絵はきれい。主人公と友達の顔がかわいい。しかし、開始1分30秒で視聴を挫折しそうになった。世の中馬鹿にしてる連中のバカ騒ぎをずっと見続けるのは辛い。ネットのノリを現実に持ち出されると、本心から人生やり直したいのか、ふざけてるのか本人たちの本気度が分からず、登場人物を応援できない。メンヘラたちの友達探しは納得。登場人物に嫌悪感抱いたまま、ミステリー展開されてもキャラの行く末に興味は持ちにくい。友達が唯一まともだったので、ここ主人公に置いた方がミステリー的には興味が持てたのでは。周囲はおかしくてもいいと思うが、好感抱きにくいこの世界観で、主人公に共感できないのは致命的な気がした。このメンヘラコミュニティでストーリーを展開させるなら、主人公側にツアーに参加する真っ当な理由をつけた方がいいと思った。大事な人が行方不明になって仕方なく探しに行くとか、etc。主人公まで人生やり直したい組に入ると、周囲と一体化しておかしい集団の一員としてしか感じられない。話数が進めば変わってくるんだろうけど、1話時点で視聴者視点のキャラがいないと続きを見る気が起きにくい。バスツアーで素人の出し物を見せられて、村に到着するという話もいまいち興味惹かれない。全員自己紹介する尺はカットして、メインキャラの紹介に当てた方が良かった気がする。
キャンプをしている女子を眺めるアニメ。女子の口数も少なく、一緒にのんびりキャンプしている気分になれて楽しい。キャンプ動画に通じるが、基本は無言で環境音と風景で魅せるのが魅力かも。雄大な山の景色が美しい。キャンプの豆知識(火のつけ方)も知れるのがうれしい。主人公のリップ演技がアニメの作画以上にすんごいオーバーだった。
OPはかっこいい。選ばれし子供たちのきれいな動画集が見れるという点では、個人的には価値が高い。絵は文句なく初代感があっていい。初代のキャラクターで新作シナリオも嬉しい。デジモンアドベンチャーの続編は、どの作品も細田守の焼きまわしを作りたがる傾向があるが、また新たに類似品が出来てしまったかという感想。これはtriパターンの予感……1話見た限りでは、僕らのウォーゲームのテイストを頑張ってマネた作品という感想。無印の魅力は今のところ感じない。新作として進める方向性も不明。初代を踏襲するなら、子供たちの紋章につながる背景とか悩みとか、デジモンとの絆、熱いバトルをうまく書いてくれればワンチャン……評判上がったら続きが見たいかも。OPの熱さを本編にも期待したい
作画がきれいだった。1話時点では、主人公が兄貴の言うことを聞いて行動するのみなので、目標は提示なし。兄貴のリーダシップは素晴らしいが、女子の作戦を邪魔するのはやめろといいたくなった。現時点では面白くなるかは未知数。
作画技術のレベルの高さを見せつけてくる作品。主人公の江戸っ子プリが爽やかでいい。ストーリーも、制服の説明から、転校生主人公のやんちゃまでの流れが楽しい。キャラクターの個性が極端で、オリジナリティが光ってた。後半は、案の定女子のエロ釣り路線になった。
全話通して、成功と困難の繰り返しで面白かった。メインキャラに才能あるのが分かっているので安心して見ていられる。コネで次につないでいく構成は結構好き。デザイナー君のショタ感もかわいかった。主人公の家庭の事情が、障害になる作りは分かりやすい。ヒロインは、脇にいて時々出てくる方がバランスがいい。モデルなので積極性が必要なのはわかるが、前面に出てくるともにょる行動が目に付く。ラストで、自分の方が一歩前に進んでいる発言は一話以来の衝撃だった。芸術系あるあるかもしれないが、服のデザインの良し悪しはさっぱり分からなかった。モデルのデザインが1位になった理由もいまいち不明。運に恵まれていて、何やってもそこそこ成功できる人ってたまにいるのでそういう人物なのかもしれないとは思った。
まさかの狸オチ。前作タマアニメへのリスペクトが感じられる丁寧な作りだった。商業的には、キャラソン販促アニメという印象。犬猫も擬人化のデザインもかわいかった。しんみり切ない系が作風に良くあってたので、そちらに寄せれば今作の独自性がもっと出たかも。OPの演出から、タマとポチの友情話中心を期待していたが、ほとんど関係なかった。残念。各話で話が独立していて、登場人物に変化や積み重ねがなく、物語を引っ張る力は弱い。1話ごとに全てがリセットされるので、全話まとめて見るのは正直キツい。30分の11話構成なので、中心で引っ張ってくれる軸は欲しかったという感想。日常話が好き&お気に入りキャラがいるなら、ぼーっと眺めて楽しめる作品だと思った。
女子2人が動画配信サイトを始める話。普通の女の子でも、世界中で人気のアイドルになれるコンセプトがいい。アイテムもキラキラして可愛くてよかった。歌とダンスも明るくて楽しくてキュート。動画配信サイトの仕組みがワクワクした。
殺人犯の無意識の世界を分析して、現実世界の捜査を進める設定が面白い。謎がどんどん明らかになっていく構成が興味深い。主人公がいる無意識の空間(小)から現実世界(大)に説明を進める形なので、前半は、この概念的な話はなんじゃこりゃ状態だった。まず視聴者に意味不明な世界観を提示する方法は、フリゲでよくある鬱ゲーの世界系っぽい雰囲気を感じた。目が覚めた男の第一声が、自分は誰だとか、安っぽい台詞で構成されているのも、理由の一つと思う。意味不明さを乗り越えれば面白くなるから、とにかく視聴しろという意気込みを感じる。ただ、この意味不さに脱落する視聴者も多そう。しかも1話見ただけじゃすっきりできない2話構成にするあたり、シナリオに自信が相当あるのでは。連続殺人事件の題材は興味を惹かれる。現場に残された残留思念を解析しているのかと思いきやリアルタイムでつながっているようなので、システムの仕組みが気になった。
オンラインゲームの世界観は楽しい。なかなか単調なストーリーだった。ゲーム開始→初期設定→クエスト発生→クエストクリアの流れを手順良く進めているのみで盛り上がりに欠ける。整然とした講義を聞いてる気分だった。多少説明を省いてもいいので、構成を見直すだけでも雰囲気変わるのでは。エンブリオの生まれる条件が気になった。歩数かダメージかプレイ時間という所だろうか。レベル250でも苦戦するモンスターを、レベル0の主人公が軽々撃破できてしまうと、ゲームバランスが崩壊するのでは。主人公が、エンブリオの少女の生意気なセリフを始終スルーしているのも気になった。ツッコミしてあげて。イベントありきで、キャラを乗せたストーリーという印象。退屈な説明を直列に並べているのみなので、もうちょっと視聴者の興味を引ける構成があるように感じた。
サクセスストーリーは見てて楽しいので好き。モデルもデザイナー業界も華やかで憧れる。絵がきれいだった。デザイナー君は家族思いで堅実なところが良い。気になるのが、ダブル主人公のヒロイン。パリコレモデルになりたい目標がはっきりしてるのはいいんだが、他の事務所のオーディションに入る気ないのに冷やかしで参加する、素人の服だから着てると恥ずかしいとか、色々もにょる行動が多い子だなあという感想。結局ヒロインは、パリコレ出たいとギャーギャー叫ぶだけで、肝心の服を魅せる仕事ってこと理解してない。服の方を主人公に合わせてきてるという……ヒロインが大事な所を理解してないままじゃ、事務所で採用しなおしても結局ダメな事の繰り返しになるんじゃ。装備品が「布の服」から「鉄の鎧」に変わったのでオーディション合格しましたというノリ。必要なのはそれじゃない気がする。1話でやるべきは、デザイナーと出会ってヒロインの意識改革をすることだったのでは……演出も綺麗でテンポもいいと思うが、いかんせんヒロインの行動に引っ掛かりどころが多くて話に集中できないところがもったいない。