レインボーライブを見た流れで視聴したが、なんというか、プリズムのきらめきを固めた棍棒でぶん殴られた気分になるとんでもない映画だった…。
ストーリー自体は物語のプロローグとしてよく言えば堅実、悪く言えば地味なのだが、そこに振りかけられたトッピングが何か色々とおかしい。
RLの男子パートを百倍濃縮して還元せずそのままジュースにして飲まされるような体験。
女性向け作品で私が男だから…といった文化の差異を加味してもなお余りある、何かがおかしい演出の数々にすっかり腹筋を持っていかれてしまった。
ただ、いかんせん続編前提の作りなのもあり、キャラを出すだけ出して何一つ回収されていないため、単体で最高評価はしづらい。
RLのようなしっかりとした物語を期待すると肩透かしを食らうだろうが、そこはまあこの尺の映画に求めることではないだろう。
よくできたアニメだった。
比較的長い話数の間にヒューマンドラマがみっちりと詰め込まれていてだれるタイミングがほぼなかったのはかなり完成度が高い。
映像面では、さすがに今から見るとCGの古臭さは否めないものの、動きが非常によく人物の描写がかなり細かくできていた。
キャラクターもそれぞれ個性が強く、ひとりひとりをしっかりと深堀していたので皆が印象に残っている部分もしっかりしていた。
ただ、全体的にキャラクターが悪い意味で極端な部分が気になり、個人的にはどうにも高評価がしづらい。
うまくいっていなかった人間関係が、特定のイベントを経て円満解決するという流れが続くのだが、このイベント前後でキャラクターたちの態度がスイッチを入れ替えたようにマイナスからプラスで極端な変化をしてしまう点がかなり気になってしまった。
子供向けなのでわかりやすさ重視とも思うのだが、マイナス時の描写が無駄に重すぎて製作者の作為を感じてしまう点があまり好ましくなかった。
そして周囲のキャラの人間模様に注力しすぎて肝心のなる関連の描写が不足していた点も気になる。
特にりんねが設定的に重要な位置ににいるため他キャラと絡んでいることが多く、なるとの絡みの印象が薄くなってしまっていたため、ラスト付近はあまり物語にのめり込めなかった。
これ以外でも、基本的に主人公の周辺だけ無風すぎるのもあって、ほかのキャラ達のヒューマンドラマを見るときも一歩引いた位置から見ているような気分になっていた。
そういった意味で、肝心の主人公をうまく扱い切れていなかった印象が強い。
総じて「面白くはあったがのめり込むほどではなかった」という感想。
音楽面があまり印象に残らなかったのも大きかったかもしれない。
1期から連続で視聴したが、まず作画が素晴らしい。1期の時点でCGアニメらしい違和感もなく完璧な出来だと思っていたが、さらにブラッシュアップされて帰ってきた。
それはつまりドロヘドロの世界の描写がさらにパワーアップしたということ。
相変わらず苦手な描写の多いアニメだったが苦も無く見ていられたのは、この作品の舞台にどっぷり浸れたからだろう。
ストーリー面では、まだまだ序盤という雰囲気の強かった1期に比べて加速度的にストーリーが進んでいき驚いた。
半分くらい雰囲気系の作品と思っていたのでここまでストーリーで引きつけてくるのは予想外だった。
そんな重厚なストーリーの一方で、いつもの無駄に軽いノリも忘れず悲壮感をなくしてくれているので、あまり暗い気持ちにならずに楽しむことができるのもとても好き。
ただ、正直状況が複雑過ぎる一方でとてもテンポがいいので情報が未だに整理し切れていない。後でもう1回見る必要があるかもしれない。
とてもいいところで終わったので3期が楽しみだ。
堅実に面白い作品。
私はヒーローショーを見たことがないので題材には馴染みがないし、作画もそれほどいいわけではない。
だが話の構成がうまく最終回を見た時にはちゃんとした満足感を得られた。
作画面でも止め絵がしばしば見られたものの、全体を通して大きく崩れることはなく、バランスが取れていたように思う。
ただ、主役グループにやたらとキャラクターが多いため終盤までなかなかキャラが把握できないのが辛かったように思う。
現実のヒーローショーでどの程度の人数が必要なのかは分からないが、メインの9人をたった12話でそれぞれ印象づけるのはさすがに無理があるように思われた。
そのため、キャラクター重視の作風の割に個々のキャラの印象が残り辛くなってしまい、作品全体の薄味さを助長していたように思う。
もう少し人数を減らして個々を深掘りしていればもっと印象深い作品になったのではないだろうか。
とは言え、全体的に王道ものとして抑えるべきところは抑えられており、安心感のある造りになっている。
隠れた良作といったところだろうか。
面白かった。
面白くはあったのだが、名作と言うには少し足りない印象を受けた。
全体的にライトなノリにもかかわらず、倫理観が無く人の心がない展開やキャラが多いのはこの作品の特色として非常に面白かった。
ただその割にストーリー展開は場当たり的な短編の連続という感じで、ほぼほぼ日常ものに等しい内容。ピークは五話あたりで、目新しさがなくなった頃には続きを見せる牽引力が足りなくなっていたように思える。
通常の日常ものであればそれでほんのりとできるからいいのだが、この作品の場合のんびり見るには刺激が強すぎる。
だが本腰入れて見るほどストーリーそのものに力が入っているわけではない。
総じて中途半端な作品という印象を受けた。
ランキングを上げるという目標を強調するなど、全体を通して核となるストーリー要素が少し強ければまた違った印象を受けたのではないかと思えるだけに、非常に惜しい作品と感じる。
非常に丁寧な作りで好感。
ふわふわとした雰囲気作りが一貫していて素敵。
特に劇伴がとにかく素晴らしい。
見てから知ったがこういう魔法少女シリーズがあるのね。と思ったら最後の作品30年くらい前……知らないわけだ。
1期はあそこまで面白かったのに2期は今一つ面白みを感じられなかった。フリーレン一行が良くも悪くも安定していて目立った成長シーンや変化がなかったからだろうか。
ただただロードムービーという感じがして1期にあったような感動はあまりなかった。レヴォルテまわりの話が尺を取った割に内容が薄かったのが大きな要因に思える。
最後2話は結構良かったので終わり良ければ的な良さはある。
映像や劇伴は相変わらず綺麗。OPは映像はともかく曲は……1期の時からここはパッとしない印象。EDはいいのにね。