説明セリフがひどいけど、一周して笑えるので、そこはそういう風に楽しんでいけばいいのかな。
ゲーム的なシステム表示が、実際のゲーム機のそれと違和感ないレベルのアニメーションでちょっと斬新。
期待してなかったし、最近はよくあるジャンルだけに、
主人公のユニークさや、今まのアニメがやってなかった本格的なゲーム的アニメーション演出に、楽しんでいけたらいいなーとは思わせてくれる一話だった。
マコトはやってみなくちゃわかんねーって何回言うんだよ
学習能力なさすぎか
肝心な時にボケっとしてるし 緊張感なさすぎだろ
一々技名言わなきゃ戦えないとか日本のダサい文化引っ張りすぎ
折り返しになり、一気に重くシリアスな空気と展開になってきた今作。
アイガイの報復心から始まり、
過去の何かを思わせ、闇に希望を見出すルーラー。
同様に過去の事件をエレノアに知られ、今後に向けても普段以上に表情や、動きまで鈍くくなりつつあるエクスオン。
そして、リフレクティッドを連れ去ったレイスたちの条件を飲む勢いで、(特に前回分から)一気にリフレクティッドたちの運命に翻弄されながらも、めげずに少しでも早く平和で希望ある未来を選択しようとするエレノア…
その選択は、唯一空気が違う四人のJKたちが、わからない英語でサブタイトルの質問をされた時と重なるように、今の混沌とした状況を、分からないなりに善い選択をしようとする様が描かれていたのかなと思った。
今までの中では、一番地味で動きの少ない話だっただけに、
この一話だけ見ると、物語的にも確かに正直面白かった!とは言いにくい展開だった。
だからこそ、この次から、この話がどんなにふうに生きてくるのか、
やはりどう転んでも期待ばかりが膨らむザ・リフレクションである。
リアルでは生まれにくく、またネットではよくある人間関係の一つ『ネカマやネナベ』であること特有の、コミュニケーションの壁。
特にネトゲでは、自分と同じ性別でプレイして何が楽しい?と考える人も少なくなく、
本来ゲームは主人公・プレイヤーに自分を投影して楽しむことが多かった媒体において、
それはむしろ自分のキャラを、自分から見て好きなキャラに作り上げていく、「キャラクター・メイキング」が、多くのネトゲ開始時に最初に行われるゆえに、起こりやすい楽しみ方なのかもしれない。
そして今作・ネト充は、まさにその関係性やコミュニケーションのおかしさや味わい深さを描いてる作品であり、
今回のオチで、現実から仮想へ来た主要人物たちが、まさかの現実につながっていく“核となる部分”が動き出すのを感じられる回だった。
リアルはリアルで勿論大変だが、
このネットや仮想の世界だからこそ生まれるコミュニケーションの複雑さは、
今後どんなドラマを起こし、カタルシスもしくはフラストレーションになるのか…
あるあるしながらも、やはりワクワクさせてくれる、ネト充である。