「まさお」のツッコみ方、パネェ。カミングアウトの仕方がおかしい、ってレベルじゃねぇ。一瞬、何を言われたのかわからなかった。
前半のぶっ飛んだギャグと、後半のシリアス展開との緩急の付け方も良かった。
ラストは、まさかのミュージカル調。曲のバラエティの多さに、2度びっくり。
毎回30分という短い時間でめっちゃ魅せてくれる作品だなぁ。
巽孝太郎、最高すぎる。メンバーへのふざけた言動(発破をかけ輝?)とは裏腹に、影で支える生き様にグッとくるものがある。
切れてラップをかますところ、そんなドラマが昔あったなぁと、ふと思い出した。
それはさておき、第1回はデスメタルで、2回目はラップ、という変化球に意表をつかれて、物語に引き込まれた。
改めて見てみると、深夜に地元のラッパーに絡まれるところから、前フリだったのだなぁと。
第1回といい、物語の展開を予感させる(でもネタバレではない)丁寧な動線・伏線の引き方がされていて、上手く言えないけれど、作り手の優しさが現れているなと思った。