みんなサラッと過去を浚われたのに何でカランだけ特別枠なん? 人間不信どうこう言ってるけど推しのアイドルと噴水前で話せる時点で勝ち組なのもなんなん? 人生イージーモードに見えると裏切られた過去が霞むから構成に難ありだと思う。
90年代(下手したら80年代)学園恋愛シュミレーションみたいな話。ある意味でとても不気味な作風。
1話よりはマシだけど人間不信を設定的なアドバンテージにしてるのにそれが「信じたい」前提で信じる話ならそれはもう本当にただの普通のファンタジーではなかろうか。誰も信じないまま事を成し遂げるビジネス仲間の方が面白くなった気はする。
たぶん原作のせいなんだろうけど筋肉のとことか本当に面白いと思ってやってるんだろうか? ギャグもシリアスも中途半端で誰に向けて作ってるのか全く分からない。作画も微妙。
たぶん推理がメインなのに推理自体が辻褄合わせのためだけのロジカルなのでミステリーではなくなってて、その上で推理までの道筋寄り道が長いのでお釣りというかお土産が少ないのが作品が抱えてる根本的な問題なんだと思う。事件の始まりまでも長いのに事件解決までも長いのは流石にどうなんだろ。解決にカタルシスが無さ過ぎるのに伝奇的な設定もそんなに面白いとは思えないし。原作は知らないけど鬼頭明里さんや悠木碧さんに卑猥なこと言わせたいだけなんじゃないかって気にさえなって見てて辛い。
現段階ではキャラの掘り下げもないけどそれ以前に世界情勢が分からんので不可能任務と言われても何がどう不可能なのか伝わってこないから緊迫感がなくキャラ萌を楽しむ程度の作品にしか見えない。口では帝国側がどうのとか言ってるがそんな勧善懲悪な戦争なんて存在するのだろうか?