リアルタイムで見届けました。今、複雑な想いです。
始まる前から終わっていたかのような、そんな心境です。
まるで才能vs努力で、努力が勝ったような印象ですが、、、綾乃は練習をサボっていましたか?綾乃は努力していないように見えましたか?これまでの綾乃の描かれ方が、綾乃の努力と苦しみを否定されているようでつらかった。
試合後のやりとりも、全部、綾乃からの言葉でしたね。チームメイトに対しても、母親に対しても、エレナに対しても、、、綾乃が悪かったんでしょうか。私には、もう分かりません。
ただ、綾乃がこれまでの苦しみから解放されたというのなら、最後のあの笑顔が、綾乃の心からの笑顔なんだとしたら、それこそが私にとっての安らかな喜びです。
すべてを見通した上で、結ばれるべき二人がきちんと結ばれたのは良かった。
娘凛音が死んだ時に、母凛音がなんであそこまで切那に迫ったのかも納得できた。
ただ、母凛音目線での物語をもう少し見て見たかったかなとも。
あー、つまり、私がISLANDを周回すれば・・・って違うか。。
あのシーンで、「月が綺麗ですね」は婉曲的でホームズらしいよなぁ。
二人とも、過去の恋愛経験を踏まえて、逆にお互いを大事にし過ぎている気もするけれども、だからこそのちょうどいい距離感の探り合いが、ほほえましかったかなぁ。
1回限りの登場のサブキャラが毎話出るよりも、二人のエピソードをもう少し繰り広げて欲しかった感はある。
大野は今までで一番、喜怒哀楽の表情が見られて可愛かった。
春雄への1つ1つの小さいけど確かな反応が、愛らしくてたまらない。
ベッドで同じ向きで寝たり、バイトの見送りで手を振るシーンとか、あげたらキリがないくらいグッときた。
日高は、本当に一途でまっすぐだった。プリクラを見ても身を引かずに、きちんと自分の想いを口にしたのがすごく惹かれた。しかも矢口に答えを委ねるんじゃなくて、ゲームでの勝負で自分が勝って獲得しにいくスタイルとか惚れ惚れするね。
さぁ、春雄、今度は君の番だよ!!
なんだ!?このチームはなんだ、あまりに一方的すぎる。
あまりに一方的な描写でつらい。苦しい!悔しい!!
仲間だと!?ふざけんな!!
勝ってる時は悪者や腫れ物のように接していたくせに、チームメイトも客席の応援も含めて、負け始めてから応援し出すとかふざけんな。
そんなの仲間じゃなくて、ただの同情じゃないのか!?
今の綾乃にとっては試合に勝つことだけが、綾乃にとっての存在証明なんだよ。こんな状態で勝ったって報われないし、虚しいのもわかってんだよ。けれども、それでも彼女はまだ本当の意味での勝ちを獲得できないんだよ。本当に勝ちたい時に勝てなかったから、ずっとずっと苦しみを背負い続けているんだよ。
孤独だったんだよ。他の誰にも理解もされずに否定され続けて、ずっと一人で苦しんできたんだよ。
もう母親はこれ以上喋んな!!泣けてくる。
仲間だから勝っても負けても大丈夫とかそんなんじゃないんだよ。それで救われるのなら、許されるのなら、もっと早くに誰かが綾乃の手を取ってやってくれよ!!
仲間どうこうで綾乃が変わったとして、それで勝っても負けても、それはもう違うんだよ。
羽咲綾乃は羽咲綾乃のままで、突き進んでほしいとただただ願う。
※はるかなレシーブを見た後だからかな?
同じチームの選手同士の決勝戦というシチュエーション。
あっちはしーちゃん含めみんな葛藤があったのでギャップが。。
大野さんがつらそうにしてると、見てるこちらの胸が苦しくなり、
大野さんが涙すると、見てるこちらも涙してしまうようになってしまった。
見つけてくれてありがとう、春雄
だから頼んだ、大野さんを笑顔にしてくれ、春雄!
アリシアの人間不信は分かったが、魔王崇拝への流れは分からなかった。
シェラやレムたちとのそれまでの日常を壊してまで実現したいことなのかな?
シェラとレムのディアブロへの信頼感が育まれていくのが、
毎話、丁寧に描かれていたので、微笑ましかった。
どうやら、まともな登場人物は一人もいないようだ。
なんて生きにくい世界なんだろう。
だからこそ、しおちゃんの存在が、さとちゃんにとって欠けがえのないということが浮き彫りにされていくようだ。
幼馴染のエレナを含め、誰一人として綾乃の理解者がいない状況だったけれども、先生だけが、きちんと努力を見てくれていたというのが、泣きそうだ。
2話の感想にも書いたけど、男コーチの言動は違和感なんだよな。
天才なんかで片付けんな。
綾乃がどんなに悪者風に描かれたとしても、私は断固として綾乃を応援する。
報われてほしい、報われたっていいじゃねぇか。
母親去ってから何年も苦しい心境から、ここまで強くなったんだぞ、泣きそうだ。
この試合の勝敗でどうこうなんてないのかもしんないけど、、、
羽咲綾乃としての、一人称の物語を、きちんと見届けるから。
京都、とか、ホームズ、とかってキーワードに先入観持ちすぎていたけれども、やっぱりこの作品の主題は、謎解きというよりも、誰かの想いをくんであげて、優しい世界に運んでいくことなんだろうなぁ。
だからこそ、一番近い距離にいる二人がお互いの想いをどう交わしていくのか、そこが一番の見所なんだが、、、う〜〜ん、じれったい。
最終セットだけ15点マッチなのか、、知らないままでいたから緊張感が後から湧いてきたw
マッチポイントからのサウンドなしが、より一層真剣さを増してくるから、熱いぜ!
視聴者的には2周目だけれども、実際は何周も繰り返しているんだろうな。1話アバンとかを思い出すと。
玖音は、、、もしかして、、、いやまさか、、な?
刹那の存在証明の旅が始まるのかな。
凛音と出会って、会話して、刹那だと自覚して、ならなおのこと二人は一緒じゃないとな。
というか、玖音は外に出られたんかいな。