重要キャラのベンノさんが登場しました。この人がいなかったらマインはどうなっていたかわからないというほどに、これから色々と世話を焼いてくれます。
ところで、オットーさんの妻への溺愛っぷりがちょっと恐いです(笑)。
ここまでくると定番となる木簡が出てきましたが、まさか薪と間違われて燃やされてしまうとは・・・、可哀想なマイン。
7歳で洗礼式を受けると仕事の見習いになれるようですが、義務教育がないから識字率が上がらないから、本とは無縁の世界になっているということでしょうね。
これってある意味、マインというか本須麗乃にとって一番転生したくなかった世界ですよね。
いろんな意味で前作からの登場人物達の、現在の立ち位置がわかって良かったです。狡噛さんがどういう経緯で外務省行動課に入ったのかがとても気になりますね。
それに常守朱が拘留されるに至った事件とやらが何だったのか、まだまだ謎は多いですね。
サブプライム問題については、書物で内容は知っていましたが、あのようにデフォルメキャラを使って解説されるとわかりやすくて良いですね。付け加えて言うなら、当時、証券会社はサブプライムローンだけではなく、他の金融商品と(他のおかずを詰め合わせた総菜コーナーの弁当みたいに)セットにして販売していたので、おかず単品の鮮度(リスク)がわかりにくい状況だったようです。
う~ん、あれ(マヨネーズ)は完全に賄賂ですよね。
いくら公職選挙法が無い異世界だからといっても、賄賂を使って推し進めていくのは今後のことも考える(いずれ選挙で代表を選出するようになるのに、司たちが使ったマヨネーズがOKなら物や金で票を買うのもOKになってしまう)と、まずかったのではないでしょうか?