絵本みたいな優しいタッチで描かれた博愛、隣人愛を説く物語
人世に迷い込んだ魔法使いはたくさんの人の幸せを願って魔法を人世に拡散させたが、人々はそれを自分の願いのために消費し、それはやがて呪いとなり災厄を引き起こした
「自分のためのわがままな願いは呪いになる」、その言葉通りの結末だった
だけど、人が元来持つ魔力を、自分ではなく誰かを願った思いを集めてヨヨがその災厄を打ち払うことができた
そうして手に戻した日常は人の誰かを思う気持ちによって支えられているのだと実感することができた
魔の世では魂が死んでも肉体さえ残っていれば蘇生できるけれど、人世では魂が失われれすなわち死という現実に打ちのめされる場面が印象的だった
エプロン姿の鉄平かわいい
えうあがただの視聴者目線でバカ笑いしてるの本当に好き
えうあが言うように沙都子は同情に浸ることが目的と化していて、梨花への恨みは...?にならなくもない
ライブ音響上映で
こころんのステップがカッコよくてかわいかった
RoseliaのFIRE BIRD、BRAVE JEWELアツすぎる
ポピパのキズナミュージック♪はね...もう涙腺に来てしまう....
RASもチラッと登場してたのはサプライズだったわね、歌いこそしなかったけど
警察vs自衛隊という展開は非常に魅惑的なものがある、ロマンとでも言うべきか
「もう一度この国は戦後からやり直すことになる」という内戦の様相漂う日本への米軍の介入が迫った場面での台詞も然り
巧妙に踊らされた結果として対立構造に置かれた警察と自衛隊の姿や、現状を把握できていない上層の現場との剥離、そして柘植の言う蜃気楼の如し幻の街だったりと、本質的な部分を省いて回る社会の中で何の為に自分は生きるのか...みたいなものを言いたかったのかなぁ
戦争が何かの手段のためではなく、それ自体が目的というところが特にそう思わせる
MiG亡命事件とかPKOの問題を実際のものとして体感してない、あるいはその時の社会の空気感を知らないお子様には分かり得ないものがあったような気もする
まさにそういう自分こそが、虚構の平和の中でそれを実際のものと信じて生きる人々の一人のようにも思える
輝きたい!ヒロインになりたい!と思う普通の女の子が金髪よさこい少女と出会い、仲間を集めて5人でよさこいを踊っていくお話
青春キラめき物語に、出会いと別れの物語に近いものが上乗せされたお話だった、とても良い
思春期特有の家族や友だちについて葛藤や悩みを乗り越えてだんだんと結束していく姿は瑞々しく輝いていた
そして、最後のよさこいステージへ向けてのエピソードで待ち受ける別離という困難はとっても寂しくて惜しいものだったけど、よさこいを通して形作られた友情の別離を乗り越えていく様はすっごくキラめいていて涙がえんえんと流れっぱなしだった
特に1話と12話の夜の情景の中で舞い散る夜桜、あるいその夜桜の如くよさこいを舞う5人の姿はとても幻想的な雰囲気を纏っていた
号泣、こういう年頃で家族と友だちを天秤にかけなきゃいけない時って本当にどうしたらいいんだろう
唐突に訪れる別れ...だけどハナがいなくてもみんなで作り上げてきたよさこいを踊ることを約束する、だってこの思い出がこのよさこいに詰まっているから
良くも悪くも旧OVAの延長線って感じ
後藤隊長の人の動かし方、誘導のやり方には感服ものだった、すごい
そして、最後の香貫花を載せた暴走した零式はエヴァンゲリオン零号機と弐号機を思わせるようなとこがあったり
バビロンプロジェクトに始まり、E.HOBAだったり、方舟と呼ばれるバベルの塔の如し海上プラントに、その最上に位置するサブコントロールの中の鳥たちと旧約聖書から引っ張ってきた要素の使い方が良い
なかなか決まらなかったポーキーが時間差で体力を削っていたのはスポーツあるあるの王道から外れたテクニックを感じる
コート上には2人のペアしかいないから、守っているだけじゃダメで自分のできる中で精一杯の攻めを貫けた方が勝つのかなって