作画が美しい。美しいが故に、すべて動きが丁寧すぎて、テンポが悪くなっているところがもったいない。最初のドラゴンと悪魔と空飛ぶ騎兵の戦闘シーンは緻密すぎて、何が起きてるのかもはやよく分からなかった。アクションシーン盛り込みで説明ターンがほとんどないので、せわしない構成という印象。もうちょっと休憩シーンを挟んでくれた方が落ち着いて見れる気はした。
宝石交換はロマンチックですき。最後に会うとき宝石を返す約束も夢が広がる。話の途中で、宝石商がぶち切れ→携帯破壊してぶん投げ→だれかわからないキャラ(従兄)の英語の呼びかけの流れが、シュールで何度見ても笑ってしまう。
動画がヌルヌルで、バトルシーンも綺麗。シリアスな雰囲気が良かった。と思いきや、ギャグパートで一変。キャラクターも個性的なところが魅力。文学に詳しかったらもっと面白いのかも。
お母さんヒロインはすき。ただ、母のエロ釣りには、若干抵抗感があった。お母さんが若々しくて普通のヒロインと変わりばえしないので、もう少し熟女感が欲しかった。おかんをいじめるクソガキ主人公は滅せよという感想。母親相手だと、主人公の甘えが出るので、見せ方が難しいとは思った。現時点だと主人公の目標がないので、物語を引っ張る力は弱い。早めに大目標が欲しいところ。
絵は美しい。この世ならざる妖怪が登場するのが魅力だろうか。……ジャンルは、ギャグ??推理ものではない??出だしで少女がイケメンに一目ぼれするのはお約束として、イケメンと恋人の別れ話に全く興味をひかれなくて困った。主人公でもないイケメンの恋愛話に長々と尺取る必要ないのでは。さっさと切り上げてメインの話に入った方が良かったと思う。しかも別れた理由が、河童とか言い出して完全に( ゚д゚)状態に。え、カッパ??後半も、神様の少女が話の中心で進むかと思いきや、いきなりイケメンが俺の肉は毒だとか言い始めたので、このアニメは一体何をしたいのかがちょっとよく分からないというのが感想だった。現時点脇のイケメンが仮にも神様ポジの少女の能力披露前に、しゃしゃり出てくると違和感。視聴者の裏をかこうとしすぎて、突拍子ない話を突っ込みすぎではというのが個人的な印象。
戦闘シミュレーションゲームは楽しい。姫様の衣装がいかがわしいのが気になりすぎた……前だけ隠せばいいってもんじゃ(略)姫様が戦略に長けてる系のストーリーだったら面白くなりそうな気がした。ただ政治面で隣国に対するぬるい対応や仕事放り出す平和ボケの行動を見てると、国のトップがこれで大丈夫かと心配になる。国の政務をサボっておいて、両親の銅像の前で頑張るからと涙をためるのは、今それ言うのか……ともやもやした気持ちになった。メリットが見えないので、この王女トップなら王政いらないという意見はうなづける。このアイドル王族は人心をまとめるには有効そうな国だと思ったが、政治に直接絡む場合は、無能トップは国を滅ぼしかねないなあと不安になった。
マイペースな男性はいいキャラと思った。ただ、戦争もののはずが、どのキャラものんびりしすぎで緊迫感にかけるという印象。優先順位がつけられてない問題は、キャラ単体でなく作品全体に言えるのでは……主人公の頭巾がこの作品のすべてを語っている気がする。主人公の頭巾が兵士のわりにかわいくて派手で、このキャラは銃の標的になりたいんだろうかというのが1話を通しての感想。真面目に戦場に出る気があるんだろうか。主人公が帝国軍の侵攻に遭遇しておいて、男性とのんびり妹に会いに行くのも、優先順位ミスってるのでは。目前まで敵が迫っているなら、一刻も早く仲間に知らせるべきでしょう。
可愛い男子がキャッキャしてるのは魅力かもしれない……しかし、なんだこれは……まともな人が書いたハチャメチャギャグという印象。とりあえず、心の声が反響しすぎなんだが、音声加工失敗してるんじゃなかろうか……。中二病を並べて、主人公に突っ込ませたいアニメ、のような気はするが……この手のアニメだと、中二ネタのバリエーションに主人公がうまく突っ込んで笑いを誘うように作るのが基本型だろうか。ただこのアニメでいうと、主人公のくぐもった突っ込みも大して面白みがなく、単発ネタのみで、ぼけから発展できるストーリーも見当たらないので、盛り上がりに欠けるのが残念……主人公が一番成績が悪くて、中二病を見た目で侮るなというテーマはよかった
さすがジャンプ。話の進行が超スムーズ。努力家の秀才主人公はよい。ヒロイン二人とも天才扱いされてはいるが、基本的に考えることを一切しないので、結局勉強できない学生なんだろうなという印象。それぞれ得意な分野に進んでも天文学も心理学もできるとは思ったが、高校生では分からない世界なのかも。その辺は先生が教えてあげてもいいとは思った。
一人ぼっち、コミュ障の特徴をよくとらえた作品と思った。相手の存在に配慮できないが故のコミュ障とは思うが、その通りに行動されると、主人公を応援しづらいという感想。子供の名前に「ひとりぼっち」とつけてしまうあたりで、作品から配慮しない雰囲気は感じる。クラスメイトのことを考えずクラス廃止の張り紙を張ったり、クールなクラスメイト女子の話も聞かずに自分の都合の良い話をしたがったりと、さすがに相手を見てなさすぎではと感じるところが多々あった。主人公の気持ちもよく分かるけど、主人公なら相手を思いやる気持ちが欲しかった。傘を渡したのも、優しさというより、相手に気に入られたいパシリ行動の延長に見えた。現実にいたら、この主人公依存体質で、メンヘラ気質っぽいので、近寄りがたい気がする。クールなクラスメイト女子がいい人過ぎたところが救いではあるが。
イギリス編。今回は、進行がつつがなくて安心して見れた。いとこが主人公に「どこまでの関係ですか?」とぶっこんできたのはかなり笑った。この台詞、人に言うのは楽しそうである。光で色が変わる石はロマンがあって好き。タイトルがいい。
ヒロイン天使は違いない。ウエディングドレス姿かわいい。アクアマリン綺麗。乙女向けでノーマルとBLを混ぜあわせると奇妙な後味になりがちだが、今回は寸前という雰囲気だった。主人公と宝石商が、なぜかお互いに好きとか言い始めるカウンターパンチを横から打ち込んできたせいだと思われる。
主人公の色合いが黒でまとまっててカッコいい。特殊能力者たち達の全貌が分からず興味を惹かれる。能力に対して対価を払う設定は面白い。刑事ものサスペンスの雰囲気。主人公が、女性のピンチの度に現れるのは、都合よすぎて笑うがそういう作戦というのは理解できる。
羽織が華やかでいい。話の進行がさらさら進むので引っ掛かりなく見れる。先生が、亡くなった同級生の遺品(ジャージ)を自分の教え子に渡す展開が怖すぎる。このシーンが一番ホラーだった。
擬人化アニメ。猫たちのぶらぶらした日常と、ちょっとしたいい話。お母さんを探したり、自分の心にしかない温かい場所を探したり。いったいどういう気持ちで見ればいいのかよく分からないが、ほのぼのとした猫たちの生活に癒される。キャラクターも立ってて楽しい。主人公と犬の友達コンビがすき。
絵と演出が個性的できれい。色使いも素敵。かわいいイケメン花子君が、願いを2つ叶えるEDはすき。主人公が、トイレの花子さんの願いをかなえる能力を利用して、先輩と両想いになろうとする話。主人公が、だれでもいいから両想いになりたかったり、すべて他人任せだったり、呪いのアイテムを勝手に使ったりで、あまりに自己中。失敗するさまは自業自得感がありあり。恋愛ものにしても、もはや本人がスタート地点にすら立ってないので、あと一押しで願いが叶うレベルまで努力させておいた方が、視聴者も主人公を応援しやすいのではないかとは思った。主人公があまりにダメダメなので男性向けの見せ方かと思ったら、花子さんとのセットだと演出的に乙女向けだろうか。ホラーなのか、バトルなのか、ギャグなのか、乙女ものなのか。要素はいろいろあるが、作品の見どころがわかりづらい。1話で、作品の売りをはっきりさせて欲しかった。