作業に忙殺され、テーマ曲の確認ができておらず……。曲に合わせてストーリーの結末を変えてしまう大胆な手段に。
あくまでもシビアに現状を把握し、そのうえで最善を尽くすよう取り計らう金森氏の手腕が最後も光った。
作品を作り上げて、会場では灰のようになっていた浅草氏であったが、戦友を自室に招いて鑑賞会。
見るもの皆に、地下からせりあがる塔を想起させるほどの、アニメーションのクオリティであったが、あくなき向上心は止まらない。
声優オーディションやっていたが、DVD購入者にセリフ入りverも配信してるのだろうか。
芝浜UFO大戦、あくまで劇中劇という制約上、ストーリーより映像とSEで押し切るという感じだったが、芝浜の街のロケハン、SE収録回、背景、etc、文化祭回以後の積み重ねが反映されており、集大成だなあと。
浅草氏と金森氏の出会い、共生関係。同じものでも、見方を変えれば別物に。
今は対立している映像研と学校も、案外うまく着地できる地点が、あるのか……?
顧問がいい味出している。タダで休日深夜勤務させられているのは……。
スケジュール通りに行っている、と思いきや、まさかのトラブルか。
学校を飛び出して活動しようとすると、保身を第一に考える学校側から待ったがかけられる。教育的とは何なのか。
生徒会も一枚岩ではなく、生徒会長と書記との間での温度差も。顧問がずっとスマホいじっているのも味わいがある。
芝浜の街に眠る廃墟、そこから広がる想像の世界。書記はその一端を垣間見たようだが、果たして。
金森氏の商才のバックボーンとなる、幼少期エピソード。モノの良さだけではモノは売れない、シビアな経験が今につながっている。
しかし、アニメーションを作り上げても、アニメ本体での収入だけでは採算が合わないというのは、厳しい……。
芝浜の街、スケールがでかい。
水崎氏、親バレシリアス回になるかと思いきや、作品でわからせるパワープレイ。
前回の作画へのこだわりは、役者である両親にはバッチリ伝わったと。表現者としての存在証明。
仲間。
なんでもありな学校だとつくづく実感。
動きへの鋭い観察眼、水崎氏の幼少期からの積み重ねであることがよくわかる。
風呂回も、水の動きをよく観察して作画の糧にしようとしているようで、見えている世界が違う……。
普通のひとは気づかないかもしれない、わずかな差異。わかってくれるひとに、存在を証明したい。
あとは監督としての指示の出し方に苦悩する浅草氏。ひとに仕事をさせる難しさ。
すっかり女の子が板についてきたまひろ、バレンタインも満喫。チョコゾンビと化した男子たち……。罪作りだ。
やっぱりみはりはお兄ちゃんっ子が抜けないようです。
クレープ食べあい、眼福。
Helloとこんにちはでお別れするの、良さがある。全然会話はかみ合っていないが、気持ちは通じ合っていたようで。短編映画のような……。
そんなアリスと再会し、キラキラな日常がはじまる。
クオリティと納期、壮絶なクリエイターとマネージャーのせめぎあい、その中でなんとかひねり出された短編。
観る者にこれだけのリアリティを感じさせ、生徒会をして予算を出させしめた。御託はいらない、作品で語る。
金森氏、プロジェクトマネージャーとしてのポテンシャルが高い。
絵を1枚1枚描いていってアニメーションが出来上がっていくんだなぁと改めて実感する。クリエイターの熱意の結晶。
アニメーションをテーマとしたアニメ、説得力を持たせるために相当な労力を費やしているだろうことが想像される。
ボロボロの部室や複雑な高校の校舎、空想の世界でのイキイキとした動き、作りこまれている。
また、セリフの掛け合いにも絶妙なテンポ感がある。
回転を平面に落とし込んだとき、たしかに回転角が45度の時点で高さ方向には上方に詰まっている。なるほどなぁとなった。
まひろ、完全にかわいい……。
研究の実験台にされ、いきなりJCになって波乱だらけの年だったと思うが、クリスマスを楽しんでみたり、友達とお正月を過ごしたり、なんだかんだで充実してきている。
テストは余裕かと思いきや、居眠り、暗記科目、思わぬトラップが多い……。まひろちゃんはこうでなくちゃ!って、それはそれで……。
男子たちのほうが話が合う、あんなにいきなり距離詰められたら意識してまうよ。緒山、いいよな……。
みはり⇒兄の想いに気づかされるまひろが良い……。