期待していたほどのことはなかった、というのが率直な感想。
言ってしまえば「銀魂」のオマージュなのだが、それ故に比べてしまうともっとギャグかアクションに振り切っていてほしかった。
腹抱えて笑うほどのギャグか、見入るほどのシリアス展開があることに期待して次クールを待つ。
「監督:斉藤健吾」に惹かれて見始めたが、期待を超えてくる面白さで満足感に包まれた。
これまで見てきたスポーツ題材の作品だと「その競技を極めるぞ」って感じの作品が多かったが、この作品は「楽しさ」にフォーカスしていて少しベクトルが違う。
主人公が楽しみながら少しずつうまくなっていく様を描いているのが、等身大のストーリーって感じで見ていて心地よかった。
何か新しい趣味でも探そうかなという気にさせてくれるいいアニメ。
続きも見たいが、この制作陣での別のオリジナル作品もぜひ見たい。
安心と信頼のクオリティに感謝しかない。
今期は自分の科学の師匠が敵ということで、これまでの敵とは違って逆に技術で後れを取るという展開が新鮮だった。
そんな中で、持ち合わせているマンパワーだったり復活液のレシピだったり、なんなら敵の残した飛行機だったりを最大限活用して活路を見出していくのは今までのドクターストーンらしさが詰まっていた。
千空は命の危機に直面してなんとか命つないだばかりだし、スタンリーの脅威はいまだ去っていないわけだが、この先どうやってホワイマンの件も片付けて完結に向かうのかが全く読めない。
早く7月になって続きを見せてほしい。
最初は画風が好みではないから途中で切るかもしれないと思っていたが、見れば見るほど先が気になる作りで面白かった。
1兆ドル稼ぐという途方もないような大きな目標があり、そこに至るための道筋でトンデモ展開をやらかしていくっていう構造が全体を通して一貫しており、
題材のもつとっつきにくさみたいなものがうまく緩和されていると感じた。
アニメはこれで終わるのかな?みたいな展開だったけど、まだまだ道半ばで掘り下げられそうな気がするので、原作だったりドラマ版にも手を出すことを検討している。