おへそ三銃士はさっさとやっつけてあの変態相撲男がラスボスかな?



良くない

今回は箸休めの恋愛&コメディ回…なんだが、クソほどどうでもいい〜〜〜〜!!!
次回の敵は迷惑系ユーチューバー。元格闘技プロのレオから随分と格落ちしてるが、面白くなるのかこれ。



良い

あぁ〜!『ベスト・キッド』と同じ日頃のなにげない練習が実戦で身を結ぶ展開、しゅき〜!!でもレオが首締めくらっても数分で起き上がれて自分の足で去っていくのはちょっと違うかな。視聴者的には今のレオってクズオブクズだし、制裁的なサムシングが欲しかったところ。
それはそれとしてあんな「喧嘩で稼ぐ!」とか言ってる暴力が売りのチャンネルにタイアップ企業がつくわけないだろ。笑えたけども。
今まで影も形もなかったナレーションくん、何者なんだ。



普通

志村自身にプライドはない。だがカネゴンを肉体的にも精神的にも傷つけたことは許さない。友のために強敵と戦う構図は王道だけどかっこいいねえ。
そして秋と闘鶏の繋がりを匂わせ。秋は闘鶏の関係者で、志村の情報を闘鶏に流して的確なアドバイスをさせてるんだろうが、それはなんでだろう。
闘鶏アドバイスは「もっと体を鍛えましょう」「これは試合じゃなくて喧嘩なんだから地の利を得ましょう」。ただ今度の敵はイキった不良とは隔絶した元プロ、そんなことは想定済み。このままだと闘鶏アドバイスがあっても勝てるビジョンが浮かばないけど、次回はどうなるやら。
だから銭湯をトレーニングに使うのをやめろ!!迷惑行為だから!!



普通

絵に描いたようなサイコパスキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!! 「友達をボコって、何もできない奴の絶望を見て愉悦する」ってだいぶイカれてんな。それはそれとして「ゲーセン荒らしの不良」って平成初期感ある。
「赤の他人に言われて、赤の他人と喧嘩するなんて変だろ!」って正論オブ正論なんだが、カネゴンが最初に「このチャンネルのメインコンテンツはケンカだ(※要約)」って言ってたじゃん。意思統一をしっかりしようよ。
そして新たなヒロイン・秋が登場。レオとは逆に「男っぽい言葉遣いで距離の近いヒロイン」という令和のブームを取り入れた性格。時代を取り入れているのかいないのか。
秋は志村が好き、カネゴンは秋に一目惚れ。このアニメの登場人物は恋愛脳しかおらんのか?



普通

「プロテインを買う金なんてない!」とか言ってたけどこれまでの動画で得た約200万円はどこに消えたんすかね。それで真っ当にジムとかでトレーニングすれば良くない?銭湯で水泳ってギャグのつもりかもしれないけど、普通に迷惑行為だからソレ。
ついに成ったハマケンへのリベンジ!結局戦いは体格・意志・技術。2メートルはありそうなハマケンを下すために「カーフキックで足を殺しつつ逃げ回って間合いを取り、キックを警戒させたところで渾身のパンチ」としっかり策を練って…というか闘鶏に授けられた策をきっちり守って挑んだのは、戦いにストラテジーを求めるものとしては楽しめた。
ハマケンという中ボスを下したところで、今後物語はどう進むのかな。



普通

これが伝説の「だがクラスメイトに絡まれ敗北…」かぁ!
クラスカーストの王であるタツヤにも認められてますます勝ちまくりモテまくり…かと思いきや、付け焼き刃の技術で得た栄光が長く続くはずもなく破局が訪れる。前回で「過激なコンテンツはニューチューブのルールで収益化できなくなる時がある」という話をしておいて、結局ハマケンもカネゴンも喧嘩動画を配信しているという構成の雑ぶりには閉口するが、配信のルールを突いて「チ◯ポを出すことでハマケンのチャンネルを停止させる」という裏技には笑いつつ感心した。貧乏な割にVIO脱毛はしっかりしてるんですね(そこまで考えてないと思うよ)。
そして屈辱をバネに再起を図る志村。やっぱバトル漫画には努力だよなあ!



良くない

素人はパンチの際にやたらと拳を振りかぶる。いわゆる「テレフォン・パンチ」ってやつですね。
前半はチンピラからスマホを取り返す様子の配信、後半は夏帆とのデート。夏帆ちゃんと仲良くなれてヨカッタネー(白目)。デート部分は尺が長く取られすぎていてテンポ悪し。「日差しの強い席に座って夏帆を守ってあげていた」で好感度上がるのは流石に童貞の妄想にもほどがないか。僕みたいな童貞にだってそれくらいわかるよ。



普通

おばあちゃんが言っていた。オープニングを粗末にするアニメとまずい飯屋が栄えた試しはない、と。
あんな浴室は日本にはねえよ!!!無理に日本を舞台に翻案するとこういう違和感が出てくるから嫌なんや。
見事ハマケンを没落させ志村は勝ちまくりモテまくり。「ハマケンがあんな奴だなんて思わなかった」じゃねーよ、マ◯ドの店員いきなりナンパするような奴がまともに見えるのかお前らは。志村がハマケンを下した途端にモテだすの、ちょっと気持ち悪いな。
そして登録者数10万人を稼いでビッグになったと思いきや次に待ち構えていたのはカツアゲ。この世界の道徳教育どうなってんだ?



普通

これに限った話じゃないけどさ…韓国・中国原作の、母国が舞台のウェブトゥーンを無理やり日本を舞台に翻案するのやめない?読者はそこが韓国だろうが中国だろうが気にしないよ。
迷惑系youtuberがウン10万単位の登録者を得て、何かにつけて言葉より先に暴力が飛び出る世界。う〜ん、この世界に「倫理」って言葉はないのかな?志村が通ってる学校が底辺校って理由だけじゃ説明つかないぞ。ハマケンのチャンネルなんて、普通に考えたら即通報されてるだろ。
あんまり刺さらなかったけど、少なくとも3話ぐらいまで見て判断しようと思う。



普通

猫の王、出す必要あった…?
やろうと思えばセカンドシーズンできそうな「俺たちの神隠しはこれからだ!」エンド。化野くんが「乙の願いに反応して賽の河原(?)から生まれた」ことを示してからの、あえてこの世に未練を残し菫子の願いに反応して復活した、って持っていき方は、若干余韻に欠けるところはあるもののよかった。ただ、化野くんの体調の問題は解決していないわけで「遠からず別れが訪れるのでは?」と邪推してしまう。



普通

原作の「猫の王」編をベースにしたアニオリ。化野くんと菫子さんが血まみれになりながら逃げるシーンは、菫子さんの見せ場、かつ異常性を示す重要なシーンではあるのだが地上波では絶対できないだろうし、悲しいけど「野良猫が一宿一飯の恩で2人を見逃す」という改変は仕方ないし上手いと思った。
ただ、原作の「よるむん事件解決のすぐ後に猫の王が強襲する」という構成をやめたせいで「配下に探させれば一瞬で化野くんたちの位置がわかるのに手出しをしない猫の王」「猫の王に命を狙われてるのに呑気に乙ちゃんをフリーにしている化野くん」というツッコミどころが発生しているのがいただけない。例のプールで水着回やってる場合じゃないでしょ。
更衣室ののどか、露骨に「ブルーレイでは乳首見える」アピールしてて笑っちゃった。



良い

Vtuber、ファン、配信を「神下ろし」に当てはめるセンスと綺麗にオチたクライマックスと、原作ではグッときたエピソード。基本的には原作まんまでグッド。原作の時点であったクライマックスの駆け足感は欲を言えば解消して欲しかったけど、文句はそれぐらい。
Vtuber沼に片足を突っ込んだ今、原作を読んだ時以上にのどかの気持ちがわかってしまう。メルちゃん。ガンちゃん。あくたん…彼/彼女らが去っていった時の気持ちを思い出して切なくなった。メルちゃんとガンちゃんは突然の別れだっただけに、よるむんの電撃引退に嫌が応にもオーバーラップしてしまう。



Loading...